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令和2年度以降入学者 | 考古学特講4 | ||||
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令和元年度以前入学者 | 考古学特講4 | ||||
教員名 | 濱田晋介 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 史学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業の形態 | オンデマンド型授業で行うが、状況の変化によって対面授業となる場合もある。 BlackBoard ID : 20211289 |
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授業概要 | 明治期からはじまった弥生文化の研究を紹介し、これまでの考古学の研究法と戦後の弥生文化研究がどのように進められてきたのか、具体的な事例を用いて解説していく。 |
授業のねらい・到達目標 | 弥生文化の研究の歴史を紹介し、弥生文化の概要を理解することができる。考古資料による弥生時代の社会・政治・文化に関する分析方法を理解することができる。弥生文化を説明することができる。 この科目は文理学部(学士(文学))のDP及びCPの2、3に対応しています。 ・世界諸国の歴史、経済、文化、政治などの背景を理解し、国際社会が直面している問題を人文学の視点から説明することができる。(Aー2ー3) ・物事を既存の知識にとらわれることなく、人文学的根拠に基づいて論理的・批判的に考察し、説明することができる。(Aー3ー3) |
授業の方法 | 授業の形式:【講義】 授業はZoomを利用する。Zoomや各回プリントのURL、連絡事項などはBlackboard(以下Bb)の“連絡事項”欄に掲示するので、初回講義開始までにBbのコース登録をすること。各自Bbを利用できる環境を整えるとともに、課題研究(主に文字によるレポート)を行えるように、パソコンやキーボード入力のタブレット端末を用意しておくのが望ましい(スマートフォンだと長文作成は困難)。また、プリントを印刷または動画と一緒に見られるように準備しておくこと。 各回のプリントにそって授業を進めていくが、適宜、発掘資料の写真・図面を用いて講義する。 授業の理解度を確認するため、2回授業内テストを行なう。 本授業の事前・事後学習は,各2時間の学習を目安とする。 |
授業計画 | |
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1 |
後学期授業の内容について、プリントの読み方や意図することについて解説していく。
【事前学習】プリント「1.本書を読むにあたって」を事前に読んでこれからの授業の進め方を理解しておくこと (2時間) 【事後学習】今回の授業のノートをもとに、参考書の重要箇所を押さえ、内容を深めておくこと (2時間) |
2 |
戦後の弥生時代の枠組み— 弥生時代の再定義 —について、現在の弥生文化の理解を具体的な事例を紹介し、解説していく。
【事前学習】「16.戦後の弥生時代の枠組み」を事前に読んでこれからの授業の進め方を理解しておくこと (2時間) 【事後学習】今回の授業のノートをもとに、参考書の重要箇所を押さえ、内容を深めておくこと (2時間) |
3 |
戦後の弥生民族論争について、弥生文化の担い手をどのように理解してきたのか、を解説していく。
【事前学習】プリント「17.戦後の弥生民族論争」を読んで授業内容の予習をしておくこと (2時間) 【事後学習】今回の授業のノートをもとに、参考書の重要箇所を押さえ、内容を深めておくこと (2時間) |
4 |
戦後の弥生文化東漸論について、弥生文化の波及どのように理解してきたかを、解説していく。
【事前学習】プリント「18.戦後の東漸論とその変化」を読んで授業内容の予習をしておくこと (2時間) 【事後学習】今回の授業のノートをもとに、参考書の重要箇所を押さえ、内容を深めておくこと (2時間) |
5 |
戦後の研究方法 — 唯物史観とプロセス考古学—を具体的な事例である唯物史観などを紹介し、解説していく。
