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科目名 | 発達と学習 | ||||
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教員名 | 須永範明 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | コース科目 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択 |
授業の形態 | オンデマンド型授業(Blackboardを介して事前に配信される講義資料を読み、PowerPointで録画された授業動画を視聴したうえで、事前学習課題に取り組む。授業時間には授業内小テストに取り組む。期末試験は定期試験期間に対面で実施する予定である-「成績評価の方法及び基準」を参照。) Blackboard ID: 火曜3限 20213366、火曜4限 20213367 |
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授業概要 | 教師に求められる発達と学習の基礎的知識を獲得する。 |
授業のねらい・到達目標 | 児童・生徒になにかを学んでもらいたいと思うならば、人の学びとはどのようなものかわかっていなければならない。なんらかの能力を伸ばしてもらいと思うならば、そもそも人間の能力はどのように発達するのかを理解している必要がある。この授業では、人間の発達と学習について基礎的な知識を修得することを目的とする。到達目標は、発達と学習の代表的理論と重要な知見をいくつか説明できることとする。 |
授業の方法 | 【講義】 本授業では反転授業を行なう。すなわち、授業内容の学習はひとりひとりの受講生が主体的に行ない、授業時には質疑応答と、理解度を確認する小テストを実施する。授業で用いる資料、PowerPointで作成した授業動画、事前学習課題を事前にBlackboardに掲載する。教科書の該当箇所を学び、資料をダウンロードして読み、授業動画を視聴したうえで、事前学習課題に取り組むこと。事前学習課題は事前学習を支援するための課題である。毎回の授業時に授業内小テストをBlackboard経由で実施し、学習内容の理解度を自己確認する。事前学習課題と授業内小テストの達成度はBlackboard上で即座にフィードバックされる。 |
授業計画 | |
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1 |
オリエンテーション 授業のテーマや到達目標及び授業の方法について説明する。 発達の概念と学習の概念について学ぶ。 【事前学習】シラバスを事前に読み、授業内容を確認すること。教科書第1章1節と2節を読み、発達および関連概念について理解に努めること。 (1時間) 【事後学習】ノートと教科書に基づいて復習すること。 (1時間) |
2 |
発達とは 発達に影響を与える要因および発達段階と発達課題について学ぶ。 【事前学習】教科書第1章を読み、発達に影響する要因および発達段階と発達課題について理解に努めること。疑問点や理解の及ばない点を特定すること。 (2時間) 【事後学習】ノートと教科書に基づいて復習すること。とくに疑問点と理解の及ばない点が解消されたか確認すること。 (2時間) |
3 |
知性・認知の発達(1) ピアジェの認知発達理論について学ぶ。 【事前学習】教科書第2章第1節と Blackboard 上の資料を読み、ピアジェの認知発達理論について理解に努める。疑問点や理解の及ばない点を特定すること。 (2時間) 【事後学習】ノートと教科書に基づいて復習すること。とくに疑問点と理解の及ばない点が解消されたか確認すること。 (2時間) |
4 |
知性・認知の発達(2) 言語の発達過程とその理論について学ぶ。 【事前学習】教科書第2章第2節を読み、言語発達について理解に努める。疑問点や理解の及ばない点を特定すること。 (1時間) 【事後学習】ノートと教科書に基づいて復習すること。とくに疑問点と理解の及ばない点が解消されたか確認すること。 (1時間) |
5 |
社会性の発達 社会という能力、愛着の発達、道徳性と向社会性の発達について学ぶ。 【事前学習】教科書第3章を読み、社会性の発達について理解に努める。疑問点や理解の及ばない点を特定すること。 (3時間) 【事後学習】ノートと教科書に基づいて復習すること。とくに疑問点と理解の及ばない点が解消されたか確認すること。 (2時間) |
6 |
青年期の発達 エリクソン(Erikson, E. H.)の理論に基づき、自我同一性の発達について学ぶ。 【事前学習】教科書第4章を読み、自我同一性とその発達について理解に努めること。疑問点や理解の及ばない点を特定すること。 (2時間) 【事後学習】ノートと教科書に基づいて復習すること。とくに疑問点と理解の及ばない点が解消されたか確認すること。 (2時間) |
