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社会福祉法制度1

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平成28年度以前入学者 社会福祉法制度1
教員名 白川泰之
単位数    2 学年 1・2 開講区分 文理学部
(他学部生相互履修可)
科目群 社会福祉学科
学期 前期 履修区分 必修
授業の形態 オンデマンド方式(Blackboard)による。
授業概要 社会福祉の法制度を理解する上で必要となる法学について、法学の基礎と憲法、行政法、刑法、民法、労働法の概要を学ぶ。
授業のねらい・到達目標 法治国家である我が国においては、社会福祉・社会保障の各制度も法を基礎として構築されている。
社会福祉・社会保障の各制度を法の視点からより深く理解するために、関連する法学の基礎知識を習得し、説明できるようになる。
具体的には、①「法」そのものに対する基礎的な理解、②国家と国民の関係を規定する法の基礎、③私人間を規定する法の基礎を習得する。
この科目は文理学部(学士(社会福祉学))のディプロマポリシーDP2及びカリキュラムポリシーCP3に対応しています。

 なお、新カリキュラム(令和2年度以降入学者)では、この科目は文理学部(学士(社会福祉学))のディプロマポリシーDP及びCPの1、3、4に対応しています。
①「法」そのものに対する基礎的な考え方、国家と国民の関係を規定する法の概要、私人間を規定する法の概要を理解し、説明することができる(A-1-2)。
②法の考え方と社会福祉制度との関係を理論的・批判的に考え、説明できる(A-3-2)。
③社会福祉制度の課題を法の考え方に照らして説明できる(A-4-2)
授業の方法 ・各回のレジュメと音声に基づいて講義を行う(教科書は指定しない)。
・各回につき、課題として復習問題を配付する。期限までに解答を提出すること。正答は事後に掲示するので、各自自己採点すること。
・各回につき、リアクションペーパーに感想や質問を記入して、期限までに提出すること。必要に応じ、Blackboardに解説を掲示する。
・基本的に8月上旬までをめどに授業を終了するよう、教材をBlackboardにアップする予定である。
授業計画
1 総論①:授業のガイダンス(オンデマンド方式)
    「法」とは何か?-道徳その他の行為規範との違い、法の目的について(A-1)
【事前学習】シラバスを事前に確認する。また、法を学ぶことの目的意識について、自分の考え方を整理してノートにまとめておく (1時間)
【事後学習】レジュメに基づいて授業の内容を振り返り、復習問題を解いて間違ったところはレジュメを再度確認する。 (2時間)
2 総論②:裁判制度の概要と家庭裁判所の役割、裁判の基準について(A-1)(オンデマンド方式)
【事前学習】前週に配布したレジュメを事前に読み、分からないところをノートに整理しておく。 (2時間)
【事後学習】レジュメに基づいて授業の内容を振り返り、復習問題を解いて間違ったところはレジュメを再度確認する。 (2時間)
3 総論③:告示と通知の類型、制定法の基本ルールについて(A-1)(オンデマンド方式)
【事前学習】前週に配布したレジュメを事前に読み、分からないところをノートに整理しておく。 (2時間)
【事後学習】レジュメに基づいて授業の内容を振り返り、復習問題を解いて間違ったところはレジュメを再度確認する。 (2時間)
4 各論①:国家と法(1)(オンデマンド方式)
 国家と近代憲法の関係、日本国憲法の基本原理について(A-1)
 法の下の平等について(A-3)
【事前学習】前週に配布したレジュメを事前に読み、分からないところをノートに整理しておく。 (2時間)
【事後学習】レジュメに基づいて授業の内容を振り返り、復習問題を解いて間違ったところはレジュメを再度確認する。 (2時間)
5 各論②:国家と法(2)(オンデマンド方式)
 生存権の内容について(A-1)
 生存権の法的性格に関する論点について(A-4)
 労働基本権の内容について(A-1)
【事前学習】前週に配布したレジュメを事前に読み、分からないところをノートに整理しておく。 (2時間)
【事後学習】レジュメに基づいて授業の内容を振り返り、復習問題を解いて間違ったところはレジュメを再度確認する。 (2時間)
6 各論③:行政機関と法(1)(オンデマンド方式)
 「法律による行政の原理」の内容について(A-1)
 社会福祉に関連する行政行為について(A-3)
【事前学習】前週に配布したレジュメを事前に読み、分からないところをノートに整理しておく。 (2時間)
【事後学習】レジュメに基づいて授業の内容を振り返り、復習問題を解いて間違ったところはレジュメを再度確認する。 (2時間)
