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令和2年度以降入学者 | 自主創造の基礎1 | ||||
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令和元年度以前入学者 | 自主創造の基礎1 | ||||
教員名 | 鈴木正彦 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 1 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 全学共通教育科目、数学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 必修 |
授業の形態 | 同時双方向型授業(Zoom)と一部対面授業 Blackboard のコースID: 20210047 |
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授業概要 | 大学入学までの学習から,自ら進んで学ぶ学修へと転換を遂げる。 高校で学んだ数学から,大学の数学への橋渡しを学ぶとともに自主的に勉強をした成果をまとめ,発表を行う練習を行う。 課題の作成,個人・グループ発表などを通して,数学のセミナーとしての発表の仕方を学ぶ。 |
授業のねらい・到達目標 | ・初年次導入教育として、"自主創造型パーソン"としての資質を身につけ,「日本大学の歴史」を学ぶとともに,主体的に学ぶ(学修する)意識を持った大学生であることを自覚することができる。 ・プレゼンテーション,レポートの作成能力など大学で学ぶための基本的な学修スキルを修得する。 ・これまでの学修経験から得られた知識と教養に基づいて、数学を学ぶ者としての倫理感を身に着ける(A-1-1)。 ・集合,論理,複素数等についての学修と発表を通して解決すべき問題を認識し,論理的・批判的に教科書を読む方法を身に着ける(A-3-1,A-4-1)。 ・新しいことに挑戦する気持ちを持つことができる(A-5-1)。 ・グループワークや討論を通じて,ゼミのメンバーと積極的にコミュニケーションを取り, お互いの意見を尊重しつつ, 意見を交換することができる(A-6-1, A-7-1)。 ・ゼミ発表を記録することにより, 自己の学修経験を振り返る(A-8-1)。 この科目は文理学部(学士(理学))のディプロマポリシーDP1,DP2~DP8 及びカリキュラムポリシー CP1,CP2~CP8 に対応しています。 |
授業の方法 | 授業の形式【講義・演習】 ①授業方法は教員による説明と学生個人によるプレゼンテーションを中心に行う。 ②学生の半数は研究室に出席し, 残り半数は Zoom にて参加する。ただし, 体調が良くない場合は Zoom にて参加する。 ③発表者は,当学科で作成したテキストを熟読し,自ら内容を良く整理し,原則として黒板にて発表する。 Zoom の画面共有機能を利用して発表を行うこともできる。 ④発表者以外の受講者も,テキストを熟読してきた上で,セミナーにおいて自らの理解あるいは不明な点について,Zoom のチャット機能を利用して質疑応答をし,自らの理解を深める。 ⑤受講者は復習に十分な時間をかけ,個人発表の他,レポートの作成,グループ学習の形で学修成果を公表する。 ⑥なお、授業計画は学修者の能力、関係する講義の進行状況に応じて変更されることがある。 |
履修条件 | 原則として,数学科1年生(再履修者,編入生,転学科・転学部生等を含む)とする。 |
授業計画 | |
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1 |
スタートアップ(自己紹介・他己紹介)と学修計画立案(A-1)【同時双方向型授業+対面授業】
【事前学習】時間割,シラバス,学部要覧をよく読み,個人の時間割案を作成しておくこと(A-5)。 (2時間) 【事後学習】ゼミのメンバーとコミュニケーションを図り,各自で履修登録の準備をすること(A-6)。 (2時間) |
2 |
反転授業の実践(ゼミで発表するには,どのような【予習】が必要かを理解する)【同時双方向型授業+対面授業】
【事前学習】指定された予習動画を見ておくこと。また,テキストの第2章を読み、集合の表し方を確認してくること。 (2時間) 【事後学習】予習動画について,ゼミのメンバーと意見交換を行うこと(A-6)。 (2時間) |
3 |
コミュケーション(「部分集合と包含関係」についての議論を通して,高校数学と大学数学の違いを理解し,コミュケーションの仕方を学ぶ)【同時双方向型授業+対面授業】
【事前学習】テキストの第2章を読み、包含関係に関する2つの記号の違いを理解すること。 (2時間) 【事後学習】テキスト第2章の部分集合に関する演習問題をゼミのメンバーと相談して解くこと(A-6,A-8)。 (2時間) |
4 |
プレゼンテーションの方法(「集合の演算」を題材にして,担当教員から効果的な発表の仕方を学ぶ)【同時双方向型授業+対面授業】
【事前学習】テキストの第2章を読み,前の週に指定された箇所の発表原稿を作ってくること。 (2時間) 【事後学習】講義で注意されたことに基づいて,発表原稿を修正しておくこと(A-8)。 (2時間) |
5 |
プレゼンテーションの実践(「べき集合,直積集合」の発表を通して,効果的な発表の仕方を実践する)【同時双方向型授業+対面授業】
【事前学習】テキストの第2章を読み,指定された箇所の発表原稿を作ってくること。 (2時間) 【事後学習】効果的な発表が出来ていたかを振り返り,発表原稿を修正しておくこと(A-8)。 (2時間) |
