検索したい科目/教員名/キーワードを入力し「検索開始」ボタンをクリックしてください。
※教員名では姓と名の間に1文字スペースを入れずに、検索してください。
令和2年度以降入学者 | 特別活動・総合的な学習の時間の指導法 | ||||
---|---|---|---|---|---|
令和元年度以前入学者 | 特別活動・総合的な学習の時間の指導法 | ||||
教員名 | 櫻井歓 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | コース科目 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択 |
授業の形態 | オンライン授業として実施する。 具体的には、同時双方向型授業(Zoom によるライブ中継)を中心として、資料・課題等は Blackboard を通じて配信する予定である。 Blackboard ID : 20213419 |
---|---|
授業概要 | 教職課程科目である本科目は、教育職員免許法施行規則上「特別活動の指導法」および「総合的な学習の時間の指導法」に対応する。学校における教科外領域の教育活動である「特別活動」および「総合的な学習の時間」の概要について講義するとともに、各領域における指導計画(学習指導案、単元指導計画など)の作成方法について指導する。 |
授業のねらい・到達目標 | (1) 授業のねらい 学校教育における教科外活動としての「特別活動」および「総合的な学習の時間」の意義を理解するとともに、各教科などとの関連や地域住民など学校外の人々との連携など、教科外領域の教育活動の特質を踏まえた指導や評価に必要な知識・技能や素養を身に付ける。「学習指導要領」や具体的な教育実践例の研究などを通じて、今日的な教育課題を踏まえた創造的な教育実践を可能とする指導法の基礎を養う。 (2) 到達目標 [知識]「特別活動」および「総合的な学習の時間」の意義・目標・内容について理解し、適切な言葉で説明・論述することができる。 [技能]個人ワークやグループワークを通じて、「特別活動」および「総合的な学習の時間」の効果的な指導計画を作成することができる。 [態度]グループワークを通じて、「特別活動」および「総合的な学習の時間」について積極的に意見交換を行い、より良い指導法を探究することができる。 この科目は文理学部(学士(教育学))のDP及びCP6,7に対応します。 |
授業の方法 | 授業の形式:【講義】 授業の方法:担当教員による講義と、アクティブ・ラーニングとしての小グループによる意見交換、レポート発表などを有機的に組み合わせ、効果的に授業を行う。授業を対話的に展開するため、各回授業時に小レポートを書いてもらい、次の回で何人分かを紹介しコメントする。また、指導計画作成の課題については、受講者数名による発表会を行い、教員よりコメントしてフィードバックを行うものとする。 |
授業計画 | |
---|---|
1 |
開講にあたって(ガイダンス、受講者の教科外活動体験のふり返り)【同時双方向型授業】
【事前学習】本科目のシラバスを熟読して科目履修のイメージをつかむとともに、テキストや参考書のリサーチを行う。 (1時間) 【事後学習】授業資料を読み直し、第1回小レポートを完成させる。 (2時間) |
2 |
教科外活動の歴史的変遷(特別活動の歴史)【同時双方向型授業】
【事前学習】①テキスト『特別活動・総合的学習の理論と指導法』を入手し、第1章「特別活動――教科外活動の歴史」を読み、重要だと思われる箇所をチェックする。②中間レポートの執筆に向けて、特別活動の指導計画とはどのようなものか、リサーチを始める。 (2時間) 【事後学習】授業資料を読み直し、第2回小レポートを完成させる。 (2時間) |
3 |
①「学習指導要領」にみる特別活動 ②教育課程における特別活動の意義と役割【同時双方向型授業】
【事前学習】テキスト『特別活動・総合的学習の理論と指導法』の第2章「現在の教育課程における特別活動の教育的意義」を読み、重要だと思われる箇所をチェックする。 (1時間) 【事後学習】授業資料を読み直し、第3回小レポートを完成させる。 (2時間) |
4 |
学級活動・ホームルーム活動の指導(1)学習指導要領と中学校での実践例【同時双方向型授業】
【事前学習】テキスト『特別活動・総合的学習の理論と指導法』の第3章「学級活動・ホームルーム活動の理論と指導法」を読み、重要だと思われる箇所をチェックする。 (1時間) 【事後学習】授業資料を読み直し、第4回小レポートを完成させる。 (2時間) |
5 |
学級活動・ホームルーム活動の指導(2)高等学校でのホームルームづくりの実践例(グループワークによる検討)【同時双方向型授業】(コミュニケーション力A-6-3, リーダーシップ・協働力A-7-3)
【事前学習】①予習資料として指定された教育実践記録を読み、重要だと思われる箇所をチェックする。②中間レポートの作成に向けて、指導計画作成のアイディアを練ったり、事例をリサーチしたりする作業を進める。 (2時間) 【事後学習】授業資料を読み直し、第5回小レポートを完成させる。 (2時間) |
6 |
児童会活動・生徒会活動の指導【同時双方向型授業】
【事前学習】①テキスト『特別活動・総合的学習の理論と指導法』の第4章「学校行事・生徒会活動の理論と指導法」を読み、重要だと思われる箇所をチェックする。②中間レポートの作成に向けて、指導計画作成のアイディアを練ったり、事例をリサーチしたりする作業を進める。 (2時間) 【事後学習】授業資料を読み直し、第6回小レポートを完成させる。 (2時間) |
