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教理学1

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令和2年度以降入学者 教理学1
令和元年度以前入学者 教理学1
教員名 合田秀行
単位数    2 学年 2~4 開講区分 文理学部
科目群 哲学科
学期 前期 履修区分 選択必修
授業の形態 オンデマンド型授業(録画授業配信、スライド資料配信)

BlackboardコースID: 火曜3限→20211229
授業概要 仏教の歴史・思想の全体像を俯瞰しつつ、仏教の基本的な教理を講義する。
授業のねらい・到達目標 ・仏教の開祖であるゴータマ・シッダッタ(釈迦牟尼仏)の生涯について、原始仏典に描かれた実像により近いとされる知識を習得できる。
・インドを発祥の地として、アジア各地に伝播した仏教の歴史を地域ごとに学び、それぞれの特徴と現代の実情を理解できる。
・インド仏教において説かれた主な思想を理解する。それらを踏まえて、大きく分裂した上座部仏教と大乗仏教の相異点を考察できる。
・日本仏教史を通観し、日本における仏教がどのように受容され、展開していったかの知識を身につける。
この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP1,2,4及びカリキュラムポリシーCP1,2,4に対応しています。
・真・善・美・聖の探究から得られた知識と教養に基づいて、人間と社会の倫理的な課題を理解し、説明することができる(A-1-3)。
・思想・芸術・宗教の観点から、世界の現状をその歴史的背景とともに理解することができる(A-2-3)。
・文献や資料の読解・解釈を通じて、あるいは、現代の思想的状況を注意深く考察することによって、哲学的問題を発見することができる(A-4-3)。
授業の方法 Blackboardを通じてオンデマンド型で行う。指定教科書を軸にしつつ、1回分の講義につき20~30分程度の動画教材を3回分配信します。配信教材は、講義予定日の朝までには、アップロードします。Blackboardを用いて、質問などを受け付けて回答します。また、小テストを4回程度実施します。教材視聴状況の確認は、検討中です。
授業計画
1 ガイダンス(授業のテーマや到達目標及び授業方法について説明する)
仏教の誕生 ブッダの生涯(1)「誕生前のインド」~「青年期」(A-1-3)
【事前学習】シラバスを読んで、講義の概要を理解しておくこと。教科書pp.12~21を読み、その概要と疑問点を確認しておくこと。 (1時間)
【事後学習】講義の内容を踏まえて、ブッダの生涯に関するポイントを整理する。 (3時間)
2 仏教の誕生 ブッダの生涯(2)「悟りのとき」~「老年期1」(A-1-3)
【事前学習】教科書pp.22~27を読み、疑問点を確認しておくこと。 (2時間)
【事後学習】講義の内容を踏まえて、ブッダの生涯に関するポイントを整理する。 (2時間)
3 仏教の誕生 ブッダの生涯(3)「老年期2」~「葬儀」(A-1-3)
小テスト実施
【事前学習】教科書pp.28~34を読み、疑問点を確認しておくこと。 (2時間)
【事後学習】講義の内容を踏まえて、ブッダの生涯に関するポイントを整理する。小テストの解答を作成する。 (2時間)
4 仏教の伝播 インド仏教(1)「第1結集」~「根本分裂」(A-1-3)
【事前学習】教科書pp.36~41を読み、疑問点を確認しておくこと。 (2時間)
【事後学習】講義の内容を踏まえて、仏教の伝播に関するポイントを整理する。 (2時間)
5 仏教の伝播 インド仏教(2)「大乗仏教の成立」~「大乗経典の成立」(A-1-3)
【事前学習】教科書pp.42~47を読み、その概要と疑問点を確認しておくこと。 (2時間)
【事後学習】講義の内容を踏まえて、仏教の伝播に関するポイントを整理する。 (2時間)
