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英語5 (英文)

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令和2年度以降入学者 英語5 (英文)
令和元年度以前入学者 英語5(英文)
教員名 奥井裕
単位数    1 学年 2~4 開講区分 文理学部
科目群 外国語科目
学期 前期 履修区分 選択必修
授業の形態 課題研究(Blackboardを通じた学習資料配信)方式で行う。
* 初回授業時までにBlackboard でコース登録をし、こまめに情報を確認すること。
【Blackboard ID】20210539: 2021英語5(英文)(奥井裕・前・月5)
*(Blackboard のコース登録に加え)履修登録期間中にCHIPS で履修登録を行うこと。
授業概要 当初は文法を中心に英語の基礎を固める。その後、イギリスの短編小説を丁寧に講読する。小説講読時には音声ファイル(ネイティブ・スピーカーによる本文の朗読)も配信する。
また英詩への導入も兼ねて時々洋楽の歌詞も取り上げる予定また「英詩」への導入も兼ねて時々洋楽(ポップス)の歌詞も扱う予定(この場合、公式ヴィデオなど著作権の問題の生じない Youtube の動画を使用する)。並行して英文法研究も続ける。従って、このクラスは3年次で本格的に英文学・英語学を勉強するつもりでいる学生及び教職(英語)志望の学生を対象としている。
授業のねらい・到達目標 授業では小説が中心になるが、英文学作品の原典を正確に読解出来るようにする。英語学を勉強する上で必要な英文法の基礎知識を習得する。。
この科目は文理学部のDP及びCP1・2に対応しています。
授業の方法 授業の形式:【講義,研究】(講義ファイルを閲覧した上で研究し、その成果を課題として提出する形式)
Blackboardというeラーニングシステムを用いて講義内容と資料のファイルを配信し、課題(レポート)を通じてのやりとり、テストなどを行う予定。課題に関しては解答だけでなく、詳しい解説をすることにより、フィードバックする。質問などはメールでも受け付ける。本授業の事前・事後学習は、合わせて1時間の学習を目安とする。但し、学習時間は各自の英語力によって大きく異なるだろうから、あくまで一応の目安に過ぎない。それでこの授業では【事前学習】と【事前学習】に要する時間数については、それぞれの比率に読み換えることも出来るように表記してある。尚、対面授業になった場合は、授業方法・評価方法とも大きく変更される。
履修条件 ①(英語習熟度別テストによる履修クラスの指定など)学部が示した履修条件に必ず従うこと。
② 講義・資料ファイルを熟読・精読した上で、本質的な予復習を励行すること。
③予習及び課題は自力で(単独で)やること。友達と共同でやってはならない。レポート・課題などで、他人の答案を参考または流用したり、ネットを含めて文献の剽窃をしたりするなどの不正行為は厳禁(この場合、大幅な減点を取る。単位不可となる可能性も高い)。
------------------上記①の具体内容:学部の定める履修条件(厳守)--------------------
①英語習熟度別クラス分けテストを受け、その結果により振り分けられたクラスで履修すること。
②英語習熟度別クラス分けテスト未受験の者は、外国語教育センターで振り分けられたクラスで履修すること。振り分けられたクラス以外での履修はできません。
③「英語5」(前期)と「英語6」(後期)は同一教員による同一時限のクラスを履修すること。
授業計画
1 イントロダクション:学習方法について。英文法の必要性について。
【事前学習】このシラバスに目を通しておくこと。英語のどこが苦手なのかを自分なりに考えておくこと。 (時間0.5)
【事後学習】配信した教材をよく読んでおくこと。 (時間0.5)
2 英文法研究(基礎編)1
主部と述部・完全自動詞・修飾語・句と節・副詞の理解。
「使える英語」の名の下に文法の学習が軽視されているのは極めて憂慮すべきことである。文構造の理解を抜きにして言語を習得するのは不可能である。そこで授業の当初はこれに充てる。
【事前学習】教材1.1.「SV」を熟読し、疑問点を明確にしておくこと。 (時間0.5)
【事後学習】復習をした上で、質問事項を考えること。課題に取り組むこと。 (時間0.5)
3 英文法研究(基礎編)2
不完全自動詞・補語・形容詞の理解。
 形容詞の理解は極めて重要である。形容詞が分かれば、分詞(現在分詞・過去分詞)とは何かということも理解出来るだろう。分詞構文の習得も容易である
【事前学習】教材1.2.「SVC」を熟読しておくこと。以後「教材」の部分は省略し、1.2.などのセクション番号のみの表示とする。 (時間0.5)
【事後学習】復習をした上で、質問事項を考えること。課題に取り組むこと。 (時間0.5)
4 英文法研究(基礎編)3
他動詞・目的語の理解。
