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ドイツ語4 (他学科用)

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令和2年度以降入学者 ドイツ語4 (他学科用)
令和元年度以前入学者 ドイツ語文法2
教員名 勅使川原聖子
単位数    1 学年 1~4 開講区分 文理学部
科目群 外国語科目
学期 後期 履修区分 選択
授業の形態 主としてオンデマンド型授業(音声付きPowerPointスライド資料配信)で実施する。教科書の練習問題を行う上で必要な場合には課題学習(Braclboardを通じた学習資料配信)を取り入れる。また必要であればZoom(もしくはGoogleシステムを援用)等を用いた同時双方向型の授業を併用し組み合わせる所存である。同時双方向型授業を行う場合には,その時間帯に接続できない事情のある学生に配慮する。
履修する場合には,Blackboardに登録,初回授業の注意事項に従って準備をしておくように。
授業概要 ドイツ語を初めて学ぶ受講者を対象とし,ドイツ語の「読む」「書く」「聞く」「話す」の4技能の基礎となる初級文法を学びます。練習問題や小テスト等によって理解度を確認し,基本的な文法構造を習得します。後学期は指定教科書の後半部分を習得します(前学期に教科書の前半部分を「ドイツ語3/ドイツ語文法1」にて学習し,1年間でドイツ語初級文法を習得します)。
Blackbaord コースID: 20210817,   コース名:2021ドイツ語4/ドイツ語文法2(勅使川原聖子・後・火2)に登録しておくこと。
授業のねらい・到達目標 ・ドイツ語の文字と発音の規則を理解し,単語や短い文章を発音することができる。
・ドイツ語の基礎的な文法法則や言語構造を理解することができる。
・辞書の活用法を身に着け,文法法則をもとに,短い文章を読み,また書くことができる。
・後期学習事項は,ドイツ語技能検定の4級及び3級出題範囲に相応する。そこで問われる文法事項を理解し,活用することができる。
・ことばは習慣や生活,地域,歴史,文化的背景とも無縁ではないため,ドイツ語圏の生活等や歴史的・文化的背景についても例文や練習問題に対応する過程において学ぶことにより,ドイツ語圏および異文化への理解を深め,またその多様性や差異を客観的に捉えることができる。
・現代社会におけるドイツ語圏文化,ヨーロッパ文化の役割を説明することができるための基礎となる(A-2-1)。
・ドイツ語圏における情報を論理的に理解することができるようになる(A-3-1)。
この科目は文理学部の(学⼠(⽂学))ディプロマポリシーのDP2,DP3及びCP2,CP3に対応しています。
授業の方法 授業の形式:【演習】
ドイツ語を初めて学ぶ受講者を対象とした授業であるため,はじめはこちらから文法事項等の解説を行い,反復練習を行ったり,練習問題を解くことを通じて理解を深めていく。
概ね2回の授業で1課を進む。練習問題の中で基礎的なものは授業回毎の確認クイズにて実施する。一回の授業内で実施しきれない練習問題については事後学習として課し,次の授業時までに答え合わせができるような形式をとる(この場合,課題として受講生に負担を均等に分担するようにし,対面式の授業で当てて黒板に出てもらうようなイメージで,Blackboard(以下BBと略す)を通じて提出をしてもらいその解説を次の授業時に充てるか,もしくは同時双方向的授業が可能な場合には次の授業時に受講生に回答してもらいその解説を行う形式で実施するか,もしくは翌週にPwoerPoint(以下PTTと略す)の音声付き動画(mp4変換)・スライド(ppsx変換)を用いて練習問題の解説を行うなどの方法で,状況に合わせてフィードバックを行う。)但し,前期学修事項に準ずる文法項目ですぐに対応できるような平易な問題については,教科書の解説をもとに練習問題を予習するよう予め指示し,解説と練習問題の答え合わせを同授業内で行う場合もある。
