文理学部シラバスTOP > 大学院博士前期課程 > 国文学専攻 > 古典文学特殊講義4
日本大学ロゴ

古典文学特殊講義4

このページを印刷する

令和2年度入学者 古典文学特殊講義4
令和元年度以前入学者 上代文学特殊講義4
教員名 袴田光康
単位数    2 課程 前期課程 開講区分 文理学部
科目群 国文学専攻
学期 前期 履修区分 選択必修
授業の形態 Blackboardを用いて「Power Point」によるスライド資料を配信するオンデマンド授業(12回)と課題研究(3回)を組み合わせる形で授業を行う(ただし、状況に応じて使用コンテンツ等を変更する場合もあるので担当教員の指示に従うこと)。
授業概要 平安後期に編まれた『作庭記』の精読を通して寝殿造庭園の文化的意義を考えるとともに、それを基に文学作品における庭園描写の意味を再検証する。『作庭記』は庭作りのための指南書であるが、抽象的な言葉から具体的な庭園の造形をイメージすることは難しい場合もあり、文学作品や絵巻なども活用しながら平安時代の庭園の実態を読み解いていく。
授業のねらい・到達目標 注釈書等を用いてテキストを読解していく方法や史料を用いて文学作品を解読していく方法を実践的に学び、自力で資料の読解ができるだけの能力を身につける。
授業の方法 5月11日から8月1日までの授業実施日にBlackboardを用いて「Power Point」によるスライド資料を配信するので(1回あたり15分×3本程度)、受講生は時間割の時間帯に各自で視聴し、学修終了後に簡単なミニ・レポート(500字程度)をBlackboardの掲示板に提出をする(提出期限は1週間以内)形で授業を進めていく。また、学習の達成度を確かめるために3回の課題研究を課す。課題研究の具体的な内容や提出方法については授業の中で指示する。なお、テキストはBlackboardを通じて配信する。
授業計画
1 授業の内容とその進め方について
【事前学習】シラバスをよく読んで、疑問点を整理しておく。 (2時間)
【事後学習】授業の内容について確認する。 (2時間)
2 『作庭記』について
【事前学習】『作庭記』の概要を調べておく。 (2時間)
【事後学習】寝殿造庭園の参考文献を読む。 (2時間)
3 文学研究として『作庭記』を読む意義(課題研究①)
【事前学習】〈国風文化〉について調べる。 (2時間)
【事後学習】レポートの作成 (2時間)
4 『作庭記』の読解
【事前学習】授業の予定範囲を読んで問題点を整理しておく。 (2時間)
【事後学習】授業で調査課題となった事項を調べる。 (2時間)
5 『作庭記』の読解
【事前学習】授業の予定範囲を読んで問題点を整理しておく。 (2時間)
【事後学習】授業で調査課題となった事項を調べる。 (2時間)
6 『作庭記』の読解
【事前学習】授業の予定範囲を読んで問題点を整理しておく。 (2時間)
【事後学習】授業で調査課題となった事項を調べる。 (2時間)
7 『作庭記』の読解
【事前学習】授業の予定範囲を読んで問題点を整理しておく。 (2時間)
【事後学習】授業で調査課題となった事項を調べる。 (2時間)
8 『作庭記』の読解
【事前学習】授業の予定範囲を読んで問題点を整理しておく。 (2時間)
【事後学習】授業で調査課題となった事項を調べる。 (2時間)
9 庭園と和歌(課題研究②)
【事前学習】歌合や名所歌についてデータを集める。 (2時間)
【事後学習】レポートの作成 (2時間)
10 『作庭記』の読解
【事前学習】授業の予定範囲を読んで問題点を整理しておく。 (2時間)
【事後学習】授業で調査課題となった事項を調べる。 (2時間)
11 『作庭記』の読解
【事前学習】授業の予定範囲を読んで問題点を整理しておく。 (2時間)
【事後学習】授業で調査課題となった事項を調べる。 (2時間)
12 『作庭記』の読解
【事前学習】授業の予定範囲を読んで問題点を整理しておく。 (2時間)
【事後学習】授業で調査課題となった事項を調べる。 (2時間)
13 『作庭記』の読解
【事前学習】授業の予定範囲を読んで問題点を整理しておく。 (2時間)
【事後学習】授業で調査課題となった事項を調べる。 (2時間)
14 庭園と文学に関するまとめ(課題研究③)
【事前学習】これまでの問題点を整理する。 (2時間)
【事後学習】レポートを作成する。 (2時間)
15 授業のまとめ
【事前学習】レポートの追加調査を行う。 (2時間)
【事後学習】「国風文化」の意味について考える。 (2時間)
その他
教科書 テキストや資料はBlackboardの掲示板を通して配信する。
参考書 授業内で適宜紹介する。
成績評価の方法及び基準 レポート:課題研究(3回)(100%)
オフィスアワー Blackboardの掲示板を通して、随時、質問や相談に答えるので、積極的に活用すること。

このページのトップ