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自主創造の基礎1

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令和2年度以降入学者 自主創造の基礎1
令和元年度以前入学者 自主創造の基礎1
教員名 山本大輔
単位数    2 学年    1 開講区分 文理学部
科目群 全学共通教育科目、物理学科
学期 前期 履修区分 必修
授業の形態 Blackboardを利用したオンデマンド型、zoom meetingによるオンライン授業、対面授業を組み合せる。
Blackboard ID︓20210062 → 2021自主創造の基礎1(山本大輔・前・木3)
授業概要 大学入学までの学習から、自ら進んで学ぶ学修へと転換を遂げる。高校で学んだ数学・物理から、大学での物理と道具としての数学との橋渡しを学ぶとともに自主的に勉強した成果をレポートとしてまとめる練習をする。
授業のねらい・到達目標 (ねらい)
全学共通初年次教育科目として、「自主創造型パーソン」としての資質を身につけ、日本大学の歴史を学ぶとともに、主体的に学ぶ(学修する)意識を持った大学生であることを自覚することができる。
プレゼンテーション・レポートの作成能力など大学で学ぶための基本的な学修スキルを修得する。
道具としての数学を身につけ、力学・電磁気学など初歩的な物理問題に応用することで、物理の考え方・表現・記述方法、議論の展開などを身につける。
(到達目標)
経験や学修から得られた豊かな知識と教養に基づいて,倫理的な課題を理解し説明することができる。(A-1-1)
仮説に基づく課題や問題を提示し,客観的な情報を基に,論理的・批判的に考察することの重要性を説明できる。(A-3-1)
事象を注意深く観察して,解決すべき問題を認識できる。(A-4-1)
新しいことに挑戦する気持ちを持つことができる。(A-5-1)
親しい人々とのコミュニケーションを通じて相互に意思を伝達することができる。(A-6-1)
集団の活動において,より良い成果を上げるために,お互いを尊重することができる。(A-7-1)
自己の学修経験の振り返りを継続的に行うことができる。(A-8-1)
この科目は文理学部(学士(理学))のDP1,3~8及びCP1,3~8に対応しています。
授業の方法 授業の形式:【実習】
初回は、現在の学問能力を計るための数学・理科のテストを実施するとともに今後最低限必要になる数学・物理の基礎についての考え方を解説する。2回目の講義(ビデオ)で日大の歴史を振り返りつつ先人の目指した「自主創造型パーソン」とは何かをイメージを持っていただくとともに、前回の基本的なテストについて反省点を洗い出して、これからの勉強の指針をクリアにしていただく。3回目の講義からは、基本的な学術を身に付けるのみならず、積極的に質問・意見交換・プレゼンテーションを実施できるようになることを目標とする。
 具体的に解説する学問分野は学生のレベルを判断して決めるが、講義・実験などで理解できなかったところの補修、物理の理解に必要となる微分・積分・ベクトル・線形代数の解説、基本的な力学・電磁気学の解説が含まれる。また学生のレベルによっては一方的な講義形式だけではなく、調べてきたことや解いてきた問題のプレゼンテーション形式、問題の回答に関してのディスカッション方式を取り入れる。プレゼンテーションやディスカッションの参画具合は成績に反映する。
授業計画
1 スタートアップ(対面授業)
大学での学びの違いを理解し、数学学力調査試験をすることで大学で必要な数学力の現状把握を行う。(A-1,3)
【事前学習】大学での学びに予習が重要であることを理解する (2時間)
【事後学習】数学学力調査試験を復習する (2時間)
2 反転授業の実践(オンデマンド授業)
日本大学の教育理念・目的、日本大学の歴史を知る。(A-1,3)
共通教材(動画)と補助教材の視聴を行い、感想を課題として提出する。
【事前学習】教材を視聴しておく (2時間)
【事後学習】日本大学の歴史を復習する (2時間)
3 コミュニケーション(対面授業)
高校数学の範囲の問題を解いて、受講生同志で教えあったり教員に質問したりする。(A-6)
【事前学習】高校数学の復習をしておく (2時間)
【事後学習】自分の数学における弱点を把握し補強しておく (2時間)
4 プレゼンテーションの方法(オンデマンド授業)
力学の問題を解き、解き方を説明するためのプレゼンテーション資料を作成する(A-6)
【事前学習】力学(直線運動の運動学)を勉強しておく (2時間)
【事後学習】力学(直線運動の運動学)を復習する (2時間)
5 プレゼンテーションの実践(対面授業)
用意した資料を用いて、対面にて解き方をプレゼンテーションする。(A-6)
【事前学習】力学(円運動の運動学)を勉強しておく (2時間)
【事後学習】力学(円運動の運動学)を復習する (2時間)
6 プレゼンテーションの実践(オンライン授業)
用意した資料を用いて、ビデオ会議システムを通して解き方をプレゼンテーションする。(A-6)
【事前学習】力学(簡単な系の運動方程式とその解法)を勉強しておく (2時間)
【事後学習】力学(簡単な系の運動方程式とその解法)を復習する (2時間)
7 グループワーク(オンライン授業)
行列の計算問題を解き、グループ間で計算結果を比較・議論する。(A-5)
【事前学習】行列の初歩的な計算を勉強しておく (2時間)
【事後学習】行列の計算に関して復習する (2時間)
8 グループワーク(オンデマンド授業)
行列式の計算問題を解き、グループで巨大行列の計算を分担できることを知る。(A-5)
【事前学習】行列式を勉強しておく (2時間)
【事後学習】行列式を復習する (2時間)
9 グループワーク(オンライン授業)
逆行列の計算問題を解き、余因子計算をグループで行う。(A-5)
【事前学習】逆行列を勉強しておく (2時間)
【事後学習】逆行列を復習する (2時間)
10 グループ発表(対面授業)
電磁気学(クーロンの法則)の問題を解き、解き方をグループ単位で説明する。(A-7)
【事前学習】クーロンの法則を勉強しておく (2時間)
【事後学習】クーロンの法則を復習する (2時間)
11 グループ発表(対面授業)
電磁気学(ガウスの法則)の問題を解き、解き方をグループ単位で説明する。(A-7)
【事前学習】ガウスの法則を勉強しておく (2時間)
【事後学習】ガウスの法則を復習する (2時間)
12 グループ発表(対面授業)
電磁気学(アンペールの法則)の問題を解き、解き方をグループ単位で説明する。(A-7)
【事前学習】アンペールの法則を勉強しておく (2時間)
【事後学習】アンペールの法則を復習する (2時間)
13 微分(課題研究)
微分の問題を解き、大学の物理で微分を活用できるようにする。(A-4)
【事前学習】微積分を勉強しておく (2時間)
【事後学習】微積分を復習する (2時間)
14 積分(課題研究)
積分の問題を解き、大学の物理で積分を活用できるようにする。(A-4)
【事前学習】微積分を勉強しておく (2時間)
【事後学習】微積分を復習する (2時間)
15 総括(課題研究)
これまでの学修を振り返り、大学の物理を学修する上でのスキルを考える。(A-8)
【事前学習】第1回~14回で学んだことを整理しておく (2時間)
【事後学習】大学での物理の学び方をまとめ、レポートとして提出する (2時間)
その他
教科書 使用しない
参考書 使用しない
成績評価の方法及び基準 レポート(40%)、授業参画度(60%)
プレゼンテーションやディスカッションへの参画度は評価対象となる。
授業参画度は,毎回の講義中における質疑応答で評価する。
対面授業に参加できない場合はオンラインで授業に参画してもらう。
オフィスアワー Blackboardを通して質問を受け付ける。

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