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市民生活と法

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令和元年度以前入学者 市民生活と法
教員名 松井丈晴
単位数    2 学年 1~4 開講区分 文理学部
(実務経験のある教員による科目)
科目群 総合教育科目
学期 前期 履修区分 選択
授業の形態 オンデマンド型遠隔授業(ZOOMで録画したものをyoutubeで配信)
Blackboard コースID︓ 木曜3限→20210215
授業概要 私たちの社会生活上に起こりうる法律問題について、具体的な事例に即しながら説明する。
具体的には、日本国憲法、民法、刑法、労働法、社会保障法などを取り扱う。
労働相談員としての経験を生かし、現在、リアルに起きている労働問題、社会保障問題に対し、解決策を提示した授業を行う。
授業のねらい・到達目標 社会生活上に起こりうる法律問題を通して、その問題解決の方法を法的な側面から自ら考え、自ら調べることで、常識を身につけることを目標とする。(問題発見・解決力)
その際に、日本国憲法、民法、刑法、労働法、社会保障法を理解することができる。(専門分野に関する知識・理解)

この科目は、文理学部教育課程表のA-2(DP2・CP2)[世界の現状を理解し、説明する力]の1、A-3(DP3・CP3)[論理的・批判的思考力]の1、A-4(DP4・CP4)[問題発見・解決力]の1に対応しています。
世界諸国の歴史や政治,経済,文化,価値観,信条などの現状を概説できる(A-2-1)。
仮説に基づく課題や問題を提示し,客観的な情報を基に,論理的・批判的に考察することの重要性を説明できる(A-3-1)。
事象を注意深く観察して,解決すべき問題を認識できる(A-4-1)。
授業の方法 授業の形式:【講義】

授業はブラックボードを通して、ZOOMで録画したオンデマンド教材を配信する。また、その内容の授業時配布資料をあわせて配布する。
次に、翌週の授業までに、授業内容を簡潔にまとめたレポートの提出を求め、ブラックボード上で提出を求めて評価する。
学生の毎回のレポート内容に関する教員のコメントは、レポート返却時に行い、ブラックボードの掲示板機能を通して、質問と議論の機会を提供する。通常課題レポート&小テスト50点とする。

