文理学部シラバスTOP > 文理学部 > フランス語 > フランス語4
日本大学ロゴ

フランス語4

このページを印刷する

令和2年度以降入学者 フランス語4
令和元年度以前入学者 フランス語4
教員名 森田俊吾
単位数    1 学年 1~4 開講区分 文理学部
科目群 外国語科目
学期 後期 履修区分 選択
授業の形態 同時双方向型(Zoom)を基本として行う。
Blackboard ID : 20210863
授業概要 フランス語文法の入門、フランス語3の続き
授業のねらい・到達目標 フランス語3の続編。続けて履修することにより、初級文法のもっとも肝心なところをしっかり把握してもらいたい。具体的には複合過去、半過去、大過去、単純未来などの時制や条件法、接続法などの叙法の考え方、フランス語独特の中性代名詞の用法などをきちんと理解することを到達目標とする。
この科目は文理学部のディプロマポリシーDP2,DP4,DP5及びカリキュラムポリシーCP5,CP8に対応しています

なお新カリキュラム(令和2年度入学者)では、この科目は文理学部のDP及びCPの2、3、6に対応しています。
・親しい人々とのコミュニ ケーションを通じて相互に 意思を伝達することができ 、またさまざまな人々とのコミュニ ケーションを通じて相互に 意思を伝達することができ る。(A-5-1,A-5-2)
・自己の学修経験の振り返り を継続的に行うことができ、自己の学修に関する経験 と考えを振り返り,分析できる。さらに、学修状況を自己分析し,そ の成果を評価することがで きる。(A-8−1,A-8-2, A-8-3)
授業の方法 授業の形式:【講義】