6 |
プレゼンテーションの実践(「写像の定義と合成」の発表を通して,効果的な発表の仕方を実践する)【同時双方向型授業+対面授業】
【事前学習】テキストの第2章を読み,指定された箇所の発表原稿を作ってくること。 (2時間) 【事後学習】効果的な発表が出来ていたかを振り返り,発表原稿を修正しておくこと(A-8)。 (2時間) |
7 |
グループワーク(微分積分学1の課題を題材に高校と大学における証明の違いについて議論する)【同時双方向型授業+対面授業】
【事前学習】事前に議論の対象となる「微分積分学1」の課題を解いてくること(A-3,A-4)。 (2時間) 【事後学習】本講義で得られた点に注意して,課題を自己採点してみること(A-8)。 (2時間) |
8 |
グループワーク(線形代数1の演習を題材に高校と大学における計算方法の違いについて議論する)【同時双方向型授業+対面授業】
【事前学習】事前に議論の対象となる「線形代数1」の演習問題を解いてくること(A-3,A-4)。 (2時間) 【事後学習】事前に議論の対象となる「線形代数1」の演習問題を解いてくること(A-3,A-4)。 (2時間) |
9 |
学生によるグループ発表(「写像の単射,全射,全単射」を各グループが解説する)【同時双方向型授業+対面授業】
【事前学習】テキストの第2章を読み,グループ毎に発表原稿を準備してくること(A-6,A-7)。 (2時間) 【事後学習】別のグループの発表を聴き,自分のグループの発表原稿を修正すること(A-8)。 (2時間) |
10 |
学生によるグループ発表(「写像の像と逆像」を各グループが解説する)【同時双方向型授業+対面授業】
【事前学習】テキストの第2章を読み,グループ毎に発表原稿を準備してくること(A-6,A-7) (2時間) 【事後学習】別のグループの発表を聴き,自分のグループの発表原稿を修正すること(A-8)。 (2時間) |
11 |
プレゼンテーションの実践(「複素数の四則演算」の発表を通して,効果的な発表の仕方を実践する) 【同時双方向型授業+対面授業】 【事前学習】テキストの第4章を読み,発表原稿を作ってくること。 (2時間) 【事後学習】効果的な発表が出来ていたかを振り返り,発表原稿を修正しておくこと(A-8)。 (2時間) |
12 |
プレゼンテーションの実践(「複素平面と極座標表示」の発表を通して,効果的な発表の仕方を実践する)【同時双方向型授業+対面授業】
【事前学習】テキストの第4章を読み,発表原稿を作ってくること。 (2時間) 【事後学習】効果的な発表が出来ていたかを振り返り,発表原稿を修正しておくこと(A-8)。 (2時間) |
13 |
レポートの書き方(微分積分学1の課題を題材にして,レポートの書き方を学ぶ) 【同時双方向型授業+対面授業】 【事前学習】微分積分学1のレポートを作成してみること(A-3,A-4,A-5)。 (2時間) 【事後学習】本講義で得られた点に注意して,レポートを修正すること(A-8)。 (2時間) |
14 |
レポートの書き方(線形代数1の課題を題材にして,レポートの書き方を学ぶ) 【同時双方向型授業+対面授業】 【事前学習】線形代数1のレポートを作成してみること(A-3,A-4,A-5)。 (2時間) 【事後学習】本講義で得られた点に注意して,レポートを修正すること(A-8)。 (2時間) |
15 |
振り返りと解説(講義を振り返り,効果的なゼミ発表の仕方とレポートの書き方の知識を深める) 【同時双方向型授業+対面授業】 【事前学習】第1回から第14回までに学んだことを整理しておくこと(A-8)。 (2時間) 【事後学習】大学における数学の学び方をまとめておくこと(A-1,A-8)。 (2時間) |
その他 | |
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教科書 | 日本大学文理学部数学教室・編 『数学基礎セミナー』 日本評論社 2009年 第1版 |
参考書 | 日本大学FD推進センター 『ミライヲツクル Learning guide』 授業中に指示する |
成績評価の方法及び基準 | レポート:第13回, 第14回のレポートの提出状況を評価する(10%)、授業参画度:授業参画度はセミナーでの発表や質問の積極性等を総合的に評価する(90%) 自己紹介などを通して、A-1の達成度を評価する。宿題,レポートの作成状況を通して,A-3,A-4の達成度を評価する。 最初の2回の課題研究を通して A-5 を評価する。 対面授業または同時双方型授業における積極性を通して, A-6の達成度を評価する。 グループワークの参加状況を見て, A-7の達成度を評価する。 「ノート点検」の代わりに15回の課題研究を提出させ、その内容にてA-8の達成度を評価する。 |
オフィスアワー | メール, line, Blackboard を用いて質疑応答を行う。 |
備考 | 各回の授業時間でテキストの内容を発表する学生は、テキスト内容を事前に熟読し, 理解しさらに他人に説明できるまでよく熟考してくること。また, 発表の際に参照する, 内容を端的にまとめた「発表ノート」を必ず作成してくること。 なお, 発表担当順序などについては教員から事前に説明がある。 第2週目までに、下記の「自主創造の基礎1」予習動画(以下のURL)を見ておくこと。 https://www.youtube.com/watch?v=6VG4D2EhV28&index=1&list=PL85mhGUARnDpwV9hsIcPc-gFh7yIuIibv |