6 仏教の伝播 インド仏教(2)「般若思想の発生」~「インド仏教の衰退」(A-1-3)
【事前学習】教科書pp.48~55を読み、その概要と疑問点を確認しておくこと。 (2時間)
【事後学習】講義の内容を踏まえて、仏教の伝播に関するポイントを整理する。 (2時間)
7 仏教の伝播 チベット仏教・北伝仏教・中国仏教(1)「初期の中国仏教」(A-1-3)
【事前学習】教科書pp.56~61ページを読み、その概要と疑問点を確認しておくこと。 (2時間)
【事後学習】講義の内容を踏まえて、仏教の伝播に関するポイントを整理する。 (2時間)
8 仏教の伝播 中国仏教(2)「天台思想」~「禅の誕生」(A-1-3)
【事前学習】教科書pp.62~67を読み、その概要と疑問点を確認しておくこと。 (2時間)
【事後学習】講義の内容を踏まえて、仏教の伝播に関するポイントを整理する。 (2時間)
9 仏教の伝播 南伝仏教「上座部仏教が伝播」~「東南アジアへの伝播」(A-1-3)
小テスト実施
【事前学習】教科書pp.68~71を読み直し、自分なりの考察を試みる。 (2時間)
【事後学習】講義の内容を踏まえて、仏教の思想に関するポイントを整理する。小テストの解答を作成すること。 (2時間)
10 仏教の説く教え(1)「涅槃寂静」~「諸法無我」(A-1-3)
【事前学習】教科書pp.74~83を読み、その概要と疑問点を確認しておく。 (2時間)
【事後学習】講義の内容を踏まえて、仏教の思想に関するポイントを整理する。 (2時間)
11 仏教の説く教え(2)「四諦」~「三学」(A-1-3)
【事前学習】教科書pp.84~89を読み、その概要と疑問点を確認しておく。 (2時間)
【事後学習】講義の内容を踏まえて、仏教の思想に関するポイントを整理する。   (2時間)
12 仏教の説く教え(3)「四無量心」~「六波羅蜜」(A-1-3)
小テスト実施
【事前学習】教科書pp.90~96を読み、その概要と疑問点を確認しておくこと。 (2時間)
【事後学習】講義の内容を踏まえて、仏教の思想に関するポイントを整理する。小テストの解答を作成すること。 (2時間)
13 日本の仏教(1) 古代「飛鳥時代」から「平安時代」(A-1-3))
【事前学習】教科書pp.98~107を読み、その概要と疑問点を確認しておくこと。 (2時間)
【事後学習】講義の内容を踏まえて、日本仏教史のポイントを整理する。 (2時間)
14 日本の仏教(2)中世 「鎌倉時代」から「戦国~安土桃山時代」(A-1-3))
【事前学習】教科書pp.108~113を読み、その概要と疑問点を確認しておくこと。また、仏教の説く教えに関する小テストの準備的な学習をしておくこと。 (2時間)
【事後学習】講義の内容を踏まえて、日本仏教史のポイントを整理する。 (2時間)
15 日本の仏教(3)近世・現代 「江戸時代」から「第2次世界大戦後」(A-1-3)
小テスト実施
【事前学習】教科書pp.114~122を読み、その概要と疑問点を確認しておくこと。 (2時間)
【事後学習】講義の内容を踏まえて、日本仏教史のポイントを整理する。小テストの解答を作成すること。 (2時間)
その他
教科書 保坂俊司監修 『史上最強 図説 仏教入門』 ナツメ社 2015年 第5版
参考書 講義中に、適時紹介します。
成績評価の方法及び基準 レポート:学期末提出(60%)、授業参画度:4回程度の小テスト(40%)
レポートは学期末に講義内容を十分に踏まえたテーマで作成してもらいます(2000字程度)。レポートの作成を通して、「問題発見・解決力(A-4-3)」を評価します。授業参画度としては授業内容を踏まえた4回程度の小テストを実施して、「世界の現状を理解し,説明する力(A-2-3)」を確認します。いずれも締め切り日までにBlackboardで提出してもらいます。
オフィスアワー 質問は授業用の指定メールアドレスで受け付けます。

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