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観光地理学特論Ⅱ

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令和2年度入学者 観光地理学特論Ⅱ
令和元年度以前入学者 観光地理学特論Ⅱ
教員名 落合康浩
単位数    2 課程     開講区分 文理学部
科目群 地理学専攻
学期 後期 履修区分 選択必修
授業の形態 主としてオンデマンド型授業(PowerPointまたはPDFなどによる授業教材の配信)で実施する。

Blackboard ID:20204457
授業概要 地域資源を評価し有効に活用するための地理学的な視点と方法論について具体的事例をあげて解説し、理解を深めるものである。
授業のねらい・到達目標 地域資源を評価する手法について理解し、観光客誘致と地域住民の福祉との両面において地域資源を有効に活用する方法論について考察できるようになることを目標とする。
授業の方法 観光開発、振興の行われる地域に存在する地域資源の特性と評価の視点について具体的な事例をあげて講義・解説し、提示する題材について意見交換や討論を行う。
授業計画
1 ガイダンス 地理学からみた地域資源
【事前学習】シラバスを確認しておく。 (1時間)
【事後学習】地域資源とは何かについて整理・理解する。 (2時間)
2 地域資源を理解する1 (地域資源の概念)
【事前学習】地域資源という用語の使い方について考えておく。 (1時間)
【事後学習】地域資源にはどのようなものがあるか整理・理解する。 (2時間)
3 地域資源を理解する2 (自然環境・景観とその利用)
【事前学習】地域資源といえる自然環境・景観について概観しておく。 (2時間)
【事後学習】自然環境・景観にかかわる地域資源の利用法について考えを整理する。 (2時間)
4 地域資源を理解する3 (産業と社会資本の活用)
【事前学習】地域資源といえる産業の要素について概観しておく。 (2時間)
【事後学習】産業と社会資本にかかわる地域資源の活用法について考えを整理する。 (2時間)
5 地域資源を理解する4 (地域的な文化と生活の保全)
【事前学習】地域資源といえる文化的な要素について概観しておく。 (2時間)
【事後学習】伝統文化にかかわる地域資源の保全と活用について考えを整理する。 (2時間)
6 観光開発のための地域資源評価1 (日本における事例1)
【事前学習】景観に特徴を持つ地域について概観しておく。 (2時間)
【事後学習】観光に活用するための景観評価の方法について考える。 (2時間)
7 観光開発のための地域資源評価2 (日本における事例2)
【事前学習】文化財に特徴を持つ地域について概観しておく。 (2時間)
【事後学習】観光に活用するための文化財評価の方法について考える。 (2時間)
8 観光開発のための地域資源評価3 (アジアにおける事例1)
【事前学習】カンボジアのシェムリアップ州について概観しておく。 (2時間)
【事後学習】遺跡およびその周辺における観光資源の評価方法について考える。 (2時間)
9 観光開発のための地域資源評価4 (アジアにおける事例2)
【事前学習】パキスタンの北部について概観しておく。 (2時間)
【事後学習】山岳地域における観光資源の評価方法について考える。 (2時間)
10 観光開発のための地域資源評価5 (ヨーロッパにおける事例1)
【事前学習】ドイツ南部の環境について概観しておく。 (2時間)
【事後学習】ドイツ南部における観光資源の評価方法について考える。 (2時間)
11 観光開発のための地域資源評価6 (ヨーロッパにおける事例2)
【事前学習】ドイツ南部の都市について概観しておく。 (2時間)
【事後学習】ドイツ南部における観光資源の評価方法について考える。 (2時間)
12 地域資源の利活用について1 (持続可能な開発とは)
【事前学習】持続可能な開発の意味について理解しておく。 (2時間)
【事後学習】地域資源を持続的に利活用する方法について考える。 (2時間)
13 地域資源の利活用について2 (地域経済の活性化のために)
【事前学習】地方がかかえる経済的な問題点について概観しておく。 (2時間)
【事後学習】地域資源を経済発展に結び付ける方法について考える。 (2時間)
14 理解度の確認と解説
【事前学習】これまでの授業内容を整理・理解しておく (3時間)
【事後学習】理解度確認作業の中で理解できなかったことを整理し、理解を深める (3時間)
15 まとめ(講義内容の総括)
【事前学習】これまでの授業内容を整理し、理解しておく。 (2時間)
【事後学習】まとめの内容を整理し、理解を深める。 (2時間)
その他
教科書 指定しない。
参考書 授業の中で適宜指示する。
成績評価の方法及び基準 レポート(50%)、授業参画度(50%)
オフィスアワー 開講時に伝える。

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