【事前学習】教材1.3.「SVO」を熟読しておくこと。以後「教材」の部分は省略し、1.2.などのセクション番号のみの表示とする。 (時間0.5)
【事後学習】復習をした上で、質問事項を考えること。課題に取り組むこと。 (時間0.5)
5 英文法研究(基礎編)4
直接目的語と間接目的語及び授与動詞の理解。
 授与動詞(give 型と buy 型)の研究。 to と for の違い(使い分け)。
【事前学習】1.4.「SVOO」を熟読しておくこと。 (0.5時間)
【事後学習】復習をした上で、質問事項を考えること。課題に取り組むこと。 (0.5時間)
6 英文法研究(基礎編)5
目的格補語の理解。
to不定詞・原形不定詞の研究(1)
 まず 「何故不定詞 と言うのか」 というところから始める。「不定詞」 とは 「定動詞」 に対する言葉である。「定動詞」とは、所謂普通の [述部] 動詞のこと。
【事前学習】1.5.「SVOC」を熟読しておくこと。 (0.5時間)
【事後学習】復習をした上で、質問事項を考えること。課題に取り組むこと。 (0.5時間)
7 洋楽の歌詞を読む 1
英文法研究:前置詞ofの研究
【事前学習】配信した歌詞教材を辞書を活用しながらよく読み、和訳をしておくこと。 (0.8時間)
【事後学習】十分に復習をすること。off と of の親近性について確認すること。課題に取り組むこと。 (0.2時間)
8 洋楽の歌詞を読む 2(詩への導入も兼ねて)
to不定詞・原形不定詞の研究(2)、名詞構文の研究
英語の発想について。語源と中心義(単語の基本的な意味)を理解することの重要性。
【事前学習】辞書を活用しながら歌詞教材をよく読んでおくこと。名詞構文に注意すること。 (0.8時間)
【事後学習】 十分に復習すること。課題に取り組むこと。 (0.2時間)
9 原典講読 1 (イギリス短編小説)
英文法研究:分詞構文について
【事前学習】辞書と解説プリントを活用して教科書51頁を精読し、和訳すること。 (0.6時間)
【事後学習】 十分に復習すること。課題に取り組むこと。 (0.4時間)
10 原典講読 2 (イギリス短編小説)
英文法研究:日本人が誤りやすいYesとNoについて
【事前学習】 辞書と解説プリントを活用して教科書52~53頁を精読し、和訳すること。 (0.6時間)
【事後学習】十分に復習すること。課題に取り組むこと。 (0.4時間)
11 原典講読 3 (イギリス短編小説)
英文法研究:go と come の意外な落とし穴(「行く」をめぐって)
【事前学習】 辞書と解説プリントを活用して教科書53頁を精読し、和訳すること。 (0.6時間)
【事後学習】十分に復習すること。課題に取り組むこと。 (0.4時間)
12 原典講読 4 (イギリス短編小説)
英文法研究:場所句倒置構文の研究
【事前学習】辞書と解説プリントを活用して教科書54頁を精読し、和訳すること。 (0.6時間)
【事後学習】十分に復習すること。課題に取り組むこと。 (0.4時間)
13 原典講読 5 (イギリス短編小説)
英文法研究:分詞形容詞の位置の問題
【事前学習】 辞書と解説プリントを活用して教科書55~56頁を精読し、和訳すること。 (0.6時間)
【事後学習】十分に復習すること。課題に取り組むこと。 (0.6時間)
14 原典講読 6 (イギリス短編小説)
英文法研究:sureとcertainの使い分け
これまでの総復習と習熟度確認テスト
【事前学習】辞書と解説プリントを活用して教科書57~58頁を精読し、和訳すること。 (0.6時間)
【事後学習】十分に復習すること。課題に取り組むこと。 (0.6時間)
15 原典講読 7 (作品解説)
習熟度確認テストの解答と解説と振り返り。
【事前学習】これまで学んだことに全て目を通しておくこと。 (0.7時間)
【事後学習】解説を読んで、自分の苦手な箇所を確認すること。 (0.3時間)
その他
教科書 安永義夫編注 『A Day's Wait and Other Charming Stories(英米傑作短編集)』 金星堂。 1982年
この教科書は後期も引き続き使う。
参考書 必要に応じて授業中に紹介。また原典講読においては「解説プリント」を配信する。
成績評価の方法及び基準 授業内テスト(30%)、授業参画度(70%)
授業参画度は本質的な予復習に基づく質問や建設的な発言と提出された課題で評価する。
尚、授業内テスト=習熟度確認テストは、課題(レポート)に振り替える場合がある。また欠席はオンライン形式・対面形式を問わず、大きく減点するので留意のこと。履修条件にも書いておいたように、不正行為は厳禁である。
尚、対面形式で授業が行われる場合は講義+演習方式になる為に、成績評価の方法および基準はオンライン形式の場合と異なるが、その場合は事前に通知する。
オフィスアワー 大学のメールの他、個人メールでも対応する。アドレスは授業時に開示する。
提出する課題に質問などを併記してもよい。その場合は「教員コメント」で対応する。

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