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令和2年度以降入学者 | 地誌学 | ||||
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令和元年度以前入学者 | 地誌学 | ||||
教員名 | 南春英 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | コース科目 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 必修 |
授業の形態 | オンライン授業(音声付きPDFファイルによるスライド資料配信) Blackboard コースID: 20213526 |
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授業概要 | 地理学は地誌学と系統地理学とに大別される。日本や世界はどのような地域から成り立っているのか,そしてそれぞれの地域はどのような特色や成立過程をもっているかなどの地域差を理解するために、自然的要素や人文・社会的要素を広く紹介する。学生は、授業を通して地理的地域の地域的性格と特徴を理解することになる。 |
授業のねらい・到達目標 | 本講義を受講することによって受講者は、地域を科学的に見ることが出来るようになる。特に、地域固有の事象が気候と地形などを含む自然的な要素、歴史と文化を含む人文的な要素、産業などを含む社会・経済的要素から、いかに構成され、形成されたのか理解することができるようになる。 |
授業の方法 | 授業の形式:【講義】 講義にはスライド(パワーポイント)を使う。 予習として、授業で扱う地域を地図帳などで確認し、基本的な位置関係や地名を確認しておくこと。また復習として、授業で扱った地域を地図帳やインターネットを用いて確認しておくこと。こうしたことから、事前・事後合わせて各授業につき自ら4時間学ぶことを想定している。 |
授業計画 | |
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1 |
授業内容と地誌学の学び方の説明
【事前学習】シラバスを確認すること (2時間) 【事後学習】授業で扱う地域を地図帳などで確認しておくこと (2時間) |
2 |
地誌学とは:地誌学の目的とアプローチ
【事前学習】授業で取った前回のノートと前回のスライドを復習すること (2時間) 【事後学習】地誌学的アプローチとゴールを整理すること (2時間) |
3 |
日本の事例① 原宿:歴史と若者の街
【事前学習】授業で取った前回のノートと前回のスライドを復習すること (2時間) 【事後学習】原宿の歴史的変遷(代々木公園とワシントンハイツ)などを整理しておくこと (2時間) |
4 |
日本の事例② 福岡:近代産業と九州地域における福岡一極集中
【事前学習】授業で取った前回のノートと前回のスライドを復習すること (2時間) 【事後学習】近代産業遺産を復習しておくこと (2時間) |
5 |
日本の事例③ 郡上八幡町:水資源を利用したまちづくり
【事前学習】授業で取った前回のノートと前回のスライドを復習すること (2時間) 【事後学習】郡上八幡町における水環境を整理しておくこと (2時間) |
6 |
アメリカ合衆国の地誌① 自然環境と自然災害
【事前学習】地図帳を用いてアメリカ合衆国の地形、気候区分を予習しておくこと (2時間) 【事後学習】アメリカ合衆国の地形と気候の関係と自然災害を整理しておくこと (2時間) |
7 |
アメリカ合衆国の地誌② 産業と暮らし
【事前学習】授業で取った前回のノートと前回のスライドを復習すること (2時間) 【事後学習】アメリカ合衆国の自動車産業を詳しく調べること (2時間) |
8 |
中国の地誌① 中国自然環境と自然災害
【事前学習】地図帳を用いて中国の地形、気候区分を予習しておくこと (2時間) 【事後学習】中国の自然災害を整理しておくこと (2時間) |
9 |
中国の地誌② 中国の抱える人口問題の現状
【事前学習】中国の「人口ライン」を調べること (2時間) 【事後学習】中国における人口問題を整理すること (2時間) |
10 |
中国の地誌③ 中国の多民族と文化の多様性
【事前学習】中国の民族の基本データを調べること (2時間) 【事後学習】授業で詳しく扱っていない民族を調べること (2時間) |
11 |
中国の地誌④ 中国自然環境と人文環境から生まれた食文化
【事前学習】地図帳を用いて中国の農業の分布を調べること (2時間) 【事後学習】中国の食文化を整理しておくこと (2時間) |
12 |
中国の地誌⑤ 中国人の現在の暮らし
【事前学習】授業で取った前回のノートと前回のスライドを復習すること (2時間) 【事後学習】経済発展と暮らしの変化を整理しておくこと (2時間) |
13 |
韓国の地誌① 自然環境と文化
【事前学習】地図帳を用いて韓国(まだは朝鮮半島)の地形を予習しておくこと (2時間) 【事後学習】韓国における自然観を整理しておくこと (2時間) |
14 |
韓国の地誌② 産業と暮らし
【事前学習】授業で取った前回のノートと前回のスライドを復習すること (2時間) 【事後学習】「漢江の奇跡」を調べること (2時間) |
15 |
授業のまとめと授業内試験を行う
【事前学習】第1~14回の内容を復習すること。 (2時間) 【事後学習】試験の内容を踏まえ、第1~14回の内容で習得が不十分だった分野を重点的に復習すること。 (2時間) |
その他 | |
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教科書 | 特にありません。 |
参考書 | オリヴィエ・ダベーヌ, フレデリック・ルオーほか 『地図で見るラテンアメリカハンドブック』 原書房 2018年 菊地俊夫 『日本(世界地誌シリーズ1)』 朝倉書店 2011年 季 増民 『中国地理概論』 ナカニシヤ出版 2008年 帝国書院編集部 『図説地理資料 世界の諸地域NOW』 帝国書院 2019年 帝国書院編集部 『最新基本地図―世界・日本―44訂版』 帝国書院 2020年 矢ケ崎典隆 『アメリカ (世界地誌シリーズ4)』 朝倉書店 2011年 矢ケ﨑典隆,加賀美雅弘,牛垣雄矢 『地誌学概論』 朝倉書店 2020年 時事的な社会情勢の理解に役立つよう、常に最新の題材を取り扱っていきたい。 |
成績評価の方法及び基準 | 試験(40%)、授業内テスト(30%)、授業参画度(30%) |
オフィスアワー | Blackboardを通しての質疑応答 |