そろそろ辞書も引けるようになっているはず。予習をして、不明なところをチェックしてくること。これによって授業に臨むための課題が見えるようになり理解に大きな差が出る。数多くの練習問題をこなすことが理解への早道。自分でやってみて、それが間違っていた場合、何故間違いなのかが理解できるよう、徹底的な反復練習とともに一人一人の受講者を指導していく。教師と学生だけでなく、学生同士で教えあい学び会えるような授業にしたい。本授業の事前・事後学習は,合わせて1時間の学習を目安とします。なお、課題の提出方法,フィードバック方法等については,授業開始時に提示します。
履修条件 ・初回の講義において成績評価・授業の出席の仕方を説明しますので、Blackboardの資料をダウンロードし、初回の対面授業またはZoom抗議のいずれかに参加するようにしてください。※欠席した人は次の週の講義終了までに担当教員に直接連絡をすれば履修を許可します。
授業計画
1 すでに前学期授業で経験済みと思うが、念のためガイダンスの一部としてZoomの接続テストを行う。前学期で学習した内容を振り返り、疑問点について説明、解説する。(同時双方型授業)
【事前学習】前学期での学習内容を振り返っておくこと (1時間)
【事後学習】疑問に思っていたことが解決したかどうか確認する (1時間)
2 動詞aller, venirの現在形活用と近接未来、近接過去の作り方を学ぶ。前置詞と定冠詞の縮約について理解する(A-3-1)(同時双方型授業)
【事前学習】フランス語の前置詞と英語の前置詞を並べて、意味の対応関係を確認しよう (1時間)
【事後学習】前置詞と定冠詞の縮約を実際の例文を見ながら練習問題を解いてみる(A-8-1) (1時間)
3 疑問副詞où, quand, comment, combien, pourquoi、疑問代名詞qui, que, quoi、疑問形容詞quelについて学び、それぞれの用法を練習する (A-5-1)(同時双方型授業)
【事前学習】疑問詞にはなぜ疑問代名詞、疑問形容詞、疑問副詞があるのか、英語を例に考えてみよう(A-4) (1時間)
【事後学習】宿題の練習問題を書き出して、次回提出(A-8-1) (1時間)
4 代名動詞とは何か?なぜフランス語には代名動詞があるのか理解する。代名動詞の活用を練習し、否定形や疑問形、命令形についても学ぶ(A-4)(同時双方型授業)
【事前学習】英語の再帰代名詞について復習し、フランス語の代名動詞がなぜ必要か考えてみよう(A-4) (1時間)
【事後学習】残った練習問題は宿題となるので、次回に提出すること(A-8-1) (1時間)
5 複合過去のポイント①過去分詞の作り方、②助動詞の選び方、③性数一致をする場合としない場合をどう判断するか、これらについて解説する。実際に問題で知識の定着を確認しよう(A-3)(同時双方型授業)
【事前学習】英語の現在完了形について復習し、教科書を見て、フランス語の複合過去形はどこが違うか確かめる(A-8-1) (1時間)
【事後学習】練習問題をできるだけ数多く解いてみる。やったものは提出(A-8-1) (1時間)
6 半過去形について学ぶ。複合過去との違い(形態上、用法上の)を理解して、両者の使い分けができるようになる(A-3-2)(同時双方型授業)
【事前学習】半過去という用語の意味を調べておく。複合過去との違いはどこにあるのか、考える(A-4) (1時間)
【事後学習】練習問題を多数解く。次回授業時に提出(A-8-1) (1時間)
7 目的補語人称代名詞を学ぶ。英語の目的語との違いはどこなのか(実は同じものなのに名前が違う)?直接目的と間接目的の違いを理解し、実際の文で区別がつくようにする(A-4)(同時双方型授業)
【事前学習】英語の目的語の使い方を復習し、5文型についても思い出しておく(A-8-1) (1時間)
【事後学習】練習問題をたくさんやる。次回授業で提出(A-8-1) (1時間)
8 ここまでの授業内容を踏まえ、疑問点についての質疑応答の時間をとる。また、授業の時間、方法についての要望を受け付けて後半の授業に反映させる。事前、事後学習のやり方についてもアドバイスを行う。(同時双方型授業)
【事前学習】授業で気づいた疑問を整理しておく (1時間)
【事後学習】解決した疑問点をノートしておく (1時間)
9 関係代名詞の原理について学習する。日本語と西欧語の構造の違いを理解し、関係代名詞の存在の必然性を理解する。qui, que, où, dontの実際の用法を練習する(A-2-2)(同時双方型授業)
【事前学習】英語の関係代名詞、関係副詞について復習しておく(A-8-1) (1時間)
【事後学習】練習問題を提出(A-8-1) (1時間)
10 単純未来形について学ぶ。英語と違いフランス語では助動詞を使わずに動詞そのものの形態変化によって未来時制を表すことを理解する。共通活用語尾を憶え、語幹についての原則と例外を知っておく(A-3)
【事前学習】英語の未来形の作り方を復習しておく。単純未来という呼び名の理由を考える (1時間)
【事後学習】練習問題を解いて時間的な未来以外の用法もあることを学ぶ。提出(A-8-1) (1時間)
11 条件法現在について学ぶ。フランス語動詞の形態変化の仕組みを理解する。英語の仮定法と比較してみる。前課で学んだ単純未来から前未来の活用を学び、時制の理解を深める。条件法過去についても解説する(A-3)(同時双方型授業)
【事前学習】フランス語における叙法とは何か、英語には叙法はあるかについて、考えておく(A-4) (1時間)
【事後学習】練習問題を多数解く。次回に提出(A-8-1) (1時間)
12 フランス語に独特な中性代名詞について学ぶ。en, y, leというそれぞれ性格、用法の異なる代名詞について、具体例を挙げながら解説する。練習問題をできるだけこなす。(A-6-1)(同時双方型授業)
【事前学習】補語人称代名詞について復習しておく(A-8-1) (1時間)
【事後学習】練習問題を解いて、その結果を次回授業時に提出(A-8-1) (1時間)
13 直説法、条件法と並んで重要な叙法である接続法について学ぶ。現代フランス口語では比較的使われることの少ない叙法であるが、西洋語の典型としてのフランス語にとって、その知識は欠かせない。活用もやや複雑なので注意したい(A-3-2)(同時双方型授業)
【事前学習】接続法は英語にもあるので、英語の接続法について調べておく(A-8-2) (1時間)
【事後学習】練習問題を解いて提出(A-8-1) (1時間)
14 これまでにやり残した文法項目(現在分詞、ジェロンディフ、代名動詞の複合過去、大過去、接続法過去などについて解説し、フランス文法の概略をつかんでもらう(A-3)(同時双方型授業)
【事前学習】現在分詞、ジェロンディフについて調べておく (1時間)
【事後学習】試験準備(A-8-1) (1時間)
15 授業の総まとめをしてから授業内試験を実施する(A-8-1)(同時双方型授業)
【事前学習】これまでの知識の整理と復習(A-8-1) (1時間)
【事後学習】試験をもう一度解いてみる(A-8-1) (1時間)
その他
教科書 伊藤玄吾、亀谷百合佳、ブリュノ・バニュー 『アクティブに学ぶフランス語文法』 アルマ出版 2019年 第1版
参考書 使用しない
成績評価の方法及び基準 授業内テスト(70%)、授業参画度(30%)
出席だけを求めることはしない。「ただそこにいるだけ」ではだめ。ちゃんと授業に参加し、学習成果を上げて評価の対象となる。授業参画度については、授業終了後にその日の授業に対する各自の評価を記述してもらう。これをもとに参画度を評価する。
オフィスアワー メールにて受け付ける。Blackboardを利用して直接メールで連絡をとること。

このページのトップ