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日本考古学概説2

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令和2年度以降入学者 日本考古学概説2
令和元年度以前入学者 日本考古学概説2
教員名 濱田晋介
単位数    2 学年    1 開講区分 文理学部
科目群 史学科
学期 後期 履修区分 選択必修
授業の形態 オンデマンド授業(動画による授業配信・学習資料配信:13回)+課題研究(2回)

BlackBoard ID : 20211259
授業概要 考古学は過去の人びとが製作し、使用したものを材料に、その当時の人びとの社会・文化・交流・集団組織など解明していく学問である。そのため文献の有無にかかわらず、モノ資料が存在すれば成立する学問であり、発掘調査によって研究材料を得るとことに特徴がある。こうした特徴を持つ日本考古学研究のこれまでの成果の概要を、古墳時代から江戸時代までを対象に紹介する。また、国内の発掘調査の経験をもとに、時代ごとの遺跡の特色も解説していく。
授業のねらい・到達目標 日本における考古学の方法とその研究理論を学ぶことによって、古墳時代、奈良・平安時代、中世・近世の考古学研究が、これまでどのように研究されてきたか。これらの遺跡から何が導き出されてきたのか。遺跡の発掘調査から、各時代の社会をどのように推測してきたのかについて、調査の具体的な事例を通して、概要を理解することができる。
この科目は文理学部(学士(文学))のDP及びCPの1、2に対応しています。
・学修から得られた豊かな知識と教養に基づいて、人文学・考古学の役割を解説することができる(A−1−1)
・現代社会における人文学・考古学の役割を説明することができる(Aー2ー1)
授業の方法 授業の形式:【講義】
授業はBlackboard(以下Bb)を利用する。初回講義開始までにBbのコース登録をすること。受講者への連絡はBbの“連絡事項”欄に掲示するので随時確認すること。Bbあるいは指定するURLには各回ごとに使用するプリントと動画があげられている。プリントは事前にダウンロードして印刷しておくこと。このプリントと動画をもとに、説明を加えプリントにない部分をノートに書き取っていく授業形態をとる。質問に対してはBbのメール機能を利用し応答していく。各自Bbを利用できる環境を整えるとともに、課題研究(主に文字によるレポート)を行えるように、パソコンやキーボード入力のタブレット端末を用意しておくのが望ましい(スマートフォンだと長文作成は困難)。本授業の事前・事後学習は,各2時間の学習を目安とする。
授業計画
1 ガイダンス(授業のテーマや到達目標及び授業の方法について説明する)
【事前学習】第1回目のプリントを事前に読んで、内容を把握するとともに、考古学について調べておくこと。 (2時間)
【事後学習】授業で利用したプリントとノートを整理し、今回の授業を要約しておくこと。 (2時間)
2 古墳時代以降の考古学研究方法 (古墳時代以降に増加する文献・紀年銘・絵画などを援用することで、年代や使用法が把握できることを理解する)
【事前学習】第2回目のプリントを事前に読んで、内容を把握し、関連する事項について調べておくこと。 (2時間)
【事後学習】授業で利用したプリントとノートを整理し、今回の授業を要約しておくこと。 (2時間)
3 古墳時代像(古墳時代の研究の歴史と、そこから得られた古墳時代像について理解する)
【事前学習】第3回目のプリントを事前に読んで、内容を把握し、関連する事項について調べておくこと。 (2時間)
【事後学習】授業で利用したプリントとノートを整理し、今回の授業を要約しておくこと。 (2時間)
4 古墳時代の集落(古墳時代の生活を物語る集落について、その特徴と時期的な変化を理解する)
【事前学習】第4回目のプリントを事前に読んで、内容を把握し、関連する事項について調べておくこと。 (2時間)
【事後学習】授業で利用したプリントとノートを整理し、今回の授業を要約しておくこと。 (2時間)
5 古墳時代前期の墓と出土遺物(古墳時代前期における古墳と出土品の特徴を理解する)