7 各論④:行政機関と法(2)(オンデマンド方式)
 不利益処分に関する事前手続について(A-1)
 行政不服審査法に基づく審査請求について(A-1)
【事前学習】前週に配布したレジュメを事前に読み、分からないところをノートに整理しておく。 (2時間)
【事後学習】レジュメに基づいて授業の内容を振り返り、復習問題を解いて間違ったところはレジュメを再度確認する。 (2時間)
8 各論⑤:犯罪と法(オンデマンド方式)
 「罪刑法定主義」の内容について(A-1)
 犯罪の成立要件と医療・福祉との関係について(A-4)
【事前学習】前週に配布したレジュメを事前に読み、分からないところをノートに整理しておく。 (2時間)
【事後学習】レジュメに基づいて授業の内容を振り返り、復習問題を解いて間違ったところはレジュメを再度確認する。 (2時間)
9 各論⑥:財産・取引と法(1)(オンデマンド方式)
 財産法の基本原則と取引の主体と客体について(A-1)
 権利の消滅と社会福祉に関する権利の取り扱いについて(A-3)
【事前学習】前週に配布したレジュメを事前に読み、分からないところをノートに整理しておく。 (2時間)
【事後学習】レジュメに基づいて授業の内容を振り返り、復習問題を解いて間違ったところはレジュメを再度確認する。 (2時間)
10 各論⑦:財産・取引と法(2)(オンデマンド方式)
 行為能力とその制限度合いに応じた法定後見について(A-3)
 不法行為の成立要件と損害賠償の方法について(A-1)
【事前学習】前週に配布したレジュメを事前に読み、分からないところをノートに整理しておく。 (2時間)
【事後学習】レジュメに基づいて授業の内容を振り返り、復習問題を解いて間違ったところはレジュメを再度確認する。 (2時間)
11 各論⑧:ここまでの内容の補足説明(オンデマンド方式)
 国家賠償法について(A-1)
 期間の計算方法について(A-1)
【事前学習】前週に配布したレジュメを事前に読み、分からないところをノートに整理しておく。 (2時間)
【事後学習】レジュメに基づいて授業の内容を振り返り、復習問題を解いて間違ったところはレジュメを再度確認する。 (2時間)
12 各論⑨:家族と法(1)(オンデマンド方式)
 婚姻の要件と夫婦間の義務、離婚の要件とその効果について(A-1)
 親権の内容と児童福祉における論点について(A-4)
【事前学習】前週に配布したレジュメを事前に読み、分からないところをノートに整理しておく。 (2時間)
【事後学習】レジュメに基づいて授業の内容を振り返り、復習問題を解いて間違ったところはレジュメを再度確認する。 (2時間)
13 各論⑩:家族と法(2)(オンデマンド方式)
 親族の扶養義務と社会福祉における給付との関係について(A-3)
 相続と遺贈の内容、要件、効果について(A-1)
【事前学習】前週に配布したレジュメを事前に読み、分からないところをノートに整理しておく。 (2時間)
【事後学習】レジュメに基づいて授業の内容を振り返り、復習問題を解いて間違ったところはレジュメを再度確認する。 (2時間)
14 各論⑪:労働者と法(オンデマンド方式)
 労働法の理念、労働契約の原則、解雇の制限について(A-1)
 労働基準法の災害補償と労働者災害補償保険法の関係について(A-3)
【事前学習】レジュメを事前に読み、分からないところをノートに整理しておく。 (2時間)
【事後学習】レジュメに基づいて授業の内容を振り返り、復習問題を解いて間違ったところはレジュメを再度確認する。 (2時間)
15 授業の振り返りとまとめ(オンデマンド方式)
 これまでの授業を振り返りながら、要点を再度確認する(A-1)
 社会福祉を理解するにあたって法を学ぶ意義を再度確認する(A-3)
【事前学習】これまでのレジュメを参考にしながら、法を学んで社会福祉の理解が深まった点をノートに整理する。 (2時間)
【事後学習】第15回のレジュメを参考に授業を振り返り、今後の学びにどのように生かしていくかをノートに整理する。 (3時間)
その他
教科書 なし
参考書 伊藤正巳、加藤一郎 『現代法学入門 (有斐閣双書)』 有斐閣 2015年 第4版
成績評価の方法及び基準 レポート:授業に関連するテーマを提示し、1500字程度のレポートを課します。(60%)、授業参画度:リアクションペーパーの提出状況で評価します。(20%)、復習問題の解答提出状況で評価します。(20%)
オフィスアワー リアクションペーパーにより質問を受け付けるが、その他に質問等があれば、Blackboardで適宜受け付ける。

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