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教育原論

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令和元年度以前入学者 教育原論
教員名 小野雅章
単位数    2 学年    2 開講区分 文理学部
科目群 コース科目
学期 前期 履修区分 選択
授業の形態 課題研究(Blackboardを通じた学習資料配信)
授業概要 本授業は、中学校・高等学校の教員として必要とされる教育学の教養について、教育思想と歴史の側面から論究することを目的としている。今世紀に入り、急速な勢いで今日いう改革が進行しているが、その課題とするところが、19世紀から20世紀にかけて認識されながら未解決になっているものが多い。そこで、本授業は、教育の理念や制度の歴史を通じて、現代の教育問題を考察する能力を養うような授業内容としている。現代の教育が置かれた状況について、近代教育の特色として、近代・現代を通じての問題、現代社会において新たなに発生した問題、さらに問題解決の糸口がありながら未解決となっている問題などに類別しながら検討する。
授業のねらい・到達目標 教職課程所科目にもとづき、教育理念や制度の歴史を通し、現代の教育問題を考察する能力を養い、教員としての教育学的教養を身につける科目である。
授業の方法 Blackboardを通じた学習資料配信を行うので、受講生はそれに基づいた学習を行い、課題を提出する方式の授業となる。なお、質問などについては、メールなどを用いて行いたい。
授業計画
1 ガイダンス(授業の概要の説明)
【事前学習】シラバスを確認し、授業の概要を理解しておく (2時間)
【事後学習】授業時に紹介された参考文献を図書館などで確認しておく (2時間)
2 教育学の方法と課題(教育学の基本概念1)
【事前学習】予め配布された「教育原論【その1】」を通読し、授業の内容を把握しておく。 (2時間)
【事後学習】配布資料を読み返すなどで復習をしておく (2時間)
3 教育的発達論と教育的価値論(教育学の基本概念2)
【事前学習】予め配布した「教育原論【その2】」を通読し、授業の内容を把握しておく (2時間)
【事後学習】配布資料を読み返すなどで復習をしておく (2時間)
4 前近代における人間形成の特色(地域・家庭と教育との関係)
【事前学習】予め配布した「教育原論【その3】を通読し、授業の内容を把握しておく (2時間)
【事後学習】配布資料を読み返すなどで復習をしておく (2時間)
5 「子どもの発見」と教育の変化
【事前学習】予め配布した「教育原論【その4】」を通読し、授業の内容を把握しておく (2時間)
【事後学習】配布資料を読み返すなどで復習をしておく (2時間)
6 教育施設(学校)の誕生と変容
【事前学習】予め配布した「教育原論【その5】を通読し、授業の内容を把握しておく (2時間)
【事後学習】配布資料を読み返すなどで復習をしておく (2時間)
7 公教育思想の成立とその導入、
【事前学習】予め配布した「教育原論【その6】を通読し、授業の内容を把握しておく (2時間)
【事後学習】配布資料を読み返すなどで復習をしておく (2時間)
8 近代学校の成立と普及1(西洋の場合)
【事前学習】予め配布した「教育原論【その7】を通読しておく (2時間)
【事後学習】配布資料を読み返すなどで復習をしておく (2時間)
9 近代学校の成立と普及2(日本の場合)
【事前学習】予め配布した「教育原論【その8】を通読しておく (2時間)
【事後学習】配布資料を読み返すなどで復習をしておく (2時間)
10 近代教授法の導入とその思想1(ペスタロッチ主義教育の思想と実践)
【事前学習】予め配布した「教育原論【その9】を通読し、授業の内容を把握しておく (2時間)
【事後学習】配布資料を読み返すなどで復習をしておく (2時間)
11 近代教授法の導入とその思想2(ヘルバルト主義の段階教授法の思想と実践)
【事前学習】予め配布した「教育原論【その10】を通読し、授業の内容を把握しておく (2時間)
【事後学習】配布資料を読み返すなどで復習をしておく (2時間)
12 近代学校と人々の生活の変化(地域全体の教育から学校教育へ)
【事前学習】予め配布した「教育原論【その11】を通読し、授業の内容を把握しておく (2時間)
【事後学習】配布資料を読み返すなどで復習をしておく (2時間)
13 近代家族と教育1(西洋の場合)
【事前学習】予め配布した「教育原論【その12】を通読し、授業の内容を把握しておく (2時間)
【事後学習】配布資料を読み返すなどで復習をしておく (2時間)
14 近代家族と教育2(日本の場合)
【事前学習】予め配布した「教育原論【その13】を通読し、授業の内容を把握しておく (2時間)
【事後学習】配布資料を読み返すなどで復習をしておく (2時間)
15 近代教育の延長としての現代教育(まとめ)
【事前学習】これまでに配布した授業用資料の全てを通読し、じゅぎょの内容をの総復習をしておく (2時間)
【事後学習】最終レポートを作成して提出する (2時間)
その他
教科書 使用しない
参考書 森川輝紀 『教養の教育学』 三元社 2015年
宮沢康人 『教育思想』 放送大学教育振興会 2003年
山住正己 『日本教育小史』 岩波新書 1987年
成績評価の方法及び基準 レポート:求めるテーマと内容とを総合的に判断して評価する(50%)、授業参画度:各課題ごとに設定する小レポートの内容により評価する。(50%)
オフィスアワー メール(m-ono@nihon-u.ac.jp)などにより、質疑などに対応する。

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