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令和2年度以降入学者 | 総合研究1~8 (ラオス学) | ||||
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令和元年度以前入学者 | 総合研究1~8(ラオス学) | ||||
教員名 | 犬飼裕一 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 1~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 総合教育科目 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択 |
授業の形態 | 原則として遠隔授業とし可能な場合に一部教室での授業とする Blackboard ID: 20210244 |
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授業概要 | 社会学と地域研究及び国際関係についてラオスを事例として検討する |
授業のねらい・到達目標 | ラオスを事例として社会学、経済学などの社会科学の地域研究への適用を一線の研究者から学び、社会科学の有効活用を理解する。<知識・技能> グローバル化する現代社会を適切に分析するためには社会学的知見が不可欠である。国際社会が直面する問題について,文化相対主義や価値の多元性という社会学的視点を基盤にして,経済理論なども考慮に入れ説明することができる。 <能力> 上記の<知識><技能>の習得を経て,以下の<能力>を育むことが目標である。 ・日常生活から国際社会に至る現代社会の多層性と多様性を理解し,グローバル化する現代社会が抱える矛盾について,社会学における専門領域の観点から解決策をら提案することができる。(A-2-4: 世界の現状を理解し,説明する力) ・どのような研究課題や社会問題に対しても,その解決のために必要な情報や知識,資源を集め,分析を通じて解決策を提示することができる。(A-1-1) この科目は文理学部(学士)のDP1及びCP1に対応しています。 |
授業の方法 | 授業の形式:【講義】 Zoom 等の遠隔授業と、可能な場合は教室での授業を組み合わせる。 |
履修条件 | 特にないが出席は重視する |
授業計画 | |
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1 |
担当教員:犬飼裕一・楠本修 1 学生企画授業の説明:犬飼裕一 2 地域研究と社会学:楠本修 2.1 地域研究としてのラオス(概要) 2.2 総合の学としての地域研究(生態系と社会) 2.2.1 ラオスの民族分布 2.2.2 焼畑農業と生態系 2.2.3 アヘン栽培と黄金の三角地帯 2.2.4 ラオスにある銀貨 2.2.5 近代化の中でのラオスの適応 3 社会学理論の地域研究への適用の可能性:犬飼裕一 【事前学習】ラオスについて調べてみる (2時間) 【事後学習】授業のまとめを行う・レポート作成 (2時間) |
2 |
担当教員:楠本修・園江満 1 園江先生の紹介:楠本 2 生態系とラオスの概要:園江 【事前学習】ラオスの地理的条件について地図で確認しておく (2時間) 【事後学習】授業のまとめを行う・レポート作成 (2時間) |
3 |
担当教員:園江満・楠本修 1 ラオスの歴史と文化 【事前学習】ラオスの歴史をWikipediaなどで調べておく (2時間) 【事後学習】授業のまとめを行う・レポート作成 (2時間) |
4 |
担当教員:楠本修 1 ラオスの人口と課題:ラオスの人口は少ないのか 【事前学習】ラオスの人口の推移について国連統計などで調べておく (2時間) 【事後学習】授業のまとめを行う・レポート作成 (2時間) |
5 |
担当教員:園江満・山田紀彦・楠本修 1 山田先生の紹介 2 ラオスの経済史概要―マクロ経済の視点から 【事前学習】ラオスの主要産業について調べておく (2時間) 【事後学習】授業のまとめを行う・レポート作成 (2時間) |
6 |
担当教員:大野昭彦・楠本修 1 大野先生の紹介:楠本 2 村人がリスクに対してどのような対策をしているか 【事前学習】農村工業とは何かについて調べておく (2時間) 【事後学習】授業のまとめを行う・レポート作成 (2時間) |
7 |
担当教員:山田紀彦・楠本修 1 ラオス政治の現状について-近代ラオス建国以降の政治について 【事前学習】ベトナムとラオスの共産主義について調べておく (2時間) 【事後学習】授業のまとめを行う・レポート作成 (2時間) |
8 |
担当教員:橋本逸男・楠本修 1 ラオス大使として得た知見 【事前学習】ラオスの政治体制について調べておく (2時間) 【事後学習】授業のまとめを行う・レポート作成 (2時間) |
9 |
担当教員:山田紀彦・楠本修 1 ラオスの経済と雇用-ラオスへの外資導入の現状とラオスの公務員の給与等々(ラオス経済のプライベートセクター、ラオスへの投資、パブリックセクターの概要) 【事前学習】外資による投資と開発の関係について調べておく (2時間) 【事後学習】授業のまとめを行う・レポート作成 (2時間) |
10 |
担当教員:大野昭彦・楠本修 1 ラオス南部 セコン県の開発 日本のODAと市場形成過程 →ラオスの南部セコン県セコン川で日本がODAで橋を架けた。その後、陸の孤島だったセコン県において市場が形成された過程を説明する。 【事前学習】外務省のODA白書に目を通しておく (2時間) 【事後学習】授業のまとめを行う・レポート作成 (2時間) |
11 |
担当教員:橋本逸男・楠本修 1 ラオス支援の課題 【事前学習】ODA白書のラオスを確認しておく (2時間) 【事後学習】授業のまとめを行う・レポート作成 (2時間) |
12 |
担当教員:山田紀彦・楠本修 1 国際協力の前提としてのグットガバナンスの現状ラオスの政治の課題と解決策 【事前学習】TAGG(Transparency, Accountability, Good Governance)の概念について調べておく。SDGsの中の位置づけ、ESG投資などについても調べておく (2時間) 【事後学習】授業のまとめを行う・レポート作成 (2時間) |
13 |
担当教員:橋本逸男・楠本修 1 ラオスとの今後の関わり 【事前学習】これまでの授業をもとに参加者が考える日本との関わり方をまとめておく (2時間) 【事後学習】授業のまとめを行う・レポート作成 (2時間) |
14 |
担当教員:楠本修,大野昭彦,山田紀彦,園江満 1 ラオス国開発の課題 講師・及び参加者による討議 ラオス国開発に寄与するために、どのような教育分野の強化が必要とされるかを中心に講師から意見を述べ、その発表に基づき参加者を交え討議する。(A-1-1) 【事前学習】これまでの授業をもとに参加者が考えるラオス国開発の課題をまとめておく (2時間) 【事後学習】授業のまとめを行う・レポート作成 (2時間) |
15 |
担当教員:楠本修・犬飼裕一 1 対象の学としての地域研究:理論と事実の活用法 2 国際協力はなぜ必要か 3 レポートの回収 【事前学習】授業への質問をまとめておく (2時間) 【事後学習】授業のまとめを行う・レポート作成 (2時間) |
その他 | |
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教科書 | 特になし |
参考書 | Wikipediaなどのインターネット辞書、外務省ODA白書 |
成績評価の方法及び基準 | レポート(60%)、授業参画度:原則、授業毎に提出するタスクペーパーの加重平均で採点する。(40%) 担当者が毎回異なるので、授業の後に必ず授業の要約と所感を提出する。それをそれぞれの担当者が採点し、加重平均で採点する。授業での質問等は歓迎する。 |
オフィスアワー | 特にないので、メールで質問等を受け付ける。 |
備考 | 初回講義開始までに、当該授業のBlackBoardのコース登録を行うこと。 Blackboard ID: 20210244 |