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教育相談

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科目名 教育相談
教員名 麻谷真理
単位数    2 学年    2 開講区分 文理学部
科目群 コース科目
学期 前期 履修区分 選択
授業の形態 Blackboardを通じて、パワーポイントによるスライド資料を配信するオンデマンド型授業。
授業時間に課題や小テスト、テストを実施します。
Blackboard ID:20213436
授業概要 本授業では、教育相談を知り、相談を行う上での基本的な態度や児童・生徒のメンタルヘルス、学校現場で生じている課題を学びます。そして、その課題に対する教育相談の進め方や対応方法などを紹介し、事例検討を通して児童・生徒について考えていきます。
教育現場において、教育相談員やスクールカウンセラーとしての実務者(臨床心理士、公認心理師資格を有する)が、その経験を活かして、教育相談に必要な基本的知識や態度、対応について講義します。
授業のねらい・到達目標 ・教師に必要な教育相談の基礎的な考え方を理解し、教育相談の実践にかかわる基本的知識や態度、対応方法を身につける。
・教育相談の実践にかかわる基本的知識に基づき、児童・生徒の考え方や気持ちについて考えることができる。
授業の方法 授業の形式:【講義】
教科書に基づき、スライド資料を配信して講義します。受講者の関心や問題意識、授業理解度を確認するために、授業内の課題や小テストなどを毎回実施します。小テスト、テストは実施後に解答、解説を行います。
授業計画
1 ガイダンス:授業方法や進め方 教育相談とは
【事前学習】シラバスを確認。教科書の14ページまでを読み、教育相談とは何かを考える。 (1時間)
【事後学習】教育相談のイメージと自分の考えをまとめる。 (2時間)
2 教育相談における基本的態度(1)
共感的理解
【事前学習】教科書133‐150ページを読み、相談にのる、話を聴くことについて考える。 (1時間)
【事後学習】教科書、資料を読み、相手を理解することについて考える。 (2時間)
3 教育相談における基本的態度(2)
面接構造
【事前学習】教科書151‐166ページを読み、面接構造の働きや関係性のつくり方を考える。 (1時間)
【事後学習】教科書、資料、課題を用いて、学修した内容を再確認する。 (2時間)
4 教育相談に必要なメンタルヘルスの知識
子どものサインをつかむ
【事前学習】教科書18‐49ページを読み、精神障害に対する自分のイメージをまとめておく。 (2時間)
【事後学習】教科書、資料を読み、子どものサインをつかむために何が出来るかを考える。 (2時間)
5 教育相談の実際(1)
発達障害
【事前学習】第1~4回までを復習する。教科書54‐72ページを読み、用語など分からない所を調べる。 (3時間)
【事後学習】障害、特別支援についての自分の考えや気持ちをまとめる。 (2時間)
6 教育相談の実際(2)
不登校、いじめ
【事前学習】教科書74‐92ページを読み、不登校といじめについて自分の考えをまとめる。 (2時間)
【事後学習】教科書、資料、課題を用いて、学修した内容を再確認する。 (2時間)
7 教育相談の実際(3)
非行、自傷・自殺
【事前学習】教科書93‐112ページを読み、用語など分からない所を調べる。 (2時間)
【事後学習】教科書、資料、課題を用いて、学修した内容を再確認する。 (2時間)
8 教育相談の実際(4)
保護者、虐待
【事前学習】教科書113‐132ページを読み、虐待について分からない所を調べる。 (2時間)
【事後学習】教科書、資料を読み、保護者支援のポイントを自分の言葉でまとめる。 (2時間)
9 教育相談に役立つ心理支援①
アサーション、行動療法、認知行動療法
【事前学習】第5~8回までを復習する。教科書167‐184ページを読み、自分のコミュニケーションや考え方の癖を考える。 (3時間)
【事後学習】教科書、資料、課題を用いて、学修した内容を再確認する。 (2時間)
10 教育相談に役立つ心理支援②
ブリーフセラピー、ストレスマネジメント
【事前学習】教科書185‐200ページを読み、自分のストレスマネジメントについて考える。 (2時間)
【事後学習】教科書、資料、課題を用いて、学修した内容を再確認する。 (2時間)
11 連携と協働(1)
学内連携
【事前学習】教科書203‐210ページを読み、学内の担任以外の教員や職員の役割を自分なりにまとめる。 (1時間)
【事後学習】教科書、資料、課題を用いて、学修した内容を再確認する。 (2時間)
12 連携と協働(2)
学外、他機関連携
【事前学習】教科書211‐234ページを読み、自分の地域の連携先を調べてみる。 (2時間)
【事後学習】教科書、資料、課題を用いて、学修した内容を再確認する。 (2時間)
13 事例を通した学習
【事前学習】教科書や資料を用いて、事例課題に取り組む。 (2時間)
【事後学習】教科書、資料、課題を用いて、学修した内容を再確認する。 (2時間)
14 復習とこれまでの質疑応答
【事前学習】これまで学修した内容を振り返り、疑問に思ったことや分からないことをまとめる。 (2時間)
【事後学習】教科書、資料、課題を用いて学修した内容を再確認する。 (2時間)
15 理解度の確認
授業内テストと振り返り
【事前学習】第1~14回の内容を復習する。 (4時間)
【事後学習】授業内テストで分からなかったことを振り返り学修する。 (2時間)
その他
教科書 津川律子・山口義枝・北村世都 『教育相談(Next 教科書シリーズ)』 弘文堂 2020年 第3版
参考書 桜井美加・斎藤ユリ・森平直子 『教育相談ワークブック(改訂版)子どもを育む人になるために』 北樹出版 2019年 第3版
成績評価の方法及び基準 授業内テスト:テスト(1回)(60%)、授業参画度:課題、小テストなど毎回実施(40%)
授業内テストの結果によって、成績評価の割合を変えることもあります(例:授業内テスト70%,授業参画度30%)。
オフィスアワー 授業前後に開設。具体的な方法については、初回の授業内で説明します。
備考 授業の進行状況により、シラバスに変更がある場合もあります。その際はBlackboard等で案内します。

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