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| 令和2年度以降入学者 | 倫理学特殊講義8 | ||||
|---|---|---|---|---|---|
| 令和元年度以前入学者 | 倫理学特殊講義8 | ||||
| 教員名 | 永井均 | ||||
| 単位数 | 2 | 学年 | 2~4 | 開講区分 | 文理学部 |
| 科目群 | 哲学科 | ||||
| 学期 | 後期 | 履修区分 | 選択必修 | ||
| 授業の形態 | zoomによる講義または対面講義(15回) BlackboardID:20211228 |
|---|---|
| 授業概要 | 杉本俊介『なぜ道徳的であるべきか: Why be moral? 問題の再検討』(勁草書房)をテキストとして、そこで論じられている、なぜ道徳的であるべきか: Why be moral? という問題を検討していく。 |
| 授業のねらい・到達目標 | なぜ道徳的であるべきか: Why be moral? という問題、すなわち、なぜ悪いことをしてはいけないのか、なぜ善いことをすべきなのか、といった倫理学の根本問題についての理解を深め、かつ、そういう問題を考える際の考察方法、議論の仕方を学ぶ。 この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP1,2,4及びカリキュラムポリシーCP1,2,4に対応する。 ・真・善・美・聖の探究から得られた豊かな知識と教養に基づいて,自己の倫理観をもって,人間と社会の倫理的な課題に向き合うことができる(A-1-3)。 ・思想・芸術・宗教の観点から,世界の現状をその歴史的背景とともに理解し,説明することができる(A-2-3)。 ・文献や資料の読解・解釈を通じて,あるいは,現代の思想的状況を注意深く考察することによって,哲学的問題を発見し,解決策を考えることができる(A-4-3)。 |
| 授業の方法 | テキストを読みながら、関連する問題について、講義していく。臨機応変に質疑応答をはさんでいく。 |
| 履修条件 | 前学期の倫理学特殊講義7を履修していること。 |
| 授業計画 | |
|---|---|
| 1 |
テキストの第7章:人生の意味
【事前学習】テキストの当該箇所を自分で読んで自分なりの問題意識を持つこと (2時間) 【事後学習】テキストの内容と講義の内容を擦り合せて自分でもさらに考えてみること (2時間) |
| 2 |
テキストの第8章:他者の利益
【事前学習】テキストの当該箇所を自分で読んで自分なりの問題意識を持つこと (2時間) 【事後学習】テキストの内容と講義の内容を擦り合せて自分でもさらに考えてみること (2時間) |
| 3 |
テキストの第8章:ネーゲルの利他主義
【事前学習】テキストの当該箇所を自分で読んで自分なりの問題意識を持つこと (2時間) 【事後学習】テキストの内容と講義の内容を擦り合せて自分でもさらに考えてみること (2時間) |
| 4 |
テキストの第9章;コースガードの「規範性の源泉」
【事前学習】テキストの当該箇所を自分で読んで自分なりの問題意識を持つこと (2時間) 【事後学習】テキストの内容と講義の内容を擦り合せて自分でもさらに考えてみること (2時間) |
| 5 |
テキストの第9章:ダーウォルの「人称の立場」
【事前学習】テキストの当該箇所を自分で読んで自分なりの問題意識を持つこと (2時間) 【事後学習】テキストの内容と講義の内容を擦り合せて自分でもさらに考えてみること (2時間) |
| 6 |
テキストの第10章:実践理性の一側面として
【事前学習】テキストの当該箇所を自分で読んで自分なりの問題意識を持つこと (2時間) 【事後学習】テキストの内容と講義の内容を擦り合せて自分でもさらに考えてみること (2時間) |
| 7 |
テキストの第10章:フットの見解
【事前学習】テキストの当該箇所を自分で読んで自分なりの問題意識を持つこと (2時間) 【事後学習】テキストの内容と講義の内容を擦り合せて自分でもさらに考えてみること (2時間) |
| 8 |
テキストの第11章:実践理性と利己主義の問題
【事前学習】テキストの当該箇所を自分で読んで自分なりの問題意識を持つこと (2時間) 【事後学習】テキストの内容と講義の内容を擦り合せて自分でもさらに考えてみること (2時間) |
| 9 |
テキストの第11章:コップの懐疑論
【事前学習】テキストの当該箇所を自分で読んで自分なりの問題意識を持つこと (2時間) 【事後学習】テキストの内容と講義の内容を擦り合せて自分でもさらに考えてみること (2時間) |
| 10 |
テキストの第12章:第三の原理としての実践理性
【事前学習】テキストの当該箇所を自分で読んで自分なりの問題意識を持つこと (2時間) 【事後学習】テキストの内容と講義の内容を擦り合せて自分でもさらに考えてみること (2時間) |
| 11 |
テキストの第12章:実践理性の二元性の問題
【事前学習】テキストの当該箇所を自分で読んで自分なりの問題意識を持つこと (2時間) 【事後学習】テキストの内容と講義の内容を擦り合せて自分でもさらに考えてみること (2時間) |
| 12 |
結論:著者の見解の検討
【事前学習】テキストの当該箇所を自分で読んで自分なりの問題意識を持つこと (2時間) 【事後学習】テキストの内容と講義の内容を擦り合せて自分でもさらに考えてみること (2時間) |
| 13 |
補論:日本における議論(1)
【事前学習】テキストの当該箇所を自分で読んで自分なりの問題意識を持つこと (2時間) 【事後学習】テキストの内容と講義の内容を擦り合せて自分でもさらに考えてみること (2時間) |
| 14 |
補論:日本における議論(2)
【事前学習】テキストの当該箇所を自分で読んで自分なりの問題意識を持つこと (2時間) 【事後学習】テキストの内容と講義の内容を擦り合せて自分でもさらに考えてみること (2時間) |
| 15 |
全体のまとめ(A-1-3,A-2-3,A-4-3)
【事前学習】全体を読み返して自分自身の問題を持つこと (4時間) |
| その他 | |
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| 教科書 | 杉本 俊介 『なぜ道徳的であるべきか: Why be moral? 問題の再検討』 勁草書房 2021年 第1版 |
| 参考書 | 永井均 『倫理とは何か (ちくま学芸文庫)』 筑摩書房 2017年 |
| 成績評価の方法及び基準 | レポート:60(60%)、授業参画度:40(40%) 本授業の達成目標である「A-1-3」、「A-2-3」、「A-4-3」のいずれも、授業での学修を積み重ねた結果、本授業の最後に達成される。そして、その評価は、レポートによって行われる。 |
| オフィスアワー | 金曜13時~ |