文法事項等の説明は,主として音声付きPPTの動画・スライドを用い,教科書の記載で補足が必要な場合には,PPT内での解説のほか,一覧として見渡せるようプリント資料をPDF化してアップする。ドイツ語の音声にも慣れるよう,音声教材のストリーミングURLを共有し,練習を指示する。教科書付属の音声に入っていない例文や変化表などもPPTに音声を入れ,受講生が練習できるようにする。
授業回毎に,その授業回の学修事項と出欠(授業参画度)を確認するためのWeb上の確認クイズをBB内で実施する。解答のフィードバックは受講者が回答すると正答と解説が表示されるよう設定する。間違えた場合にはフィードバックの解説等をよく参照し復習をしておくこと。
定期試験などの形態はとらず,学習事項を無理なく確実に覚えていくために,課毎もしくは2課に1回程度の範囲で履修生の様子を見ながら小テストを実施する予定である(BB内で実施する予定)。フィードバック方法は,上記の授業回毎の確認クイズと同様。
また,Blackbordの掲示板機能を通して「質問」と「議論」の機会を提供する。
尚,授業の質疑応答では,間違えることなどを恐れないで欲しい。もともと完璧にできるのであれば習う必要はないのであり,こちらからの解説を参考にしながら「自身で対応しようとする努力」が重要である。
履修条件 ドイツ文学科の学生は除く。ドイツ語3・4/文法1・2をあわせて履修することが望ましい。
授業計画
1 ガイダンス,前期学修事項の復習:授業計画,成績評価,授業に関する諸注意事項等,および参考書等の紹介をする。またその上で、前期学修事項を振り返り,またその結果を元に履修生の学習状況についてのアンケートに回答してもらう。【オンデマンド型】
【事前学習】後期のシラバスを読んでおくこと。前期学修事項を復習しておくこと。(A-3-1) (A-8-1) (0.5時間)
【事後学習】前期の学修事項の中で自身のウィークポイントをよく復習しておくこと。 (0.5時間)
2 Lektion 7:話法の助動詞,未来・推量の助動詞(可能・必然・許可・禁止・願望・主語の意思・他者の意志・推量などの意味を表す助動詞構文と用法について)
前期学習事項に準じているため,解説後に練習問題の指示をする(p.36の大問1・2番を回毎の確認クイズで実施の予定)。【オンデマンド型】
【事前学習】教科書p.34〜35の「話法の助動詞,未来・推量の助動詞」を音読し,教科書の説明を参考にp36〜p.37の練習問題を解き,疑問点・不明点を明らかにしておくこと。 (0.5時間)
【事後学習】教科書p.34の話法の助動詞の人称変化を覚えること。文法・発音ともに間違えた箇所を重点的に復習すること。また本動詞一つの平叙文を助動詞を用いた文章への書換えを復習すること。 (0.5時間)
3 Lektion 8:分離動詞・非分離動詞(分離動詞・非分離動詞の構文や用法,辞書の引き方について),解説後に教科書p.40 の大問1・2番の「分離動詞・非分離動詞」の練習問題にも入る(各授業回毎の確認クイズで実施する予定)。【オンデマンド型】
【事前学習】教科書p.38の「非分離動詞」までを音読し,教科書の説明を参考にp.40の練習問題大問1・2番を解き,疑問点・不明点を明らかにしておくこと。 (0.5時間)
【事後学習】文法・発音ともに間違えた箇所を重点的に復習し,また非分離前つづりを覚えること。教科書p.40〜41の「接続詞」の練習問題を解き,疑問点・不明点を明らかにしておくこと。 (0.5時間)
4 Lektion 8:従属接続詞(並列接続詞と従属接続詞の用法について),間接疑問文
解説後にP.40の大問3番に入る(各授業回毎の確認クイズで実施する予定)。【オンデマンド型】
【事前学習】教科書p.39の「従属接続詞」およびp.41の「間接疑問文」を音読し,教科書の説明を参考にp.40の練習問題大問3番を解き,疑問点・不明点を明らかにしておくこと。 (0.5時間)
