文理学部シラバスTOP > 文理学部 > 教職コース > 化学概論1
日本大学ロゴ

化学概論1

このページを印刷する

令和2年度以降入学者 化学概論1
令和元年度以前入学者 化学概論1(物理学科)
教員名 柳川昭久
単位数    2 学年    1 開講区分 文理学部
科目群 コース科目
学期 前期 履修区分 必修
授業の形態 課題研究(Blackboardを通じた学習資料配信)
初回講義開始までにBlackBoardのコース登録をすること。受講者への連絡はBlackBoardの“連絡事項”欄に掲示するので随時確認すること。
BlackBoard ID:20213565
授業概要 教職を目指す学生に化学の体系を示し、化学の基礎的な概念を習得する。
授業のねらい・到達目標 化学のコア概念を形成する鍵となる用語の意味と働きを捉え説明できることを目的とする。受講者の所属学科が文系から理系にわたっているので、化学の初歩も教示する用意がある。この講義は従来通年で行っていた化学概論を、半期ごとに化学概論1、化学概論2と分けたものである。化学のコア概念を理解するためには、1と2の両方を受講して欲しい。

この科目は文理学部(学士(理学))のディプロマポリシーDP6及びカリキュラムポリシーCP9に対応しています。

なお,新カリキュラム(令和2年度以降の入学者)で物理学科の専門科目として本講義を受講する場合,この科目は文理学部(学士(理学))のディプロマポリシーDP1 及びカリキュラムポリシーCP1 に対応しています。
授業の方法 授業の形式:【講義】
シラバスの内容に沿って、Blackboard上に資料および課題(あるいは小テスト)を提示する。
課題および小テストの解答は期限までに提出すること。(期限はその都度指定する)
関連したトピックスを紹介する際にも資料を配布する予定である。
授業計画
1 ガイダンス 授業のテーマや到達目標および授業の方法について説明する。 (A-1)
【事前学習】シラバスを事前に確認し、授業全体の流れを理解しておくこと。 (2時間)
【事後学習】第2回以降の授業に備え、専門用語の正確な意味等を抑えておくこと。 (2時間)
2 物質の構成1 元素、元素記号、宇宙における元素分布と誕生 (A-1)
【事前学習】元素記号の由来、現在の元素の種類について調べておく。 (2時間)
【事後学習】元素の名称、元素記号、元素の起源についてまとめる。 (2時間)
3 物質の構成2 原子、分子、物質量(モル) (A-1)
【事前学習】原子、分子とは何かについて調べておく。 (2時間)
【事後学習】物質量の定義についてまとめる。 (2時間)
4 物質の構成3 元素の周期表 (A-1)
【事前学習】最新の周期表について調べておく。 (2時間)
【事後学習】周期表の特性についてまとめる。 (2時間)
5 物質の構成4 原子の構造 (A-1)
【事前学習】過去から現在の原子モデルについて調べておく。 (2時間)
【事後学習】各原子モデルの構造についてまとめる。 (2時間)
6 物質の構成5 安定同位体、放射性同位体 (A-1)
【事前学習】同位体の種類について調べておく。 (2時間)
【事後学習】同位体の構造、特性についてまとめる。 (2時間)
7 原子核の壊変と年代測定 (A-1)
【事前学習】年代測定法について調べておく。 (2時間)
【事後学習】原子核の崩壊と同位体を用いた年代測定についてまとめる。 (2時間)
8 化学結合1 イオン結合、イオン化エネルギー、電子親和力 (A-1)
【事前学習】イオン化エネルギーと電子親和力の相違点について調べておく。 (2時間)
【事後学習】イオン結合の例およびイオン化エネルギー、電子親和力と元素との関係についてまとめる。 (2時間)
9 化学結合2 共有結合、分子軌道 (A-1)
【事前学習】共有結合とはどのような結合なのかを調べておく。 (2時間)
【事後学習】共有結合をする物質についてまとめる。 (2時間)
10 化学結合3 混成軌道、配位結合 (A-1)
【事前学習】混成軌道を持つ物質について調べておく。 (2時間)
【事後学習】炭化水素を例にした混成軌道についてまとめる。 (2時間)
11 化学結合4 分子の構造 (A-1)
【事前学習】分子により異なる結合の仕方について調べておく。 (2時間)
【事後学習】分子の種類による結合方法についてまとめる。 (2時間)
12 化学結合5 分子間力、電気陰性度、双極子モーメント (A-1)
【事前学習】分子内に働く力について調べておく。 (2時間)
【事後学習】電気陰性度と結合の種類の関係についてまとめる。 (2時間)
13 化学結合6 水素結合、金属結合 (A-1)
【事前学習】水素結合および金属結合を持つ物質について調べておく。 (2時間)
【事後学習】水素結合および金属結合の特性についてまとめる。 (2時間)
14 授業内試験(課題)とその解説 (A-1)
【事前学習】第2回〜第13回の授業内容を復習し、ノートにまとめておく。 (2時間)
【事後学習】疑問点に対して理解したことをノートにまとめる。(A4) (2時間)
15 授業全体のまとめ、理解度確認とその解説を行う(演習問題を含む)。 (A-1)
【事前学習】これまでの授業内容および課題または小テストで解決できなかった問題をノートにまとめる。 (2時間)
【事後学習】今までの課題および小テストの内容等を確認し、分かりにくかった部分を再度まとめる。 (2時間)
その他
教科書 なし。
参考書 長島弘三、富田功 『一般化学(四訂版)』 裳華房 2016年 第46版
小林憲司、三五弘之、中村朝夫、南澤宏明、山口達明 『化学の世界への招待』 三共出版 2009年
いずれも化学の基礎知識を高めるのに有用な書物だと思います。
成績評価の方法及び基準 授業内テスト(100%)
毎回、授業内で課題および小テストを行い、解答の正確さ、および課題内容についての理解度から達成度(A3,A4)を評価する。
オフィスアワー Blackboardを通じて。

このページのトップ