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博物館実習2(学内)

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令和元年度以前入学者 博物館実習2(学内)
教員名 勝木言一郎
単位数    1 学年    3 開講区分 文理学部
科目群 コース科目
学期 後期 履修区分 必修
授業の形態 課題研究と対面授業を併用。
Blackboard ID:20213633
授業概要 かつて東京文化財研究所で文化財の研究や保存、情報発信などに携わり、現在、東京国立博物館で日本東洋美術史・東西文化交流史担当の学芸員として勤務する教員が、文化財の展示と保存、活用など、学芸員にとって必要な知識と技術を指導する。
この授業科目における事前・事後学習は合わせて1時間を目安とする。
授業のねらい・到達目標 博物館実習1の学びを踏まえて,博物館に関する発展的な資料の取扱い,展示,教育普及事業等の基本的な技能習得をねらいとした実務実習を行う。この授業では特に美術系・歴史系資料について取り扱う。美術系・歴史系博物館の収蔵品の多くは絵画・彫刻・工芸・考古資料・歴史資料などの有形文化財からなっている。そのため有形文化財の取り扱いは、美術系・歴史系博物館の学芸員にとって重要なスキルの一つであるといえる。そこでこの授業科目では有形文化財の撮影に関する知識や技術を習得しながら、有形文化財の取り扱いを確認するとともに、それらの展示と保存、活用の実務へつなげていく。
授業の方法 有形文化財各種の撮影を通じて、モノを対象とした調査や研究の方法を学ぶ。授業は対面形式か課題研究形式かにかかわらず、毎回、資料とスライドショーをBlackbordにアップロードする。毎回のスライドショーには実習の内容を説明するほか、動画を視聴して取り組むべき課題が記載してある。履修生は各自が予め資料とスライドショーをダウンロードし、実習に備えること。対面授業に出席できない場合、少なくとも課題には取り組み、提出すること。
*履修者は初回講義開始までにBlackboardのコース登録をすること。また受講者への連絡もBlackboardの「連絡事項」欄に掲示する場合があるので、随時確認すること。
履修条件 「博物館実習1」の単位を取得している者。
授業計画
1 ガイダンス 授業のテーマや計画の説明
【事前学習】シラバスを確認し,授業全体の流れを理解する (0.5時間)
【事後学習】授業で配付した資料の確認 (0.5時間)
2 有形文化財の撮影と調査 カメラや露出計の使い方、ライティング
【事前学習】カメラや露出計の使い方、ライティングなどについて文献やメディアで検索し,ノートにまとめる (0.5時間)
【事後学習】授業で配付した資料の確認 (0.5時間)
3 有形文化財の撮影と調査 絵画の撮影
【事前学習】軸装・屏風・襖・衝立・額装の撮影や取り扱いについて文献やメディアで検索し,ノートにまとめる (0.5時間)
【事後学習】授業で配付した資料の確認 (0.5時間)
4 有形文化財の撮影と調査 書跡の撮影
【事前学習】巻子・折本・冊子の取り扱いの撮影や取り扱いについて文献やメディアで検索し,ノートにまとめる (0.5時間)
【事後学習】講義で配付した資料の確認 (0.5時間)
5 有形文化財の撮影と調査 彫刻の撮影
【事前学習】彫刻の撮影や取り扱いについて文献やメディアで検索し,ノートにまとめる (0.5時間)
【事後学習】講義で配付した資料の確認 (0.5時間)
6 有形文化財の撮影と調査 金工品、刀剣の撮影
【事前学習】金工品、刀剣の撮影や取り扱いについて文献やメディアで検索し,ノートにまとめる (0.5時間)
【事後学習】講義で配付した資料の確認 (0.5時間)
7 有形文化財の撮影と調査 漆工品の撮影
【事前学習】漆工品の撮影や取り扱いについて文献やメディアで検索し,ノートにまとめる (0.5時間)
【事後学習】講義で配付した資料の確認 (0.5時間)
8 有形文化財の撮影と調査 陶磁器の撮影
【事前学習】陶磁器の撮影や取り扱いについて文献やメディアで検索し,ノートにまとめる (0.5時間)
【事後学習】講義で配付した資料の確認 (0.5時間)
9 有形文化財の撮影と調査 考古資料の撮影
【事前学習】考古資料の取り扱いについて文献やメディアで検索し,ノートにまとめる (0.5時間)
【事後学習】講義で配付した資料の確認 (0.5時間)
10 有形文化財の撮影と調査 歴史資料の撮影
【事前学習】歴史資料の撮影や取り扱いについて文献やメディアで検索し,ノートにまとめる (0.5時間)
【事後学習】講義で配付した資料の確認 (0.5時間)
11 有形文化財の保存に向けた調査 保存環境
【事前学習】有形文化財の保存環境について文献やメディアで検索し,ノートにまとめる (0.5時間)
【事後学習】講義で配付した資料の確認 (0.5時間)
12 有形文化財の保存に向けた調査 分析や修理
【事前学習】有形文化財の分析や修理について文献やメディアで検索し,ノートにまとめる (0.5時間)
【事後学習】講義で配付した資料の確認 (0.5時間)
13 有形文化財情報の発信とアーカイブ 研究情報のデータベース
【事前学習】有形文化財に関する情報のデータベースについて文献やメディアで検索し,ノートにまとめる (0.5時間)
【事後学習】講義で配付した資料の確認 (0.5時間)
14 有形文化財情報の発信とアーカイブ 情報発信
【事前学習】有形文化財に関する情報の発信について文献やメディアで検索し,ノートにまとめる (0.5時間)
【事後学習】講義で配付した資料の確認 (0.5時間)
15 まとめ
【事前学習】有形文化財の撮影、保存、情報発信とアーカイブについて文献やメディアで検索し,ノートにまとめる (0.5時間)
【事後学習】講義で配付した資料の確認 (0.5時間)
その他
教科書 なし
参考書 なし
成績評価の方法及び基準 授業参画度:ワークシートで評価する。(100%)
実習という授業の性格上、毎回の資料取扱いに対する姿勢等で授業参画度を評価します。ワークシートを配布するので、授業が対面形式か課題研究形式かにかかわらず、各自、毎回の課題をワークシートに記入し、前期の授業が終了した後に提出すること。
オフィスアワー 対面形式の授業時は金曜午前9時00分から10時40分までの間、博物館学芸員課程研究室で、それ以外の場合はメールで、それぞれ質疑応答に対応する。
備考 適宜、美術館・博物館の展覧会図録を見て、美術工芸品各種の撮影方法を確認しておく。

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