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令和2年度入学者 | 教育学特論2 | ||||
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令和元年度以前入学者 | 教育学特論2 | ||||
教員名 | 入澤充 | ||||
単位数 | 2 | 課程 | 前期課程 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 教育学専攻 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業の形態 | 課題研究 Blackboardを通じて学習資料を送信しますので、その都度課題に答えて返信してください。 |
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授業概要 | 教育問題と法律の関係理解 |
授業のねらい・到達目標 | 授業のねらい・本授業は、教育と法律の関係を理解した上で、教育問題に法律がどう対応できるのか、またしているのかを考察するものである。たとえば、学校におけるいじめ事件で、学校・教師・保護者・加害者はどのような法的責任が問われ、また教育責任を果たさなければならないか探究する。 到達目標:受講生は本講義を通して問題発見、解決力、対応力等々を培うことができるようにする。 |
授業の方法 | 毎回シラバスに沿ったレジュメを送信します。 |
履修条件 | 教育学、法学概論を履修していること |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス(教育法とは何か。現代の教育問題と教育法の関係と教育法の体系:憲法、教育基本法、学校教育法、社会教育法等々がどのような関連があるかを俯瞰し、教育法規の全体を理解する) 【準備】全15回にわたるシラバスを見ておこくこと。配布レジュメを次回に備えて整理しておくこと。 【事前学習】シラバスを俯瞰しておくこと (30分時間) 【事後学習】配布したレジュメを整理し、提示した学習課題に取り組むこと (1時間) |
2 |
教育を受ける権利の意義について理解を深める(憲法26条・機会均等、学習権を巡る裁判例からの検討) 【準備】憲法26条の意義を事前に確認しておくこと。 【事前学習】前回のレジュメを整理しておくこと。本時間で発表できるようにしておくこと (1時間) 【事後学習】本時間で取り上げた内容の振り返りを行い。学習課題に取り組むことを (1時間) |
3 |
教育の理念と法の関係について理解を深める(憲法理念と教育基本法、教育基本法の意義) 【準備】前回のレジュメを整理し授業に臨むこと。 【事前学習】前回のレジュメの整理。 (1時間) 【事後学習】憲法理念が現実の教育現場で活かされているかリフレクションをしておくこと (1時間) |
4 |
教育の目的と方針について理解を深める①(人格の完成 教育の方針 教育の目標) 【準備】前回のレジュメを整理し授業に臨むこと。 【事前学習】前回のレジュメの整理 (1時間) 【事後学習】人格の完成の意味を精査しておくこと (1時間) |
5 |
教育の目的と方針について理解を深める②(学校教育の目的と目標、教育基本法と学校教育法) 【準備】前回のレジュメを整理し授業に臨むこと。 【事前学習】学校の役割について考察をしておくこと (1時間) 【事後学習】教育基本法の理念が学校教育に浸透しているか整理する (1時間) |
6 |
戦後制定された学校教育法の理解①(近代化以降の学校制度の歴史・現状・課題) 【準備】前回のレジュメを整理し授業に臨むこと。 【事前学習】日本の学校制度について調べておくこと (1時間) 【事後学習】学校制度の問題と課題について整理しておくこと (1時間) |
7 |
学校教育法の理解②(義務教育制度の問題と課題) 【準備】前回のレジュメを整理し授業に臨むこと。 【事前学習】義務教育制度の問題について考えておくこと (1時間) 【事後学習】不登校児童生徒への対応の仕方について整理しておくこと (1時間) |
8 |
学校の運営と法律の関係(校長の権限と責任、地教行法、教育委員会の役割について検討) 【準備】前回のレジュメを整理し授業に臨むこと。 【事前学習】学校組織の在り方について考察をしておくこと (1時間) 【事後学習】校長の権限と学校運営の在り方について整理しておくこと (1時間) |
9 |
教員養成制度の課題と教師の使命(教員養成、採用、教師の職務上の責任について) 【準備】前回のレジュメを整理し授業に臨むこと。 【事前学習】教師の職上の責任について調べておくこと (1時間) 【事後学習】レジュメで示した学習課題を整理しておくこと (1時間) |
10 |
教師の教育責任と法的責任(子どもの安全と学校事故問題から考える) 【準備】前回のレジュメを整理し授業に臨むこと。 【事前学習】教師の教育活動中の不法行為について調べておくこと (1時間) 【事後学習】学校安全と教師の法的責任について整理しておくこと (1時間) |
11 |
子どもの問題行動と懲戒と体罰の禁止(学校教育法11条の主旨と体罰の法的問題) 【準備】前回のレジュメを整理し授業に臨むこと。 【事前学習】学校における体罰実態について調べておくこと (1時間) 【事後学習】授業で取り上げた判例を整理しておくこと (1時間) |
12 |
いじめ裁判と学校・教師の法的責任(いじめ裁判からいじめ防止対策を考える) 【準備】前回のレジュメを整理し授業に臨むこと。 【事前学習】いじめの実態について調べておくこと (1時間) 【事後学習】教師の法的責任の在り方について整理しておくこと (1時間) |
13 |
学校組織の秩序維持と問題解決・課題形成(生徒指導と校則問題について理解を深める) 【準備】前回のレジュメを整理し授業に臨むこと。 【事前学習】自身の中学高校時代の校則について調べておくこと (1時間) 【事後学習】授業で取り上げた判例についてまとめておくこと (1時間) |
14 |
13回までの授業の要点の確認と口頭試問で理解を深める。 【準備】前回までのすべてのレジュメを整理し、要点をまとめておくこと。 【事前学習】教育法研究の意義についてまとめておくこと (2時間) 【事後学習】14回分のレジュメを精査して、活用できるようにしておくこと (2時間) |
15 |
まとめ:学校現場の問題(保護者の無理難題要求、教師の不祥事、行政との関係性等々)解決をどう図るか事例を通して考察をする(法律は教育問題解決の基準になりうるか)
【事前学習】14回分のレジュメを見直しておくこと (1時間) 【事後学習】15回分のレジュメを整理する (2時間) |
その他 | |
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教科書 | 姉崎洋一他 『解説教育六法2020年版』 三省堂 2020年 第1版 参考書は使いません。配付資料にある法律はネットで調べてください。 |
参考書 | 使用しない |
成績評価の方法及び基準 | レポート:課題を毎回提出し、最後に、まとめの課題を出すこと(100%) 課題提出について評価方式はルーブリック形式で行います。形式については事前に送信します。 |
オフィスアワー | E-mailアドレスを利用してください。メールにて返信いたします。 |