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令和元年度以前入学者 | 博物館実習2(学内) | ||||
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教員名 | 清田馨 | ||||
単位数 | 1 | 学年 | 3 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | コース科目 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 必修 |
授業の形態 | オンデマンド型授業 BlackboardのコースID:20213632 |
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授業概要 | 大学総合研究博物館(ユニバーシティ・ミュージアム)でキュレーターの経験を持つ教員が、その実務経験を活かして講義と実習の指導を行う。 |
授業のねらい・到達目標 | 博物館における学術標本資料の管理・保全、標本データベースの構築・発信、および、研究・教育・広報などの業務の基本的な内容を理解する。さらに、これらの業務のうち、資料の管理・保全、教育・広報について基礎的な技能を身につけることが目標である。具体的な学術標本として鉱物科学の資料を扱い、鉱物科学の基礎知識を学び、実習を通じて理解を深める。鉱物を例に標本展示の方法を考えることで、学芸員として必要な知識、企画の能力などを養う。 |
授業の方法 | 授業の形式:【講義,実習】 オンデマンド型の授業で、講義動画、資料配布、課題の送受信はBlackboardを用いる。 初回授業開始までにBlackboardのコース登録をすること。 講義は10分程度の動画を3〜4本程度視聴してもらう。事前に配布資料を読んでおく場合がある。事後はかならず授業内容をまとめておく。さらに、講義内容を踏まえ、授業翌週の水曜日23:00までに、ショートレポート(授業内容に関連した課題を100字程度でまとめる)やレポートを提出、あるいは小テストを受験する場合がある。自然科学系博物館(第2回)および、ユニバーシティ・ミュージアム(第6回)を、各自で見学しレポートを作成してもらう。また、鉱物などを用いた展示を考え発表してもらう。 |
履修条件 | なし |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス(授業の進め方の説明)および、自然科学系の学術標本資料
【事前学習】配布資料を読み、自然科学系の学術標本にはどんな種類のものがあるのか調べておく。 (時間30分) 【事後学習】授業内容をよく復習すること。 (時間20分) |
2 |
自然科学系博物館の展示
【事前学習】国立科学博物館の鉱物部門の展示を見学し、展示内容についてのレポートを作成するための準備をする。 (時間80分) 【事後学習】国立科学博物館の鉱物部門の展示内容についてレポートにまとめ、提出する。 (時間60分) |
3 |
自然科学系博物館の展示の考察
【事前学習】鉱物などの展示について気になることを書き出しておく。 (時間20分) 【事後学習】鉱物などの展示について改善点をまとめ、ショートレポートを提出する。 (時間30分) |
4 |
ユニバーシティ・ミュージアム(以降「ミュージアム」と記す)
【事前学習】配布資料を読み、ミュージアムの位置づけや役割を認識する。 (時間20分) 【事後学習】授業内容をまとめる。 (時間20分) |
5 |
ミュージアムにおける標本収集、保管、管理、データベース
【事前学習】配布資料を読み、ミュージアムにおける鉱物・岩石・鉱石標本の保管例を学ぶ。 (時間10分) 【事後学習】授業の内容をまとめ、ショートレポートを提出する。 (時間30分) |
6 |
ミュージアムの常設展示
【事前学習】東京大学総合研究博物館(またはインターメディアテクなど)を見学し展示内容についてレポートを作成するための準備をする。 (時間60分) 【事後学習】東京大学総合研究博物館などの展示内容についてレポートにまとめ、提出する。 (時間60分) |
7 |
ミュージアムの企画展示
【事前学習】配布資料を読み、ミュージアム企画展示の概要を知っておく。 (時間10分) 【事後学習】授業内容をまとめておく。 (時間20分) |
8 |
モバイルミュージアム
【事前学習】配布資料を読み、モバイルミュージアムの概要を知っておく。 (時間10分) 【事後学習】授業内容をまとめておく。 (時間20分) |
9 |
地球科学の基礎的な知識
【事前学習】配布資料を読み、地球科学の概要を知っておく。 (時間10分) 【事後学習】授業内容をまとめておく。 (時間20分) |
10 |
地質学の基礎的な知識
【事前学習】配布資料を読み、地球科学の概要を知っておく。 (時間10分) 【事後学習】授業内容をまとめ、第9回と第10回の内容に関する小テストを受ける。 (時間50分) |
11 |
展示のための情報収集とアレンジ
【事前学習】配布資料を読み、情報収集の方法を把握しておく。 (時間10分) 【事後学習】与えられたテーマについて調べ、まとめておく。 (時間30分) |
12 |
鉱物などを用いた展示の企画(1)テーマの選定
【事前学習】配布資料を読み、展示企画のテーマの候補をあげておく。 (時間30分) 【事後学習】展示企画のテーマを絞り込み、ショートレポートにまとめて提出する。 (時間30分) |
13 |
鉱物などを用いた展示の企画(2)展示内容の組み立て
【事前学習】自分で決めた展示企画のための情報収集をする。 (時間40分) 【事後学習】展示企画をレポートにまとめ、提出する (時間90分) |
14 |
鉱物などを用いた展示の企画(3)意見交換
【事前学習】配布資料を読み、展示企画を進めるための注意事項を把握する。 (時間20分) 【事後学習】他の展示企画について意見をまとめ、レポートとして提出する。 (時間60分) |
15 |
鉱物などを用いた展示の企画(4)企画の修正
【事前学習】配布資料を読み、地球科学や地質学の基本事項を確認する。 (時間20分) 【事後学習】もらった意見を加味して、展示企画を修正し、レポートにまとめて提出する。 (時間70分) |
その他 | |
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教科書 | 使用しない |
参考書 | 松原 聰 『図説 鉱物肉眼鑑定事典』 秀和システム 2018年 第2版 矢野興一 『見る目が変わる博物館の楽しみ方』 ベレ出版 2016年 第1版 日本地質学会 『はじめての地質学』 ベレ出版 2017年 第1版 |
成績評価の方法及び基準 | レポート:提出されたレポートの内容の評価(60%)、授業内テスト:小テストの成績(10%)、授業参画度:ショートレポートの提出率(30%) |
オフィスアワー | 質問、問い合わせ等はBlackboardとメールで授業期間中随時受ける。 |