試験50点は、レポートとする。レポートの内容や〆切については、追って連絡する。
レポートは、PDFまたはワードを大原則とし、自宅にPCがなく、スマホのみで、やむを得ない場合のみ写真による提出を認める。
履修条件 200名を超えた場合、最初の授業出席者のみの履修を認め、2回目以降は履修を認めない場合もありますので、必ず、最初の授業に出席すること。
授業計画
1 法とは何か【オンデマンド授業】
法の体系、法の分類について学ぶ(A-2-1)
【事前学習】毎回、授業前に配布プリントをダウンロードして持ってくること。事前に、教科書P14~20、プリントを通読し、法と道徳の違いについて確認しておくこと。 (2時間)
【事後学習】授業時配布プリントで指示した動画を見て感想文を作成すること。 (2時間)
2 裁判と法【オンデマンド授業】
裁判と裁判所、国民の司法参加について学ぶ
【事前学習】毎回、授業前に配布プリントをダウンロードして持ってくること。事前に、教科書、プリントを通読し、裁判の種類と裁判所の種類について確認しておくこと。 (2時間)
【事後学習】授業後、テキスト・プリントを再確認し、ノートの整理を行うこと。わからない語句は調べておくこと。 (2時間)
3 家庭生活と法【オンデマンド授業】
嫡出子と非嫡出子について、学ぶ
【事前学習】毎回、授業前に配布プリントをダウンロードして持ってくること。事前に、教科書、プリントを通読し、遺産相続について確認しておくこと。 (2時間)
【事後学習】第1回~3回授業内容の小テストを実施に向けて、復習すること。授業後、テキスト・プリントを再確認し、ノートの整理を行うこと。わからない語句は調べておくこと。 (2時間)
4 婚姻と法【オンデマンド授業】
結婚、離婚について学ぶ
【事前学習】毎回、授業前に配布プリントをダウンロードして持ってくること。事前に、教科書、プリントを通読し、結婚と離婚について確認しておくこと。 (2時間)
【事後学習】授業後、テキスト・プリントを再確認し、ノートの整理を行うこと。わからない語句は調べておくこと。 (2時間)
5 学校と法【オンデマンド授業】
教育を受ける権利、教科書検定、学問の自由と大学について学ぶ
【事前学習】毎回、授業前に配布プリントをダウンロードして持ってくること。事前に、教科書、プリントを通読し、表現の自由と検閲について確認しておくこと。 (1時間)
【事後学習】授業中に流したDVDを基に、感想文を作成すること。 (3時間)
6 情報と法Ⅰ【オンデマンド授業】
プライバシー権、マイナンバー制について学ぶ
【事前学習】毎回、授業前に配布プリントをダウンロードして持ってくること。事前に、教科書P316~325、プリントを通読しておくこと。 (2時間)
【事後学習】第4回~6回授業内容の小テストを実施に向けて、復習すること。授業後、テキスト・プリントを再確認し、ノートの整理を行うこと。わからない語句は調べておくこと。 (2時間)
7 情報と法Ⅱ【オンデマンド授業】
個人情報保護法について学ぶ
【事前学習】毎回、授業前に配布プリントをダウンロードして持ってくること。事前に、教科書P208~216、プリントを通読し、個人情報保護について確認しておくこと。 (1時間)
【事後学習】授業中に流したDVDを基に、感想文を作成すること。 (3時間)
8 職場と法Ⅰ【オンデマンド授業】
労働条件について学ぶ
【事前学習】毎回、授業前に配布プリントをダウンロードして持ってくること。事前に、教科書P256~262、プリントを通読し、労働条件通知書について確認しておくこと。 (2時間)
【事後学習】授業後、テキスト・プリントを再確認し、ノートの整理を行うこと。わからない語句は調べておくこと。 (2時間)
9 職場と法Ⅱ【オンデマンド授業】
ハラスメントについて学ぶ
【事前学習】毎回、授業前に配布プリントをダウンロードして持ってくること。事前に、教科書P263~266、プリントを通読し、何がハラスメントになるのか考えておくこと。 (1時間)
【事後学習】授業後、テキスト・プリントを再確認し、ノートの整理を行うこと。わからない語句は調べておくこと。 (3時間)
10 社会保障と法【オンデマンド授業】
年金保険・労災保険・雇用保険・健康保険について学ぶ
【事前学習】毎回、授業前に配布プリントをダウンロードして持ってくること。事前に、教科書、プリントを通読し、社会保険について確認しておくこと。 (2時間)
【事後学習】第7回~10回授業内容の小テストを実施に向けて、復習すること。授業後、テキスト・プリントを再確認し、ノートの整理を行うこと。わからない語句は調べておくこと。 (2時間)
11 企業と法【オンデマンド授業】
企業再編とリストラについて学ぶ
【事前学習】毎回、授業前に配布プリントをダウンロードして持ってくること。事前に、教科書P365~374、プリントを通読し、企業再編とリストラについて確認しておくこと。 (2時間)
【事後学習】授業後、テキスト・プリントを再確認し、ノートの整理を行うこと。わからない語句は調べておくこと。 (2時間)
12 医療と法【オンデマンド授業】
尊厳死、インフォームドコンセントについて学ぶ
【事前学習】毎回、授業前に配布プリントをダウンロードして持ってくること。事前に、教科書、プリントを通読し、尊厳死について確認しておくこと。 (2時間)
【事後学習】授業後、テキスト・プリントを再確認し、ノートの整理を行うこと。わからない語句は調べておくこと。 (2時間)
13 被害の救済と法【オンデマンド授業】
不法行為と債務不履行について学ぶ
【事前学習】毎回、授業前に配布プリントをダウンロードして持ってくること。事前に、教科書、プリントを通読し、不法行為と債務不履行の違いについて確認しておくこと。 (2時間)
【事後学習】第11回~13回授業内容の小テストを実施に向けて、復習すること。授業後、テキスト・プリントを再確認し、ノートの整理を行うこと。わからない語句は調べておくこと。 (2時間)
14 犯罪と法【オンデマンド授業】
罪刑法定主義、類推解釈禁止の原則、不遡及の原則について学ぶ
【事前学習】毎回、授業前に配布プリントをダウンロードして持ってくること。事前に、教科書P353~364、プリントを通読し、罪刑法定主義とは何かを確認しておくこと。 (2時間)
【事後学習】授業後、テキスト・プリントを再確認し、ノートの整理を行うこと。わからない語句は調べておくこと。 (2時間)
15 講義内容の整理【課題研究】(A-3-1)(A-4-1)
これまでの復習・解説を行い、講義内容の理解を深める。
【事前学習】毎回、授業前に配布プリントをダウンロードして持ってくること。 事前に、教科書、プリントを通読し、わからなかった点をノートにまとめておくこと。 (2時間)
【事後学習】授業後、テキスト・プリントを再確認し、ノートの整理を行うこと。わからない語句は調べておくこと。 (2時間)
その他
教科書 松嶋隆弘 『スタンダード法学』 芦書房 2018年 第1版
参考書 松嶋隆弘 『ビジネス法務の理論と実践』 芦書房 2019年 第1版
オンデマンド教材は教科書及び参考書を基に作成しているので、どちらか必ず手元に用意しておくこと。
配布資料のほぼコピペのレポートは認めない。
成績評価の方法及び基準 レポート:授業全体の理解度確認のための総括したレポートを課す(50%)、授業内テスト:ブラックボードで小テストを行う(20%)、授業参画度:オンデマンド教材の視聴と課題の提出状況を評価する(30%)
試験は、各回で学修した内容を修得しているかどうかを、その点数にて評価する。
レポートは宿題の提出状況と論理的・批判的な思考で作成され、問題発見し、解決策を提案できているかで評価する。
なお、評価基準についてはあらかじめ配布プリントに詳細に記載する。
オフィスアワー ブラックボードの掲示板機能を通して回答する。
備考 履修を検討している学生は必ず最初の授業に出てくること。
関連する法律科目(法学通論、労働法など)を受講することでより理解が深まる。

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