【事前学習】第5回目のプリントを事前に読んで、内容を把握し、関連する事項について調べておくこと。 (2時間)
【事後学習】授業で利用したプリントとノートを整理し、今回の授業を要約しておくこと。 (2時間)
6 古墳時代中期の墓と出土遺物(古墳時代中期における古墳と出土品の特徴を理解する)
【事前学習】第6回目のプリントを事前に読んで、内容を把握し、関連する事項について調べておくこと。 (2時間)
【事後学習】授業で利用したプリントとノートを整理し、今回の授業を要約しておくこと。 (2時間)
7 古墳時代後期の墓と出土遺物(古墳時代後期における古墳と出土品の特徴を理解する)
【事前学習】第7回目のプリントを事前に読んで、内容を把握し、関連する事項について調べておくこと。 (2時間)
【事後学習】授業で利用したプリントとノートを整理し、今回の授業を要約しておくこと。 (2時間)
8 古墳時代終末期の墓と出土遺物(古墳時代終末期における古墳と出土品の特徴を理解する)
【事前学習】第8回目のプリントを事前に読んで、内容を把握し、関連する事項について調べておくこと。 (2時間)
【事後学習】授業で利用したプリントとノートを整理し、今回の授業を要約しておくこと。 (2時間)
9 古墳時代の遺物 (古墳の代表的な出土品である埴輪について、その出現と変化、意味について理解する)
【事前学習】第9回目のプリントを事前に読んで、内容を把握し、関連する事項について調べておくこと。 (2時間)
【事後学習】授業で利用したプリントとノートを整理し、今回の授業を要約しておくこと。 (2時間)
10 古墳時代の遺物(古墳の代表的な出土品である武器・武具について、その出現と意味について理解する)
【事前学習】第10回目のプリントを事前に読んで、内容を把握し、関連する事項について調べておくこと。 (2時間)
【事後学習】授業で利用したプリントとノートを整理し、今回の授業を要約しておくこと。 (2時間)
11 理解度の確認と解説(古墳時代に関する内容を振り返り、古墳時代の内容や特性を理解する。課題を提出する)(課題研究)
【事前学習】第2回目〜第10回目のプリントを事前に読んで、内容を把握し、関連する事項について調べておくこと。 (1時間)
【事後学習】提示された課題を提出する。 (3時間)
12 奈良・平安時代の考古学(奈良時代と平安時代の遺跡の出土品によって、どのような研究成果があるのかを理解する)
【事前学習】第12回目のプリントを事前に読んで、内容を把握し、関連する事項について調べておくこと。 (2時間)
【事後学習】授業で利用したプリントとノートを整理し、今回の授業を要約しておくこと。 (2時間)
13 中世の考古学(武士の政権となる鎌倉時代〜戦国時代までの遺跡の出土品によって、どのような研究成果があるのかを理解する)
【事前学習】第13回目のプリントを事前に読んで、内容を把握し、関連する事項について調べておくこと。 (2時間)
【事後学習】授業で利用したプリントとノートを整理し、今回の授業を要約しておくこと。 (2時間)
14 近世の考古学(幕藩体制となる時期の遺跡の出土品によって、どのような研究成果があるのかを理解する)
【事前学習】第14回目のプリントを事前に読んで、内容を把握し、関連する事項について調べておくこと。 (2時間)
【事後学習】授業で利用したプリントとノートを整理し、今回の授業を要約しておくこと。 (2時間)
15 理解度の確認と解説(第11回目〜第13回目までの内容を振り返り、それぞれの時代の内容や特性を理解する。課題を提出する)(課題研究)
【事前学習】第1〜13回目のプリントを事前に読んで、内容を把握し、関連する事項について調べて課題を提出すること。 (1時間)
【事後学習】提示された課題を提出する。 (3時間)
その他
教科書 なし
参考書 なし
成績評価の方法及び基準 授業内テスト(100%)
全ての回の動画を視聴することを前提として、授業内テスト(課題)2回で成績を評価する。
第11回目(50%)・第15回目(50%)。
オフィスアワー BlackBoardを通じての質問に回答する。
備考 日本考古学概説1を履修していることが望ましい

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