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令和元年度以前入学者 | 博物館資料論 | ||||
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教員名 | 平野卓治 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 3 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | コース科目 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 必修 |
授業の形態 | 課題研究型の遠隔授業 BlackboardID:20213620 |
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授業概要 | 博物館資料の概念、収集・整理、その様々な活用のあり方など、モノが博物館資料となる過程をふまえ、博物館資料をめぐる様々な事項に関して講義し、現状とその課題をさぐる。博物館の学芸員としての経験をもとに、現場の実状と課題をもふまえながら授業を進めていく。 |
授業のねらい・到達目標 | 博物館資料に関する基本的な知識・技術を身につけ、実際の博物館における資料が抱える課題、資料の調査研究をめぐる課題に関して、各自が主体的な体スタンスを構築することが出来る。 |
授業の方法 | 授業の形式:【講義】 Blackboardを通して毎回の学習資料を配信するので、それを通して学習してもらう。各回、内容に関するリアクションペーパーを提出してもらう。また、質問・疑問点に関しても、逐次、応えていく。 初回講義開始までにBlackboardのコース登録をすること。受講者への連絡はBlackboardの“連絡事項”欄に掲示するので随時確認すること。 |
履修条件 | 博物館概論・博物館経営論を習得し、学芸員コースの履修が認められた者。 |
授業計画 | |
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1 |
授業の方法、計画などと共に博物館と「資料」に関係について説明する。(課題研究型授業)
【事前学習】シラバスを確認し授業全体の流れを理解しておく。 (1時間) 【事後学習】自分の関心のある博物館の収蔵資料について調べてみる。 (2時間) |
2 |
博物館資料とは―その定義と特性を探る(課題研究型授業)
【事前学習】歴史博物館の資料にはどのようなものがあるのかを、調べてピックアップしノートにまとめておく。 (2時間) 【事後学習】講義の内容を確認し、ポイントをノートに整理する。 (2時間) |
3 |
博物館資料の種類と分類ー一次資料と二次資料の区分を中心に(課題研究型授業)
【事前学習】博物館が所蔵する資料の種類について考えてノートにまとめておく。 (2時間) 【事後学習】講義の内容を確認し、ポイントをノートに整理する。 (2時間) |
4 |
博物館資料化のプロセス(課題研究型授業)
【事前学習】モノと博物館資料との相違を考えてノートにまとめておく。 (2時間) 【事後学習】講義の内容を確認し、ポイントをノートに整理する。 (2時間) |
5 |
博物館資料の分類と整理(課題研究型授業)
【事前学習】多大な資料の「分類」について考えてノートにまとめておく。 (2時間) 【事後学習】関心のある博物館で分類・整理がどのように行われているのかを調べてみる。 (2時間) |
6 |
博物館資料の配架と保管・保存(課題研究型授業)
【事前学習】関心のある博物館の収蔵庫に関して調べてノートにまとめておく。 (2時間) 【事後学習】講義の内容を確認し、ポイントをノートに整理する。 (2時間) |
7 |
自然科学系博物館資料の収集・保存(課題研究型授業)
【事前学習】自然系博物館の資料に関して調べてノートにまとめておく。 (2時間) 【事後学習】講義の内容を確認し、ポイントをノートに整理する。 (2時間) |
8 |
博物館資料と調査研究(課題研究型授業)
【事前学習】学芸員には、なぜ調査・研究能力が求められるのかを考えてノートにまとめておく。 (2時間) 【事後学習】講義の内容を確認し、ポイントをノートに整理する。 (2時間) |
9 |
調査研究成果の公表・還元(課題研究型授業)
【事前学習】博物館で出している「調査報告書」を調べてノートにまとめておく。 (2時間) 【事後学習】講義の内容を確認し、ポイントをノートに整理する。 (2時間) |
10 |
博物館資料の活用―展示(課題研究型授業)
【事前学習】博物館で資料を展示する際に留意すべきことを考えてノートにまとめておく。 (2時間) 【事後学習】展示における博物館資料の活用を考え直し、ノートにまとめる。 (2時間) |
11 |
博物館資料の活用―特別利用と教育的活用(課題研究型授業)
【事前学習】物館で資料と接した経験を振り返ってノートにまとめておく。 (2時間) 【事後学習】講義の内容を確認し、ポイントをノートに整理する。 (2時間) |
12 |
博物館資料の活用―情報的活用(課題研究型授業)
【事前学習】物館のHPから関心ある資料を探ってノートにまとめておく。 (2時間) 【事後学習】講義の内容を確認し、ポイントをノートに整理する。 (2時間) |
13 |
博物館の資料の保存・修復(課題研究型授業)
【事前学習】資料の劣化と保存・修復との関係を調べてノートにまとめておく。 (2時間) 【事後学習】講義の内容を確認し、ポイントをノートに整理する。 (2時間) |
14 |
試験と解説
【事前学習】これまでの講義の内容を復習し、試験に備える。 (3時間) 【事後学習】試験の結果を基に理解が足りなかった内容を復習し,学修した内容の整理を行う。 (2時間) |
15 |
博物館資料をめぐる現状と課題(課題研究型授業)
【事前学習】物館が教育委員会から首長部局の管轄下に入るとどうなるのか考えてノートにまとめておく。 (2時間) 【事後学習】「博物館資料論」の授業を通じて、何を学んだのかを振り返る。 (2時間) |
その他 | |
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教科書 | 特に定めない。各回に必要な資料はBlackboardを通して提供する。 |
参考書 | Blackboardを通して随時指示する。 |
成績評価の方法及び基準 | 試験(50%)、授業参画度:リアクションペーパーの提出により評価する。(50%) 試験は期末試験を実施する。 |
オフィスアワー | Blackboardを通して質問に直接回答するか、授業資料に説明などを掲載する。メールでも質問等を受け付ける。 |