【事後学習】重要な接続詞を覚えること。教科書p.41練習問題大問4・5番を解き,疑問点等を明らかにしておくこと。その他の文法・発音ともに間違えた箇所を重点的に復習すること。 (0.5時間)
5 Lektion 9:動詞の3基本形,現在完了(動詞の不定詞・過去基本形・過去分詞の3基本形と,現在完了形の構文と用法について), 解説後に教科書p.44〜45の練習問題も行う(練習問題p.44の大問の1・2番は各授業回毎の確認クイズで実施の予定)。【オンデマンド型】
【事前学習】教科書p.42〜43の「動詞の3基本形,現在完了」を音読し,教科書の説明を参考にp.44練習問題大問1・2番を解き,疑問点・不明点を明らかにしておくこと。 (0.5時間)
【事後学習】文法・発音ともに間違えた箇所を重点的に復習し,教科書に出てきた動詞の3基本形を覚えること。教科書p.44〜45の練習問題大問3・4を解き,疑問点等を明らかにしておくこと。 (0.5時間)
6 Lektion 10:過去形(過去人称変化について)
解説後に動詞の過去人称変化(各授業回毎の確認クイズで実施の予定)と教科書p.48の1番の「過去形」の練習問題を行う。【オンデマンド型】
【事前学習】教科書p.46〜47の「過去形」を音読し,教科書の説明を参考にp.48の練習問題大問1番を解いておくこと。疑問点・不明点を明らかにしておくこと。 (0.5時間)
【事後学習】過去形について復習し,教科書p.46の過去人称変化の表を覚えること。 (0.5時間)
7 Lektion 10:受動態(動作受動と状態受動の構文と用法について),自動詞の受動文【オンデマンド型】
【事前学習】教科書p.47「受動態」およびp.49の「自動詞の受動文」を音読し,疑問点等を明らかにしておくこと。 (0.5時間)
【事後学習】教科書p.48〜49no練習問題大問2〜4番を解き,疑問点・不明点を明らかにしておくこと。 (0.5時間)
8 Lektion 11:再帰代名詞・再帰動詞,zu不定詞(再帰代名詞や再帰表現,また辞書の引き方について,zu不定詞の用法と注意点について)
前期学修事項に準ずるため,解説後に教科書p.52の練習問題 大問1・2番を行う(各授業回毎の確認クイズで実施予定)。【オンデマンド型】
【事前学習】教科書p.50〜51の「再帰代名詞・再帰動詞,zu不定詞」を音読し,教科書の解説を参考にp.52〜53の練習問題を解き,疑問点・不明点を明らかにしておくこと。 (0.5時間)
【事後学習】教科書p.50の再帰代名詞の3格・4格の格変化を覚えること。文法・発音ともに間違えた箇所を重点的に復習しておくこと。 (0.5時間)
9 Lektion 12:形容詞の格変化(形容詞の付加語的用法の強変化・弱変化・混合変化について),数詞1000以上と年号
前期学修事項に準ずるため,解説後に教科書p.56の練習問題 大問1・2番を行う(各授業回毎の確認クイズで実施予定)。【オンデマンド型】
【事前学習】教科書p.54および教科書付属ワークブック巻末p.32【補足】の「形容詞の格変化」を音読し,教科書の解説を参考にp.56の練習問題大問1・2番を解き,疑問点・不明点を明らかにしておくこと。また,教科書p.53の「数詞(1000〜)・年号」を音読し,数え方の法則を自分なりに掴んでおくこと。 (0.5時間)
【事後学習】間違えた箇所を重点的補に復習しておくこと。「形容詞の格変化」を覚えること。 (0.5時間)
10 Lektion 12:比較級・最上級の解説(原級から比較級・最上級の変化について,および比較級・最上級の述語的・付加語的用法について),序数
教科書p.56-56練習問題大問3番を行う(大問3を各授業回毎の確認クイズで実施予定)。【オンデマンド型】
【事前学習】教科書p.55の「比較級・最上級」およびp.57の「序数」を音読しておくこと。また教科書の解説を参考にp.56-57の大問3(比較表現)を解き,疑問点・不明点等を明らかにしておくこと。 (0.5時間)
【事後学習】間違えた箇所を重点的補に復習しておくこと。教科書p.57の練習問題大問4の作文を解いておくこと。 (0.5時間)
