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外国教育史研究2

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令和2年度入学者 外国教育史研究2
令和元年度以前入学者 外国教育史研究2
教員名 北野秋男
単位数    2 課程 前期課程 開講区分 文理学部
科目群 教育学専攻
学期 後期 履修区分 選択必修
授業の形態 主として「課題研究」」(Bbを通じた学習資料配信)として対応します。 Blackboard ID:20204332
シラバス上に課題を明記します。追加の課題や資料、変更点などがある場合には、Blackboard にてお知らせします。コロナウィルスの感染拡大のため、講義形式の授業の仕方が困難になったため,この授業では予定を変更して、次のように進めます。ただし、コロナウィルスの感染状況に応じて、対面式授業も行います。
授業形式の基本は、テキストを読んで2回のレポート課題を提出します。課題の再提出は、最終回までに提出して頂ければ結構です。
授業概要 後期は「欧米の人間形成思想から人間評価思想への転換を学ぼう!」をテーマとします。現代に生きる私達が学校教育を受ける際に、まず強調されることが「人格形成」ですが、他方では、「能力」や「業績」も求められます。教育において、こうした個人の「能力」や「業績」が重視された理由や背景は何でしょうか。また、今や個人の問題ではなく、国家的な課題としても「高い能力」が求められるのは何故でしょうか。こうした疑問や課題を基に、本講義では米国における人間形成思想や学力テストの歴史、現代の教育改革思想の内容を検討します。
授業のねらい・到達目標 この授業では、資料などを通じて研究を進めていく上での分析視点を学びます。大学院生が修士論文を作成する上で、最も重要なことが、この分析視点です。一つの視点を定めて、その焦点化された視点から自己の論理や内容を展開する方法を学びましょう。また、外国教育史を通じて教育学や教育史研究の基礎・基本を学ぶことも重視します。
授業の方法 授業の方法は、指定されたテキストを丁寧に読むことです。また、レポートに対して、適切に応えることが重要です。レポート作成の際には、課題だけでなく、関連する政治・経済・教育などの社会的問題も合わせて学びましょう。そして、自分の視野や知識を広げていく努力をすることが大切です。提出されたレポートは、全体でも意見交換などするが、修正や再提出を求めることもある。レポート作成の際には、報告する国の学力政策の特色を他国との違いを意識して作成してほしい。
履修条件 特になし。留学生は大歓迎。
授業計画
1 シラバスをよくお読みください。課題をシラバス上で明示します。課題レポートは2回提出してください。
不備があった場合には、修正や再提出を求めます。ただ、何か事情があれば、申し出て下さい。延期も認めます。追加の課題や資料、変更などあれば、Blackboardで知らせます。
【事前学習】シラバスをよく読み、授業内容をよく理解しておくこと。学力の国際比較の視点を考えておくこと。 (時間)
【事後学習】授業の要点と課題をノートにまとめること (時間)
2 基本文献の紹介と研究方法の確認。対面式の授業を行い、資料などを配布します。不可能であれば、Bbで資料を配布します。
【事前学習】事前に配布した資料を読み、重要な点を整理し、質問なども考えておくこと。 (時間)
【事後学習】授業の要点と課題をノートにまとめること (時間)
3 アメリカの人間形成思想の歴史的展開(独立期の人間形成思想) *基本文献の講読。
【事前学習】事前に配布した資料を読み、重要な点を整理し、質問なども考えておくこと (時間)
【事後学習】授業の要点と課題をノートにまとめること (時間)
4 アメリカの人間形成思想の歴史的展開(マンの功利主義的教育観) *基本文献の講読。zoom
【事前学習】事前に配布した資料を読み、重要な点を整理し、質問なども考えておくこと (時間)
【事後学習】授業の要点と課題をノートにまとめること (時間)
5 アメリカの知能や学力に基づく人間評価  *基本文献の講読。zoom
【事前学習】事前に配布した資料を読み、重要な点を整理し、質問なども考えておくこと (時間)
【事後学習】授業の要点と課題をノートにまとめること (時間)
