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教育方法学特論2

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令和2年度入学者 教育方法学特論2
令和元年度以前入学者 教育方法学特論2
教員名 小笠原喜康
単位数    2 課程 前期課程 開講区分 文理学部
学期 後期 履修区分 選択必修
授業の形態 毎回の担当者のレポートに対するLINEによる意見交換を中心におこないます。
授業概要 デューイの『民主主義と教育』を読む。26章を1回につき2章ずつ読み進めます。この文献は基本文献ですので、現代の教育を冷静に見直すときにも必要です。じっくりと古典とつきあってみてはどうでしょうか。前期のクリティカルな概念分析の力をこの文献を読みながら、さらに磨いてもらうために、民主主義の教育について議論をしてみましょう。
授業のねらい・到達目標 民主主義的市民を育てようとするデューイの最も基本の文献を通読することで、今の教育の課題を考えましょう。
授業の方法 受講生は、人数が少ないので、LINEによって議論を進めます。しかし、これは同時でなくても構いません。発表者が出すレポートをもとにして、意見を交わす方法でおこないましょう。
授業計画
1 ガイダンス:デューイの位置づけ(LINEによって)
【事前学習】訳者のコメントを読んでくる (1時間)
【事後学習】次回の部分を読む (1時間)
2 第一章 生活の必要としての敎育
第二章 社會機能としての敎育   を読む  (LINEによる意見交換)
【事前学習】今回の部分を読む (1時間)
【事後学習】次回の部分を読む (1時間)
3 第三章 指導としての敎育
四章 成長としての敎育   を読む
【事前学習】今回の部分を読む (1時間)
【事後学習】次回の部分を読む (1時間)
4 第五章 準備說、開發說、及び形式的陶冶說
第六章 保守及び進步としての敎育   を読む  (LINEによる意見交換)
【事前学習】今回の部分を読む (1時間)
【事後学習】次回の部分を読む (1時間)
5 第七章 敎育上の民主主義
第八章 敎育の目的   を読む  (LINEによる意見交換)
【事前学習】今回の部分を読む (1時間)
【事後学習】次回の部分を読む (1時間)
6 第九章 敎育目的としての自然的發展及び社會的能率
第十章 興味と訓練   を読む  (LINEによる意見交換)
【事前学習】今回の部分を読む (1時間)
【事後学習】次回の部分を読む (1時間)
7 第十一章 經驗と思考
第十二章 敎育における思考  を読む  (LINEによる意見交換)
【事前学習】今回の部分を読む (1時間)
【事後学習】次回の部分を読む (1時間)
8 第十三章 敎授法の本質
第十四章 敎材の本質  を読む  (LINEによる意見交換)
【事前学習】今回の部分を読む (1時間)
【事後学習】次回の部分を読む (1時間)
9 第十五章 課程における遊戱と作業
第十六章 地理及び歷史の意義  を読む  (LINEによる意見交換)
【事前学習】今回の部分を読む (1時間)
【事後学習】次回の部分を読む (1時間)
10 第十七章 課程における科學
第十八章 敎育的價値  を読む  (LINEによる意見交換)
【事前学習】今回の部分を読む (1時間)
【事後学習】次回の部分を読む (1時間)
11 第十九章 勞働と閑暇
第二十章 知的學科と實用學科  を読む  (LINEによる意見交換)
【事前学習】今回の部分を読む (1時間)
【事後学習】次回の部分を読む (1時間)
12 第二十一章 自然的學科と社會的學科
第二十二章 個人と世界  を読む  (LINEによる意見交換)
【事前学習】今回の部分を読む (1時間)
【事後学習】次回の部分を読む (1時間)
13 第二十三章 職業敎育
第二十四章 敎育哲學  を読む  (LINEによる意見交換)
【事前学習】今回の部分を読む (1時間)
【事後学習】次回の部分を読む (1時間)
14 第二十五章 知識論
第二十六章 道德論  を読む  (LINEによる意見交換)
【事前学習】今回の部分を読む (1時間)
【事後学習】次回の部分を読む (1時間)
15 全体まとめ:デューイの哲学とその影響  (LINEによる意見交換)
【事前学習】この通読から得られた自分の考えをレポートにまとめる。 (3時間)
【事後学習】あらためて自分の考えを問い直す。 (1時間)
その他
教科書 ション・デューイ 『民主主義と教育 (岩波文庫)』 岩波書店 1975年
参考書 使用しない
成績評価の方法及び基準 レポート(50%)、授業参画度(50%)
オフィスアワー メールでおこないます。hxo#mel2015.com (#を@にしてください)

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