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令和2年度入学者 | 英語圏文学演習1 | ||||
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令和元年度以前入学者 | 英米文学演習5 | ||||
教員名 | 鮎澤乗光 | ||||
単位数 | 1 | 課程 | 前期課程 | 開講区分 | 今年度開講せず |
科目群 | 英文学専攻 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業概要 | Virginia WoolfのThe Yearsを読み、意識の流れの技法を分析し、ウルフの英語表現に慣れる。この作品におけるモダニズム的特質を理解する上で、人物の内面、意識の流れを、親子関係、家族内の心的葛藤、兄弟姉妹における関係、その他の人物関係において考察し、合わせて、世紀末以後のイギリス社会における階級意識、ミドルクラスの凋落意識について授業を行う。 |
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授業のねらい・到達目標 | V.ウルフの意識の流れの技法の特質について説明を与えることができる。 作品における人物関係を、親子、家族、主従関係などにおいて明確に理解できる。 この作品におけるモダニズム小説の特質について概説できる。 |
授業の方法 | 基本的には演習形式で行う。時に、受講者の間でのディスカッションを交えた講義形式を加えることもある。 |
授業計画 | |
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1 |
1880年のロンドンにおけるパジター家の状況と問題を、エイバル・パジターの内面を中心にその他の人物との関係を通して分析する。
【事前学習】テキストのpp.5~25を通読した上で、人物の内面を確認し、不明な点をノートにまとめておく。 (2時間) 【事後学習】授業で理解を深めた人物の内面を振り返り、レポート作成に役立てるように自分の意見をまとめる。 (2時間) |
2 |
1880年のロンドンにおけるパジター家の状況と問題を、ミリー・パジターの内面を中心にその他の人物との関係を通して分析する。
【事前学習】pp.26~50を通読した上で、人物の内面を確認し、不明な点をノートにまとめておく。 (2時間) 【事後学習】授業で理解を深めた人物の内面を振り返り、レポート作成に役立てるように自分の意見をまとめる。 (2時間) |
3 |
1880年のロンドンにおけるパジター家の状況と問題を、ローズ、ディリア・パジターの内面を中心にその他の人物との関係を通して分析する。
【事前学習】pp.51~60を通読した上で、人物の内面を確認し、不明な点をノートにまとめておく。 (1時間) 【事後学習】授業で理解を深めた人物の内面を振り返り、レポート作成に役立てるように、自分の意見をまとめる。 (2時間) |
4 |
1880年のロンドンにおけるパジター家の状況と問題を、キティ・ラシウェイドの内面を中心にその他の人物との関係を通して分析する。
【事前学習】pp.61~72を通読した上で、人物の内面を確認し、不明な点をノートにまとめておく。 (1時間) 【事後学習】授業で理解を深めた人物の内面を振り返り、レポート作成に役立てるように、自分の意見をまとめる。 (2時間) |
5 |
1891年のロンドンにおけるエリナ・パジターの内面をその両親との関係やその他の人部との関係を通して分析する。
【事前学習】pp.73~84を通読した上で、人物の内面を確認し、不明な点をノートにまとめておく。 (2時間) 【事後学習】授業で理解を深めた人物の内面を振り返り、レポート作成に役立てるように自分の意見をまとめる。 (2時間) |
6 |
1891年のロンドンにおける、パジター家の使用人クロスビーの内面をその階級意識を通して分析する。
【事前学習】pp.85~94を通読した上で、人物の内面を確認し、不明な点をノートにまとめておく。 (2時間) 【事後学習】授業で理解を深めた人物の内面を振り返り、レポート作成に役立てるように自分の意見をまとめる。 (2時間) |
7 |
1891年のロンドンにおけるエリナ、シーリア・パジターの内面をその他の人物との関係において分析する。
【事前学習】pp.95~104を通読した上で、人物の内面を確認し、不明な点をノートにまとめておく。 (2時間) 【事後学習】授業で理解を深めた人物の内面を振り返り、レポート作成に役立てるように、自分の意見をまとめる。 (2時間) |
8 |
1907年のロンドンにおけるユージェイニ・パジターの内面をその他の人物との関係において分析する。
【事前学習】pp.105~112を通読した上で、人物の内面を確認し、不明な点をノートにまとめておく。 (1時間) 【事後学習】授業で理解を深めた人物の内面を振り返り、レポート作成に役立てるように、自分の意見をまとめる。 (2時間) |
9 |
1907年のロンドンにおけるマグダリーナ・パジター、セアラ・パジターの内面をその他の人物との関係において分析する。
【事前学習】pp.113~118を通読した上で、人物の内面を確認し、不明な点をノートにまとめておく。 (1時間) 【事後学習】授業で理解を深めた人物の内面を振り返り、レポート作成に役立てるように、自分の意見をまとめる。 (2時間) |
10 |
1908年のロンドンにおけるマーティン・パジターの内面をその他の人物との関係において分析する。
【事前学習】pp.119~124を通読した上で、人物の内面を確認し、不明な点をノートにまとめておく。 (1時間) 【事後学習】授業で理解を深めた人物の内面を振り返り、レポート作成に役立てるように、自分の意見をまとめる。 (2時間) |
11 |
1908年のロンドンにおけるローズ・パジターの内面をその他の人物との関係において分析する。
【事前学習】pp.125~129を通読した上で、人物の内面を確認し、不明な点をノートにまとめておく。 (1時間) 【事後学習】授業で理解を深めた人物の内面を振り返り、レポート作成に役立てるように、自分の意見をまとめる。 (2時間) |
12 |
1910年のロンドンにおけるローズ、セアラ・パジターの内面をその他の人物との関係において分析する。
【事前学習】pp.130~142を通読した上で、人物の内面を確認し、不明な点をノートにまとめておく。 (2時間) 【事後学習】授業で理解を深めた人物の内面を振り返り、レポート作成に役立てるように自分の意見をまとめる。 (2時間) |
13 |
1910年のロンドンにおけるマグダリーナ、セアラ・パジターの内面をその他の人物との関係において分析する。
【事前学習】pp.143~154を通読した上で、人物の内面を確認し、不明な点をノートにまとめておく。 (2時間) 【事後学習】授業で理解をふかめた人物の内面を振り返り、レポート作成に役立てるように自分の意見をまとめる。 (2時間) |
14 |
1911年のロンドンにおけるエリナ・パジターの内面をその他の人物との関係において分析する。
【事前学習】pp.155~164を通読した上で、人物の内面を確認し、不明な点をノートにまとめておく。 (2時間) 【事後学習】授業で理解を深めた人物の内面を振り返り、レポート作成に役立てるように自分の意見をまとめる。 (2時間) |
15 |
1911年のロンドンにおけるモリス・パジターの内面をその他の人物との関係において分析する。
【事前学習】pp.165~172を通読した上で、人物の内面を確認し、不明な点をノートにまとめておく。 (1時間) 【事後学習】授業で理解を深めた人物の内面を振り返り、レポート作成に役立てるように自分の意見をまとめる。 (2時間) |
その他 | |
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教科書 | Virginia Woolf, The Years:Penguin Modern Classics, Penguin |
参考書 | 使用しない |
成績評価の方法及び基準 | レポート(60%)、授業参画度:発表、ディスカッション参画度による(40%) |
オフィスアワー | 授業終了時 |