11 Lektion 13:関係代名詞(定関係代名詞,関係副詞の構文と用法について)【オンデマンド型】
【事前学習】教科書p.58〜59の「関係副詞」までを音読し,疑問点・不明点を明らかにしておくこと。 (0.5時間)
【事後学習】教科書p.60〜61の練習問題大問1・2番を解き,疑問点・不明点を明らかにしておくこと。 (0.5時間)
12 Lektion 13:命令形,不定関係代名詞
命令形は前期授業事項にも準ずるため,解説に続いてp.61の練習問題大問の3番の命令形についての練習問題を行う(各授業回毎の確認クイズで実施予定)。【オンデマンド型】
【事前学習】教科書 p.59の「命令形」およびp.61の「不定関係代名詞」を音読し,疑問点・不明点を明らかにしておくこと。 (0.5時間)
【事後学習】間違えた箇所を重点的に復習しておくこと。教科書p. 58の定関係代名詞の格変化を覚えること。 (0.5時間)
13 Lektion 14:接続法(接続法第Ⅰ式と接続法第Ⅱ式の形態,および間接話法,非現実話法,婉曲表現などの接続法の用法について)
接続法第Ⅰ式,第Ⅱ式の人称変化の練習を行う(各授業回毎の確認クイズにて実施の予定)。【オンデマンド型】
【事前学習】教科書p.62〜63を音読し,接続法の第I式とII式の形式について,直接法との違いを自分なりに掴んでおくこと。 (0.5時間)
【事後学習】教科書p.64〜65の練習問題を解き,疑問点・不明点を明らかにしておくこと。 (0.5時間)
14 Lektion 14:接続法の練習問題の解説と解答と確認 【オンデマンド型】
【事前学習】教科書p.64〜p.65の「接続法」の練習問題を発音しながら回答できるようにしておくこと。 (0.5時間)
【事後学習】間違えた箇所を重点的に復習しておくこと。 (0.5時間)
15 総復習と確認【オンデマンド型】
【事前学習】第1回〜第1 4回までの学習事項を復習しておくこと。(A-2-1) ( A-3-1) ( A-8-1) (0.5時間)
【事後学習】学修した内容の整理・復習をする。 特に間違えた箇所については重点的に復習し,完全なものとすること。(A-2-1) ( A-3-1) (A-8-1) (0.5時間)
その他
教科書 櫻井麻美著 『しくみのわかるドイツ語初級文法』 三修社 2020年 第4版
参考書 在間進 『ドイツ語のスタートライン(Starting Lineー優しく詳しい解説・しっかり身につく文法・話したくなる表現ー』 三修社 2006年
在間進,亀ヶ谷昌秀 『新独検合格単語+熟語1800』 第三書房 2010年
推薦辞書は,根元道也他編 同学社『アポロン独和辞典』,在間進編 三修社『アクセス独和辞典』(後期授業初回に上記以外の参考書兼問題集や単語集についても案内し、また授業の際にも履修生からの相談・質問に応じて紹介・説明する機会を設けます。)
成績評価の方法及び基準 授業内テスト:授業内テストは,授業内小テストの点数の平均を評価対象とします。具体的には,全ての小テストを100点満点換算し(例えば20点満点の小テストの得点を100点満点換算するということ),その平均点を評価対象とします。(50%)、授業参画度:授業参画度は,各授業回毎の確認クイズの実施状況および点数と,課題として課した練習問題等の実施状況や,授業時もしくはそれ以外のメールや掲示板を介した質疑応答などの学習態度・積極度によって評価します。(50%)
※積極的な授業参加は高く評価します。
※独検の夏期試験が実施され,受験をした場合には,その実績も評価に加味します。
※練習問題の提出などを課した場合に,フィードバックのためには「締め切り」があります。それを守らない場合には評価に入らないため注意してください。
※「出席」は対象外です。
オフィスアワー メールやBlackbord の掲示板等を用いて質疑応答を行います。

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