検索したい科目/教員名/キーワードを入力し「検索開始」ボタンをクリックしてください。
※教員名では姓と名の間に1文字スペースを入れずに、検索してください。
令和2年度入学者 | 児童家庭福祉応用研究 | ||||
---|---|---|---|---|---|
令和元年度以前入学者 | 社会システム応用研究 | ||||
教員名 | 太田由加里 | ||||
単位数 | 2 | 課程 | 開講区分 | 文理学部 | |
科目群 | 社会学専攻 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業の形態 | 主として同時双方向型授業(Zoomによるライブ中継) BlackboardID:20204311 |
---|---|
授業概要 | 社会的存在としての子どもの理解と子どもを取り巻く家族の生活上の困難を把握する。 この講義では、文献の講読を通して、広く社会構造の中で子ども・家族をとらえ直し、社会福祉の視点に立って考察を深める。 さらに社会福祉実践を深めていくために、その背景にある理論を実践に展開し、また実践の積み重ねを理論化していくという往還の検討を行う。 |
授業のねらい・到達目標 | 日常的な子どもにかかわる福祉実践を検討することから始め、それを研究の対象へとシフトさせるために必要な理論を探索・講読する。その学識を身につけ、説明できるようになることを目標とする。それらの理論が実践とどのように結びつき、日常の実践に活かせるのか、理論と実践の往還の意義を学び、具体的に研究に活かせるようになることを目標とする。 |
授業の方法 | 文献の講読とそれに関する履修者の報告・ディスカッションにより進める。 本授業の事前・事後学習は、各2時間の学習を目安とします。 提出物の提出方法、フィードバックの方法等については、授業開始時に提示する。 |
授業計画 | |
---|---|
1 |
イントロダクション 授業概要・到達目標・授業の方法について説明する
【事前学習】シラバスを事前に読み授業全体の流れを理解すること (2時間) 【事後学習】初回の授業内容について要点を整理しておくこと (2時間) |
2 |
文献講読:報告とディスカッション:子どもの生態学的研究-マルチシステムの視座
【事前学習】主題について授業内で示した資料を読んでおくこと (2時間) 【事後学習】主題について授業内で示した課題を行うこと (2時間) |
3 |
文献講読:報告とディスカッション:子どものリスクとレジリエンス(レジリエンスの概念など)
【事前学習】主題について授業内で示した資料を読んでおくこと (2時間) 【事後学習】主題について授業内で示した課題を行うこと (2時間) |
4 |
文献講読:報告とディスカッション:子どものリスクとレジリエンス(共通のリスク要因など)
【事前学習】主題について授業内で示した資料を読んでおくこと (2時間) 【事後学習】主題について授業内で示した課題を行うこと (2時間) |
5 |
文献講読:報告とディスカッション:リスクと防御推進要因の分析方法-疫学から学ぶ
【事前学習】主題について授業内で示した資料を読んでおくこと (2時間) 【事後学習】主題について授業内で示した課題を行うこと (2時間) |
6 |
文献講読:報告とディスカッション:子どもへの不適切なかかわり
【事前学習】主題について授業内で示した資料を読んでおくこと (2時間) 【事後学習】主題について授業内で示した課題を行うこと (2時間) |
7 |
文献講読:報告とディスカッション:学校での不適応
【事前学習】主題について授業内で示した資料を読んでおくこと (2時間) 【事後学習】主題について授業内で示した課題を行うこと (2時間) |
8 |
文献講読:報告とディスカッション:障害のある幼少期の子どもの発達上の脆弱性
【事前学習】主題について授業内で示した資料を読んでおくこと (2時間) 【事後学習】主題について授業内で示した課題を行うこと (2時間) |
9 |
文献講読:報告とディスカッション:児童期と思春期におけるアルコールと薬物をめぐるリスクと防御推進要因
【事前学習】主題について授業内で示した資料を読んでおくこと (2時間) 【事後学習】主題について授業内で示した課題を行うこと (2時間) |
10 |
文献講読:報告とディスカッション:非行と行為障害をめぐるリスクと防御推進要因
【事前学習】主題について授業内で示した資料を読んでおくこと (2時間) 【事後学習】主題について授業内で示した課題を行うこと (2時間) |
11 |
文献講読:報告とディスカッション:思春期の性感染症予防
【事前学習】主題について授業内で示した資料を読んでおくこと (2時間) 【事後学習】主題について授業内で示した課題を行うこと (2時間) |
12 |
文献講読:報告とディスカッション:思春期の妊娠をめぐるリスクと防御推進要因
【事前学習】主題について授業内で示した資料を読んでおくこと (2時間) 【事後学習】主題について授業内で示した課題を行うこと (2時間) |
13 |
文献講読:報告とディスカッション:子どものうつ-リスク要因の視座
【事前学習】主題について授業内で示した資料を読んでおくこと (2時間) 【事後学習】主題について授業内で示した課題を行うこと (2時間) |
14 |
文献講読:報告とディスカッション:青少年の自殺
【事前学習】主題について授業内で示した資料を読んでおくこと (2時間) 【事後学習】主題について授業内で示した課題を行うこと (2時間) |
15 |
総括-子どものリスクとレジリエンスーエビデンスに基づく実践のモデルに向けて
【事前学習】主題について授業内で示した資料を読んでおくこと (2時間) 【事後学習】主題について授業内で示した課題を行うこと (2時間) |
その他 | |
---|---|
教科書 | マーク・W・フレイザー 『子どものリスクとレジリエンス-子どもの力を活かす援助-』 ミネルヴァ書房 2013年 第初第2刷版 |
参考書 | 阿部彩 『子どもの貧困』 岩波書店 2008年 篭山京 『大都市における人間構造』 東京大学出版会 1981年 アマルティア・セン 『不平等の再検討』 岩波書店 2006年 各自の問題関心に合わせた文献や資料を紹介する。 |
成績評価の方法及び基準 | レポート:課題レポートを作成する(60%)、授業参画度:授業内での報告やディスカッションにより評価する(40%) |
オフィスアワー | 金曜日12:15-13:00、連絡先については授業開始時に伝える。 |