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日本史演習8

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令和2年度入学者 日本史演習8
教員名 平野卓治
単位数    2 課程 前期課程 開講区分 文理学部
科目群 史学専攻
学期 後期 履修区分 選択必修
授業の形態 課題研究型の遠隔授業
BlackboardID 20204149
授業概要 『日本書紀』巻十四大泊瀬幼武天皇の巻を講読しつつ、関連する諸問題に関わる諸研究を検討し、5世紀後半における倭王権の位置づけを探る。
授業のねらい・到達目標 日本古代史の諸問題について、史料に基づいて考察する力を養う。古代史の史料の読解力を高め、『日本書紀』の史料批判の方法を学ぶ。同時に、考古学の発掘成果なども踏まえて、研究史の到達点を理解して、さまざまな視点から研究する方法を習得する。
授業の方法 Blackboardを通して『日本書紀』巻十四 雄略紀の講読のポイント、とりあげるテーマに関する資料・論文などを各回提供し、それを元に講読・テーマ検討を進め、疑問点・問題点に関するリアクションペーパーの提出を求める。

*履修者は初回講義開始までにBlackboardのコース登録をすること。また受講者への連絡もBlackboardの「連絡事項」欄に掲示する場合があるので、随時確認すること。
授業計画
1 刀剣銘文と倭王権(課題研究型授業)
【事前学習】銘文のある刀剣に関して調べ、整理しておく。 (2時間)
【事後学習】検討内容を整理し、ポイントを整理する。 (2時間)
2 銘文に関する代表的な論文の検討(課題研究型授業)
【事前学習】指定する論文を事前に読み、問題点などを析出する。 (3時間)
【事後学習】討論内容を整理して自分の研究に役立てる。 (2時間)
3 朝鮮半島関係記事の検討―百済の王統譜(課題研究型授業)
【事前学習】該当記事と事前に配布する関連資料を読み、疑問点などを整理しておく。 (2時間)
【事後学習】検討内容を整理し、ポイントを整理する。 (2時間)
4 朝鮮半島関係記事の検討―高句麗関係記事(課題研究型授業)
【事前学習】該当記事と事前に配布する関連資料を読み、疑問点などを整理しておく。 (2時間)
【事後学習】検討内容を整理し、ポイントを整理する。 (2時間)
5 渡来人関係記事の検討(課題研究型授業)
【事前学習】該当記事と事前に配布する関連資料を読み、疑問点などを整理しておく。 (2時間)
【事後学習】検討内容を整理し、ポイントを整理する。 (2時間)
6 手工業技術者の編成に関する記事の検討(課題研究型授業)
【事前学習】該当記事と事前に配布する関連資料を読み、疑問点などを整理しておく。 (2時間)
【事後学習】討内容を整理し、ポイントを整理する。 (2時間)
7 5世紀における渡来系文物に関する論文の検討(課題研究型授業)
【事前学習】指定する論文を事前に読み、問題点などを析出する。 (3時間)
【事後学習】討論内容を整理して自分の研究に役立てる。 (2時間)
8 5世紀における武器・武具―甲冑に関する論文の検討(課題研究型授業)
【事前学習】指定する論文を事前に読み、問題点などを析出する。 (3時間)
【事後学習】討論内容を整理して自分の研究に役立てる。 (2時間)
9 5世紀における武器・武具―馬具に関する論文の検討(課題研究型授業)
【事前学習】指定する論文を事前に読み、問題点などを析出する。 (3時間)
【事後学習】討論内容を整理して自分の研究に役立てる。 (2時間)
10 吉備と倭王権に関する記事の検討(課題研究型授業)
【事前学習】該当記事と事前に配布する関連資料を読み、疑問点などを整理しておく。 (2時間)
【事後学習】検討内容を整理し、ポイントを整理する。 (2時間)
11 倭王権と地域勢力に関する代表的な論文の検討(課題研究型授業)
【事前学習】指定する論文を事前に読み、問題点などを析出する。 (3時間)
【事後学習】討論内容を整理して自分の研究に役立てる。 (2時間)
12 浦島子伝承の検討(課題研究型授業)
【事前学習】該当記事と事前に配布する関連資料を読み、疑問点などを整理しておく。 (2時間)
【事後学習】検討内容を整理し、ポイントを整理する。 (2時間)
13 古代における浦島子伝承(課題研究型授業)
【事前学習】事前に配布する関連資料を読み、疑問点などを整理しておく。 (2時間)
【事後学習】検討内容を整理し、ポイントを整理する。 (2時間)
14 雄略天皇の時代を考える(課題研究型授業)
【事前学習】事前に配布する関連資料を読み、疑問点などを整理しておく。 (2時間)
【事後学習】検討内容を整理し、ポイントを整理する。 (2時間)
15 雄略天皇の時代をめぐる代表的な論文の検討―画期としての雄略天皇時代(課題研究型授業)
【事前学習】指定する論文を事前に読み、問題点などを析出する。 (3時間)
【事後学習】検討内容を整理し、ポイントを整理する。 (2時間)
その他
教科書 坂本太郎・家永三郎・井上光貞・大野晋 『『日本書紀』(三) (岩波文庫)』 岩波書店 1994年
岩波文庫以外でも、日本書紀の雄略天皇の部分であればかまわない。また、各回に必要な資料はBlackboardを通して提供する。
参考書 Blackboardを通して随時指示する。
成績評価の方法及び基準 レポート:課題をまとめたものを提出する。(50%)、授業参画度:リアクションペーパーの提出により評価する。(50%)
オフィスアワー Blackboardを通して質問に直接回答するか、授業資料に説明などを掲載する。メールでの相談も受け付ける。

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