6 第1回課題の提出:課題名「アメリカの人間観・社会観の変遷と学力問題について述べよ」(可能なら対面式)
3~5回の資料を読んで、まとめる。
*40字X40行で2枚。ワード形式。1行目に自分なりにタイトルを設定。2行目に学科・学年・番号・氏名
3行目は空白。4行目から本文。文字は10.5ポイント。参考文献は必要ありません。ただし、配布した資料を読んで、まとめてください。字数:3,000字程度(A4・2枚以内。40字X40行で設定)。参考文献:配布資料。 注意点:配布資料をよく読んで答えること。配布資料を読まずに、WEB上の記事を複写したものは採点の対象にはなりません
【事前学習】事前に配布した資料を読み、課題レポートを作成する (時間)
【事後学習】提出した課題レポートの確認と修正 (時間)
7 提出されたレポートで修正や再提出の必要なものを知らせます。
課題レポートの修正・提出
【事前学習】課題レポートの修正や点検 (時間)
【事後学習】課題レポートの完成 (時間)
8 中間アンケートorヒアリング
【事前学習】これまでの疑問点や質問事項の確認 (時間)
【事後学習】これまでの疑問点や質問事項の解決 (時間)
9 アメリカの学力テストによる教育改革(教育学研究論文)①*基本文献の講読。
【事前学習】事前に配布した資料を読み、重要な点を整理し、質問なども考えておくこと (時間)
【事後学習】授業の要点と課題をノートにまとめること (時間)
10 アメリカの学力テストによる教育改革(教育学研究論文)②*基本文献の講読。
【事前学習】事前に配布した資料を読み、重要な点を整理し、質問なども考えておくこと (時間)
【事後学習】授業の要点と課題をノートにまとめること (時間)
11 アメリカの企業財団の歴史  *基本文献の講読
【事前学習】事前に配布した資料を読み、重要な点を整理し、質問なども考えておくこと (時間)
【事後学習】授業の要点と課題をノートにまとめること (時間)
12 オバマ政権の教育改革  *基本文献の講読  zoom
【事前学習】レジュメを作成し、授業で報告する準備を行う。 (時間)
【事後学習】草稿を作成してみる。 (時間)
13 第2回課題の提出:課題名「アメリカの教育改革と学力テストについて述べよ」」(可能なら対面式)
*40字X40行で2枚。ワード形式。1行目に自分なりにタイトルを設定。2行目に学科・学年・番号・氏名
3行目は空白。4行目から本文。文字は10.5ポイント。参考文献は必要ありません。ただし、配布した資料を読んで、まとめてください。字数:3,000字程度(A4・2枚以内。40字X40行で設定)。参考文献:配布資料。 注意点:配布資料をよく読んで答えること。配布資料を読まずに、WEB上の記事を複写したものは採点の対象にはなりません。提出されたレポートで修正や再提出の必要なものを知らせます。
【事前学習】課題レポートの修正や点検 (時間)
【事後学習】課題レポートの完成 (時間)
14 提出されたレポートで修正や再提出の必要なものを知らせます。
課題レポートの修正・提出
【事前学習】自己点検票に従って、自己の課題レポートを評価する。 (時間)
【事後学習】評価に従って、自分の課題や目標を再確認する。 (時間)
15 まとめ(授業の総括)
【事前学習】配布した資料やノートなどを読み返し、総括を行う。 (時間)
【事後学習】自己の学習への展望と計画を立案し、実行プランを作成する。 (時間)
その他
教科書 北野秋男 『日米のテスト戦略』 風間書房 2011年 第1版
参考書 使用しない
成績評価の方法及び基準 レポート(70%)、授業参画度(30%)
課題レポート、課題レポートの修正・再提出など、授業への参画度などにより、総合的に評価する。
オフィスアワー 質問や意見などあれば、メールにてお願いします。
課題の提出はBbde受けますが、質問などはak0924@minuet.plala.or.jp にお願いします。その場合は、必ず科目名を明記した上で、質問内容を明確にして送信してください。
備考 何かの事情で期限内に課題が提出できない場合には、理由を申し出て頂ければ、考慮します。
何か不明な点や質問があれば、メールにてお願いいたします.
追加の課題や資料、変更などがある場合には、Blackboad にてお知らせします。

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