7 |
学習の理論 学習という概念、学習の種類、学習の諸理論について学ぶ。 【事前学習】教科書第5章を読み、学習の種類と理論について理解に努めること。疑問点や理解の及ばない点を特定すること。 (3時間) 【事後学習】ノートと教科書に基づいて復習すること。とくに疑問点と理解の及ばない点が解消されたか確認すること。 (2時間) |
8 |
認知と学習 記憶の仕組み、記憶の種類と働き、メタ認知、記憶方略について学ぶ。 【事前学習】教科書第6章を読み、記憶の仕組みについて理解に努めること。疑問点や理解の及ばない点を特定すること。 (3時間) 【事後学習】ノートと教科書に基づいて復習すること。とくに疑問点と理解の及ばない点が解消されたか確認すること。 (2時間) |
9 |
学習に関する理論の教育への応用 学校という教育現場で用いられている学習形態について学ぶ。 【事前学習】教科書第7章を読み、学校における学習について理解に努めること。疑問点や理解の及ばない点を特定すること。 (2時間) 【事後学習】ノートと教科書に基づいて復習すること。とくに疑問点と理解の及ばない点が解消されたか確認すること。 (2時間) |
10 |
動機づけ 動機づけの概念、種類、教育場面での働きについて学ぶ。 【事前学習】教科書第8章を読み、動機づけについて理解に努めること。疑問点や理解の及ばない点を特定すること。 (2時間) 【事後学習】ノートと教科書に基づいて復習すること。とくに疑問点と理解の及ばない点が解消されたか確認すること。 (2時間) |
11 |
知能 知能の概念、理論、測定と評価について学ぶ。 【事前学習】教科書第9章を読み、知能について理解に努めること。疑問点や理解の及ばない点を特定すること。 (2時間) 【事後学習】ノートと教科書に基づいて復習すること。とくに疑問点と理解の及ばない点が解消されたか確認すること。 (2時間) |
12 |
教育評価 教育評価とはなにか、教育評価の方法、評価の際に考慮すべき影響について学ぶ。 【事前学習】教科書第第10章を読み、教育評価について理解に努めること。疑問点や理解の及ばない点を特定すること。 (2時間) 【事後学習】ノートと教科書に基づいて復習すること。とくに疑問点と理解の及ばない点が解消されたか確認すること。 (2時間) |
13 |
発達障がいの理解(1) 発達障がいという概念、自閉スペクトラム症について学ぶ。 【事前学習】教科書第第11章1節と2節を読み、発達障がいと自閉スペクトラム症について理解に努めること。疑問点や理解の及ばない点を特定すること。 (2時間) 【事後学習】ノートと教科書に基づいて復習すること。とくに疑問点と理解の及ばない点が解消されたか確認すること。 (2時間) |
14 |
発達障がいの理解(2) 学習障がいと注意欠如多動症について学ぶ。 【事前学習】教科書第11章3節と4節を読み、学習障がいと注意欠如多動症について理解に努めること。疑問点や理解の及ばない点を特定すること。 (2時間) 【事後学習】ノートと教科書に基づいて復習すること。とくに疑問点と理解の及ばない点が解消されたか確認すること。 (2時間) |
15 |
発達障がいへの教育支援 発達障がいをもつ生徒への支援について学ぶ。 授業時間の後半で「試験」を行なう。 【事前学習】教科書第12章節を読み、発達障がいをもつ生徒への支援について理解に努めること。疑問点や理解の及ばない点を特定すること。 (3時間) 【事後学習】ノートと教科書に基づいて復習すること。とくに疑問点と理解の及ばない点が解消されたか確認すること。 (2時間) |
その他 | |
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教科書 | 内藤佳津雄・北村世都・鏡直子 『発達と学習 (Next 教科書シリーズ)』 弘⽂堂 2020年 第2版 |
参考書 | なし |
成績評価の方法及び基準 | 試験(40%)、授業内テスト:授業内小テスト(30%)、事前学習課題(30%) 試験は授業内容全体の理解度を評価する。試験は定期試験期間に対面で実施する予定である。対面で受験できない学生には、Blackboard上で同じ日時にオンラインで試験を実施する。オンライン実施では参照不可を担保できないため、出題する問題数を対面実施より1.5から2倍に増やす予定である(試験時間は対面の場合と同じ)。授業内小テストは毎回の授業時に実施し、授業内容の理解を確かなものにするとともに、その理解度を評価するために行なう。事前学習課題は事前学習を支援するために行なう。なお、15回の授業回のうち3分の2以上に参加することが、成績評価の対象となるための条件である。授業内小テストに解答することをもって授業への参加と判断する。 |
オフィスアワー | 質問等はメールで問い合わせるか、Blackboard 上の掲示板を投稿していただきたい。 |