【事前学習】プリント「20.戦後の研究方法」を読んで授業内容の予習をしておくこと (2時間) 【事後学習】今回の授業のノートをもとに、参考書の重要箇所を押さえ、内容を深めておくこと (2時間) |
6 |
金属器の在り方 — 青銅器鉄器の出現とその役割 — について、弥生文化における金属器の在り方を、具体的な事例を紹介し、解説していく。
【事前学習】プリント「21.金属器の在り方」を読んで授業内容の予習をしておくこと (2時間) 【事後学習】今回の授業のノートをもとに、参考書の重要箇所を押さえ、内容を深めておくこと (2時間) |
7 |
階級社会の形成 —考古資料と理論 — について、弥生文化と階級の形成過程を主題に、具体的な事例を紹介し、解説していく。
【事前学習】プリントを読んで授プリント「22.階級社会の形成」を読んで授業内容の予習をしておくこと (2時間) 【事後学習】今回の授業のノートをもとに、参考書の重要箇所を押さえ、内容を深めておくこと (2時間) |
8 |
農業社会の実像 —レプリカ・セム法と植物の特性 —について、弥生文化の農業を知る方法を紹介し、現在理解している弥生文化の農業について解説する。
【事前学習】プリント「23.農業社会の実像」を読んで授業内容の予習をしておくこと (2時間) 【事後学習】今回の授業のノートをもとに、参考書の重要箇所を押さえ、内容を深めておくこと (2時間) |
9 |
高地性集落論 —高地性集落と遺構・遺物 —生活拠点としても集落の理解がどのように積み上げられてきたのか、具体的な事例を紹介し、解説していく。
【事前学習】プリント「24.高地性集落論」を読んで授業内容の予習をしておくこと (2時間) 【事後学習】今回の授業のノートをもとに、参考書の重要箇所を押さえ、内容を深めておくこと (2時間) |
10 |
争乱の時代 — 実証と地域性 — 弥生文化における戦争が、何を根拠に想定されてきたのか、を解説する。
【事前学習】プリント「25.争乱の時代」を読んで授業内容の予習をしておくこと (2時間) 【事後学習】今回の授業のノートをもとに、参考書の重要箇所を押さえ、内容を深めておくこと (2時間) |
11 |
大規模集落と小規模集落 — 虚像と実像 — 弥生文化に見られる二つの集落景観について、解説する。
【事前学習】プリント「26.大規模集落と小規模集落」を読んで授業内容の予習をしておくこと (2時間) 【事後学習】今回の授業のノートをもとに、参考書の重要箇所を押さえ、内容を深めておくこと (2時間) |
12 |
墓制論 —弥生墳墓から古墳の発生 —古墳の発生原理について、弥生文化の墓からどのように考察されてきたのかを解説する。
【事前学習】プリント「27.墓制論」を読んで授業内容の予習をしておくこと (2時間) 【事後学習】今回の授業のノートをもとに、参考書の重要箇所を押さえ、内容を深めておくこと (2時間) |
13 |
考古資料の年代決定論について、その適用と問題点について解説する。
【事前学習】プリント「29.年代決定論」を読んで授業内容の予習をしておくこと (2時間) 【事後学習】今回の授業のノートをもとに、参考書の重要箇所を押さえ、内容を深めておくこと (2時間) |
14 |
考古資料の自然化学分析の応用 について、その適用と問題点について解説する。
【事前学習】プリント「30.自然化学分析の応用」を読んで授業内容の予習をしておくこと (3時間) 【事後学習】今回の授業をもとに、理解の不足している部分を振り返り、整理しておくこと (1時間) |
15 |
これまでの授業のまとめと解説を行い、これからの弥生文化研究の方向性を解説する。
【事前学習】プリント16から30までを熟読しておくことと (1時間) 【事後学習】今回の授業をもとに、参考書の重要箇所を押さえ、内容を深めておくこと (3時間) |
その他 | |
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教科書 | 使用しない |
参考書 | 使用しない |
成績評価の方法及び基準 | 授業内テスト(100%) 全ての動画を視聴することを前提として、授業内テスト2回で成績を評価する。 第1回目から第 7回目までに1回実施する(50%)。 第8回目から第15回目までに1回実施する(50%)。 |
オフィスアワー | Bbのメールにて行う。 |