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宗教学基礎講読2

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令和2年度以降入学者 宗教学基礎講読2
令和元年度以前入学者 宗教学基礎講読2
教員名 合田秀行
単位数    1 学年 1・2 開講区分 文理学部
科目群 哲学科
学期 後期 履修区分 選択必修
授業の形態 オンデマンド型授業(録画授業配信・資料配信)

BlackboardコースID: 火曜4限→20211168
授業概要 日本仏教を代表する真言宗の開祖・空海の生涯と思想を読み解き、日本仏教理解に向けての入門的な講義を行う。
授業のねらい・到達目標 ・日本仏教に関わる基本的な文献の講読を通して、宗教的な文献に見られる特徴を理解する。
・日本仏教を代表する空海の生涯と思想に関する理解を深め、名言集・『三教指帰』・『秘蔵宝鑰』などの著作の講読を通して、日本における仏教の受容を読み解くことができる。
この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP4,5,6,7,8及びカリキュラムポリシーCP4,5,6,7,8に対応しています。
・文献や資料の読解・解釈を通じて、哲学の代表的な問題を理解し、説明することができる(A-4-1)。
・人間の生き方や現代社会のあり方を問い直す意欲を持つことができる(A-5-1)。
・他人の意見が自分の意見とは異なっていても,それを尊重しながら聞く姿勢を示すことができる(A-6-1)。
・学修活動において、より良い成果を上げるために、お互いを尊重しながら協働することができる(A-7-1)。
・自分の学修経験の振り返りを継続的に行うことができる。(A-8-1)
授業の方法 Blackboardを通じてオンデマンド型で行う。配布プリントを軸にしつつ、1回分の講義につき20~30分程度の動画教材を3回分配信します。配信教材は、講義予定日の朝までの間には、アップロードします。また、配布プリント(PDF形式)については、早めにBlackboard上で公開します。質問や問い合わせもBlackboardで設定してあるメールで受け付けて回答します。出欠の確認も含めて、数回の小テストを実施し、授業参画度の評価にます。
授業計画
1 ガイダンス(授業のテーマや到達目標及び授業方法について説明する)
空海の生涯と著作に関する概説
【事前学習】シラバスを読んで、講義の概要を理解しておくこと。 (1時間)
【事後学習】講義の内容を踏まえて、空海の概説に関するポイントを整理しておくこと。 (1時間)
2 空海の生涯(1)誕生から入唐までの軌跡
【事前学習】プリント①の該当部分を読んで、疑問点を確認しておくこと。 (1時間)
【事後学習】講義の内容を踏まえて、空海の生涯に関するポイントを整理しておくこと。 (1時間)
3 空海の生涯(2)恵果との出会いから真言宗開創まで
【事前学習】プリント①の該当部分を読んで、疑問点を確認しておくこと。 (1時間)
【事後学習】講義の内容を踏まえて、空海の生涯に関するポイントを整理しておくこと。 (1時間)
4 空海の生涯(2)真言宗開創以後から入定まで 
小テスト実施
【事前学習】プリント①の該当部分を読んで、疑問点を確認しておくこと。 (1時間)
【事後学習】講義の内容を踏まえて、空海の生涯に関するポイントを整理しておくこと。小テストの解答を作成する。 (1時間)
5 空海の著作を読む(1)名言集・思想編『秘密曼荼羅十住心論』他(A-4-1)
【事前学習】プリント②の該当部分を読んで、疑問点を確認しておくこと。 (1時間)
【事後学習】講義の内容を踏まえて、空海の名言に関するポイントを整理しておくこと。 (1時間)
6 空海の著作を読む(2)名言集・思想編『即身成仏義』他(A-4-1)
【事前学習】プリント②の該当部分を読んで、疑問点を確認しておくこと。 (1時間)
【事後学習】講義の内容を踏まえて、空海の名言に関するポイントを整理しておくこと。 (1時間)
7 空海の著作を読む(3)名言集・文学編『性霊集』他(A-4-1)
小テスト実施
【事前学習】プリント②の該当部分を読んで、疑問点を確認しておくこと。 (1時間)
【事後学習】講義の内容を踏まえて、空海の名言に関するポイントを整理しておくこと。小テストの解答を作成する。 (1時間)
8 空海の著作を読む(4)『三教指帰』下巻(仮名乞児の立場)(A-4-1)
【事前学習】プリント③の該当部分を読んで、疑問点を確認しておくこと。 (1時間)
【事後学習】講義の内容を踏まえて、空海のテキストに関するポイントを整理しておくこと。 (1時間)
9 空海の著作を読む(5)『三教指帰』下巻(観無常の賦・前半)(A-4-1)
【事前学習】プリント③の該当部分を読んで、疑問点を確認しておくこと。 (1時間)
【事後学習】講義の内容を踏まえて、空海のテキストに関するポイントを整理しておくこと。 (1時間)
10 空海の著作を読む(6)『三教指帰』(観無常の賦・後半)下巻(A-4-1)
小テスト実施
【事前学習】プリント③の該当部分を読んで、疑問点を確認しておくこと。 (1時間)
【事後学習】講義の内容を踏まえて、空海のテキストに関するポイントを整理しておくこと。小テストの解答を作成する。 (1時間)
11 空海の著作を読む(7)『秘蔵宝鑰』巻の上(序・十住心大綱)
【事前学習】プリント④の該当部分を読んで、疑問点を確認しておくこと。 (1時間)
【事後学習】講義の内容を踏まえて、空海のテキストに関するポイントを整理しておくこと。 (1時間)
12 空海の著作を読む(8)『秘蔵宝鑰』巻の下(第六他縁大乗心)
【事前学習】プリント④の該当部分を読んで、疑問点を確認しておくこと。 (1時間)
【事後学習】講義の内容を踏まえて、空海のテキストに関するポイントを整理しておくこと。 (1時間)
13 空海の著作を読む(9)『秘蔵宝鑰』巻の下(第十秘密荘厳心・頌による総括)
【事前学習】プリント④の該当部分を読んで、疑問点を確認しておくこと。 (1時間)
【事後学習】講義の内容を踏まえて、空海のテキストに関するポイントを整理しておくこと。 (1時間)
14 空海の著作を読む(10)『秘蔵宝鑰』巻の下(第十秘密荘厳心・両部経典の精髄)
【事前学習】プリント④の該当部分を読んで、疑問点を確認しておくこと。 (1時間)
【事後学習】講義の内容を踏まえて、空海のテキストに関するポイントを整理しておくこと。また、空海の生涯と思想に関する小テストの準備をすること。 (1時間)
15 空海の著作を読む(11)『秘蔵宝鑰』巻の下(第十秘密荘厳心・問答による総括) 
小テスト実施 総括
【事前学習】プリント④の該当部分を読んで、疑問点を確認しておくこと。 (1時間)
【事後学習】講義の内容を踏まえて、空海のテキストに関するポイントを整理しておくこと。小テストの解答を作成する。 (1時間)
その他
教科書 教員が配布するプリントを使用する。
参考書 講義中に随時、紹介します。
成績評価の方法及び基準 レポート:学期末提出(60%)、4回程度の小テスト(40%)
レポートは学期末に講義内容を十分に踏まえたテーマで作成してもらいます(2000字程度)。レポートの作成を通して、「問題発見・解決力(A-4-3)」を評価します。授業参画度としては授業内容を踏まえた4回程度の小テストを実施して、「世界の現状を理解し,説明する力(A-2-3)」を確認します。いずれも締め切り日までにBlackboardで提出してもらいます。
オフィスアワー 講義終了時

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