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幾何学

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平成28年度以前入学者 幾何学
教員名 森山園子
単位数    2 学年    3 開講区分 文理学部
科目群 情報科学科
学期 後期 履修区分 選択
授業の形態 オンデマンド授業(PowerPointによる録画授業配信)
Blackboard ID: 20203285
授業概要 多面体理論の基礎を学ぶ。
授業のねらい・到達目標 情報科学の基盤をなす数学として,多面体の幾何構造を学び,幾何的な思考力を身に付ける。受講者がこれらの概念を理解して、正しく使いこなせるようになることを目指す。
この科目は文理学部(学士(理学))のディプロマポリシーDP6及びカリキュラムポリシーCP9に対応している。

なお,新カリキュラム(令和2年度以降の入学者)では,この科目は文理学部(学士(理学))のディプロマポリシーDP3,4,5及びカリキュラムポリシーCP3,4,5に対応している。
・仮説に基づく課題や問題を提示し,客観的な情報を基に,論理的・批判的に考察できる。(A-3-3)
・問題を分析し,複数の解決策を提示した上で,問題を解決することができる。(A-4-3)
・責任と役割を担い,新しい問題に取り組む意識を持ち,そのために必要な情報科学の知識・情報を収集することができる。(A-5-3)
授業の方法 授業実施日までにBlackboardを通して,オンデマンド教材を配信する。受講生はその教材を必ず視聴すること。前回までの学修内容を理解していることを前提とし,各回では講義と演習を行う。オンデマンド教材に掲載済みの解答例を参考に理解を深めること。

第1-5, 8-12回は講義中に実施した演習問題をレポートとしてBlackboardに毎回提出する。
第7,14回に小レポートを課し,前半および後半の講義内容を総括する。小レポートの提出先もBlackboardとする。
第6,13回に小レポートに備えた演習を実施する。
第15回に第7,14回に実施した小レポートの解説を実施する。

Blackboardへ提出の際は,指定した解答用紙を用いて,必ずpdfにして提出すること。レポートの提出に関する詳細は,第1回講義資料で指示をする。
授業計画
1 高校数学における幾何学
【事前学習】高校数学における幾何学の復習(高校数学の教科書を細部まで読み込むこと(A-5)) (1時間)
【事後学習】正多面体とオイラーの公式に関する復習 (2時間)
2 正多面体の性質
【事前学習】5つの正多面体(第2回)に関する習熟(3次元幾何学に関する深い理解(A-3)) (2時間)
【事後学習】5つの正多面体どうしの性質に関する復習 (2時間)
3 多面体の分類
【事前学習】5つの正多面体どうしの性質に関する習熟 (2時間)
【事後学習】正多面体・半正多面体どうしの性質に関する習熟(3次元幾何学における問題解決能力の向上(A-4)) (2時間)
4 正多面体群(1)正四面体群
【事前学習】正四面体の構造に関する習熟 (2時間)
【事後学習】正四面体群の性質に関する復習 (2時間)
5 正多面体群(2)正八面体群
【事前学習】立方体および正八面体の構造に関する習熟 (2時間)
【事後学習】正八面体群の性質に関する復習 (2時間)
6 第1回小レポートのための総合演習
【事前学習】正多面体・半正多面体の性質(第1~5回)に関する習熟(論理的な説明を可能にする深い理解(A-3)) (2時間)
【事後学習】講義で扱った演習問題の復習 (2時間)
7 第1回小レポート作成(正多面体・半正多面体の性質)
【事前学習】正多面体・半正多面体の性質(第1~5回)に関する習熟(論理的な説明を可能にする深い理解(A-3)) (3時間)
【事後学習】第1回小レポートの復習 (2時間)
8 凸多面体の基礎
【事前学習】線形代数の基礎に関する復習 (2時間)
【事後学習】多面体の基礎(V・H表現および面構造)に関する復習 (2時間)
9 高次元多面体
【事前学習】凸多面体の基礎に関する習熟 (2時間)
【事後学習】高次元多面体(超立方体・十字多面体)とその面構造に関する復習(高次元多面体における問題解決能力の向上(A-4)) (2時間)
10 双対多面体
【事前学習】凸多面体の基礎および高次元多面体に関する習熟 (2時間)
【事後学習】幾何的および組合せ的双対性に関する復習 (2時間)
11 シュレーゲル図式
【事前学習】高次元多面体に関する習熟および線形代数の基礎に関する復習 (2時間)
【事後学習】シュレーゲル図式に関する復習 (2時間)
12 ゾノトープと菱形多面体
【事前学習】高次元超立方体の構造に関する習熟 (2時間)
【事後学習】ゾノトープと菱形多面体の性質と構成法に関する復習(ゾノトープに関する深い理解(A-3)) (2時間)
13 第2回小レポートのための総合演習
【事前学習】高次元多面体(第8~12回)に関する習熟(論理的な説明を可能にする深い理解(A-3)) (2時間)
【事後学習】講義で扱った演習問題の復習 (2時間)
14 第2回小レポート作成(高次元多面体)
【事前学習】高次元多面体(第8~14回)に関する習熟(論理的な説明を可能にする深い理解(A-3)) (3時間)
【事後学習】第2回小レポートの復習 (2時間)
15 第1・2回小テスト実施および解説(高次元多面体)
【事前学習】これまでの講義内容に関する習熟(論理的な説明を可能にする深い理解(A-3)) (2時間)
【事後学習】第1・2回小レポートの理解 (2時間)
その他
教科書 なし(資料配布)
参考書 使用しない
成績評価の方法及び基準 レポート:第7,14回の授業で行う2回のレポートの成績により評価する。(75%)、授業参画度:第1-5,8-12回の授業で実施した演習問題のレポートにより評価する。(25%)
オフィスアワー 講義資料掲載の連絡先に問い合わせること。都度時間調整をしてビデオ会議形式で質問に応じる。

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