7 |
学校行事の指導(子どもたちの学校体験、学習指導要領における学校行事の位置づけ)【同時双方向型授業】
【事前学習】①テキスト『特別活動・総合的学習の理論と指導法』の第5章「特別活動における指導・評価の基礎理論」を読み、重要だと思われる箇所をチェックする。②中間レポートの作成に向けて、書籍やインターネットでリサーチを行い、作成する指導計画の構成や内容を具体化する。可能であれば作成に着手する。 (3時間) 【事後学習】授業資料を読み直し、第7回小レポートを完成させる。 (2時間) |
8 |
①クラブ活動・部活動の指導 ②中間レポート交流会(グループワーク)【同時双方向型授業】(コミュニケーション力A-6-3, リーダーシップ・協働力A-7-3)
【事前学習】特別活動の指導計画の案を作成し、期限までに提出する。 (4時間) 【事後学習】授業資料を読み直し、第8回小レポートを完成させる。 (2時間) |
9 |
「総合的な学習の時間」の歴史的変遷【同時双方向型授業】
【事前学習】テキスト『特別活動・総合的学習の理論と指導法』の第6章「総合学習の教育的意義」を読み、重要だと思われる箇所をチェックする。 (1時間) 【事後学習】授業資料を読み直し、第9回小レポートを完成させる。 (2時間) |
10 |
①「学習指導要領」にみる総合的な学習の時間 ②教育課程における総合的な学習の時間の意義と役割【同時双方向型授業】
【事前学習】テキスト『特別活動・総合的学習の理論と指導法』の第7章「総合的学習の全体計画・単元構成」を読み、重要だと思われる箇所をチェックする。 (1時間) 【事後学習】授業資料を読み直し、第10回小レポートを完成させる。 (2時間) |
11 |
総合的な学習の時間の指導(1)①各教科などとの発展的な関連性 ②教育実践例の研究【同時双方向型授業】
【事前学習】テキスト『特別活動・総合的学習の理論と指導法』の第8章「総合的学習の指導法」を読み、重要だと思われる箇所をチェックする。 (1時間) 【事後学習】授業資料を読み直し、第11回小レポートを完成させる。 (2時間) |
12 |
総合的な学習の時間の指導(2)①主体的・対話的で深い学び ②年間指導計画と単元計画【同時双方向型授業】
【事前学習】①最終レポート課題に向けて、総合的な学習の時間の学習テーマとなりそうな事柄を考えてみる(書籍や論文、新聞記事、インターネットの情報などから題材を見つける努力を推奨)。 (1時間) 【事後学習】授業資料を読み直し、第12回小レポートを完成させる。 (2時間) |
13 |
①中間レポート発表会 ②特別活動・総合的な学習の時間の評価【同時双方向型授業】 (コミュニケーション力A-6-3, リーダーシップ・協働力A-7-3) 【事前学習】①最終レポート課題に向けて、総合的な学習の時間の学習テーマとなりそうな事柄を考えてみる(書籍や論文、新聞記事、インターネットの情報などから題材を見つける努力を推奨)。②中間レポート発表を行う受講者は発表の準備をする。 (2時間) 【事後学習】授業資料を読み直し、第13回小レポートを完成させる。 (2時間) |
14 |
グループワーク:総合的な学習の時間の単元計画づくり【同時双方向型授業】(コミュニケーション力A-6-3, リーダーシップ・協働力A-7-3)
【事前学習】グループワークに備えて、最終レポート課題である単元計画のアイディアを各自で温めておく(メモ作成)。 (3時間) 【事後学習】授業資料を読み直し、第14回小レポートを完成させる。 (2時間) |
15 |
①ワークショップによる学び ②授業のまとめ【同時双方向型授業】
【事前学習】前回のグループワークも参考にして、各自の最終レポートを仕上げ、期限までに提出する。 (5時間) 【事後学習】授業資料を読み直し、第15回小レポートを完成させる。 (2時間) |
その他 | |
---|---|
教科書 | 関川悦雄・今泉朝雄[編] 『特別活動・総合的学習の理論と指導法 (Next教科書シリーズ)』 弘文堂 2019年 第1版 |
参考書 | 文部科学省 『中学校学習指導要領(平成29年告示)』 東山書房 2018年 第1版 文部科学省 『高等学校学習指導要領(平成30年告示)』 東山書房 2019年 第1版 文部科学省 『中学校学習指導要領(平成29年告示)解説 特別活動編』 東山書房 2018年 第1版 文部科学省 『中学校学習指導要領(平成29年告示)解説 総合的な学習の時間編』 東山書房 2018年 第1版 文部科学省 『高等学校学習指導要領(平成30年告示)解説 特別活動編』 東京書籍 2019年 第1版 文部科学省 『高等学校学習指導要領(平成30年告示)解説 総合的な探究の時間編』 学校図書 2019年 第1版 |
成績評価の方法及び基準 | レポート:中間レポート(40%)および最終レポート(60%)(100%) オンライン授業への出席を前提条件として、中間レポート(40%)と最終レポート(60%)により評価する。なお、授業への取り組み姿勢により加減を行う場合がある。 オンライン授業への出席確認は、各回授業時の小レポートを基本的資料とする。 |
オフィスアワー | 質問などがある場合はメールで連絡いただきたい。 e-mail: sakurai.kan@nihon-u.ac.jp |