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令和2年度入学者 | 哲学特殊講義4 | ||||
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令和元年度以前入学者 | 哲学特殊講義4 | ||||
教員名 | 古田智久 | ||||
単位数 | 2 | 課程 | 開講区分 | 文理学部 | |
科目群 | 哲学専攻 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業の形態 | 主として同時双方向型授業(Zoomによるライブ中継) Blackboard ID: 20204087 |
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授業概要 | クワインの言語哲学と認識論について講義をし、合わせて英文読解のトレーニングを行う予定である。 |
授業のねらい・到達目標 | クワインの著作を英文で読むことができるようになる。 クワインの言語哲学と認識論について理解し説明できるようになる。 |
授業の方法 | 前期に続いて、クワイン『ことばと対象』をテキストとして、クワインの言語哲学と認識論について講義を行う。 『ことばと対象』第3章までの講義が終了したら、続いてQuine, W. V. O., The Roots of Reference, La Salle, Illinois: Open Court, 1974 を読む。 読み進める過程で必要があれば、関連する事柄について解説し、場合によってはディスカッションを行う。 希望があれば、受講者が執筆中の論文の検討を行う。 授業では前回読んだ部分の復習はしないので、授業に臨むに際しては、前回までの内容の十分な理解と、次回の授業で読む部分の予習が求められる。 本授業履修に際しては、クワインの以下の著作を読んでおくことが望ましい。 Quine, W. V. O., Word and Object, Cambridge, Massachusetts: M.I.T. Press, 1960. <邦訳>大出晁・宮館恵(訳)『ことばと対象』勁草書房、1984年. Quine, W. V. O., Pursuit of Truth, Revised Edition, Cambridge, Massachusetts: Harvard University Press, 1992. <邦訳>伊藤春樹・清塚邦彦(訳)『真理を追って』産業図書、1999年. |
授業計画 | |
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1 |
授業のテーマや到達目標及び授業の方法について説明する。 前期に講読した『ことばと対象』の内容について解説する。 【事前学習】シラバスを事前に確認し、前期に学習した『ことばと対象』第2章第10節までを復習しておくこと。 (3時間) 【事後学習】クワインの哲学について、授業で説明したことをレポートにまとめること。 (2時間) |
2 |
『ことばと対象』第2章第11節「場面文の主観内的同義性」について説明する。
【事前学習】『ことばと対象』第2章第11節「場面文の主観内的同義性」 を読んでくること。 (1.5時間) 【事後学習】『ことばと対象』第2章第11節の内容をレポートにまとめること。 (2時間) |
3 |
『ことばと対象』第2章第12節「名辞の同義性」 について説明する。
【事前学習】『ことばと対象』第2章第12節「名辞の同義性」 を読んでくること。 (1.5時間) 【事後学習】『ことばと対象』第2章第12節 の内容をレポートにまとめること。 (2.5時間) |
4 |
『ことばと対象』第2章第13節「論理結合子の翻訳」 について説明する。
【事前学習】『ことばと対象』第2章第13節「論理結合子の翻訳」を読んでくること。 (1.5時間) 【事後学習】『ことばと対象』第2章第13節の内容をレポートにまとめること。 (2.5時間) |
5 |
『ことばと対象』第2章第14節「同義文と分析文」 について説明する。
【事前学習】『ことばと対象』第2章第14節「同義文と分析文」を読んでくること。 (1.5時間) 【事後学習】『ことばと対象』第2章第14節の内容をレポートにまとめること。 (2.5時間) |
6 |
『ことばと対象』第2章第15節「分析仮説」について説明する。
【事前学習】『ことばと対象』第2章第15節「分析仮説」 を読んでくること。 (1.5時間) 【事後学習】『ことばと対象』第2章第15節の内容をレポートにまとめること。 (2.5時間) |
7 |
『ことばと対象』第2章第16節「不確定性への誤解について」について説明する。
【事前学習】『ことばと対象』第2章第16節「不確定性への誤解について」を読んでくること。 (2時間) 【事後学習】『ことばと対象』第2章第16節の内容をレポートにまとめること。 (2時間) |
8 |
『ことばと対象』第3章第17節「語と質」について説明する。
【事前学習】『ことばと対象』第3章第17節「語と質」を読んでくること。 (2時間) 【事後学習】『ことばと対象』第3章第17節の内容をレポートにまとめること。 (2時間) |
9 |
『ことばと対象』第3章第18節「音声上の基準型」について説明する。
【事前学習】『ことばと対象』第3章第18節「音声上の基準型」を読んでくること。 (2時間) 【事後学習】『ことばと対象』第3章第18節の内容をレポートにまとめること。 (2時間) |
10 |
『ことばと対象』第3章第19節「分割された指示対象」について説明する。
【事前学習】『ことばと対象』第3章第19節「分割された指示対象」 を読んでくること。 (2時間) 【事後学習】『ことばと対象』第3章第19節の内容をレポートにまとめること。 (2時間) |
11 |
『ことばと対象』第3章第20節「述定」について説明する。
【事前学習】『ことばと対象』第3章第20節「述定」を読んでくること。 (2時間) 【事後学習】『ことばと対象』第3章第20節 の内容をレポートにまとめること。 (2時間) |
12 |
『ことばと対象』第3章第21節「指示詞 限定詞」について説明する。
【事前学習】『ことばと対象』第3章第21節「指示詞 限定詞」を読んでくること。 (2時間) 【事後学習】『ことばと対象』第3章第21節の内容をレポートにまとめること。 (2時間) |
13 |
『ことばと対象』第3章第22節「関係名辞 指示の四段階」 について説明する。
【事前学習】『ことばと対象』第3章第22節「関係名辞 指示の四段階」を読んでくること。 (2時間) 【事後学習】『ことばと対象』第3章第22節の内容をレポートにまとめること。 (2時間) |
14 |
『ことばと対象』第3章第23節「関係節 不定単称名辞」 について説明する。
【事前学習】『ことばと対象』第3章第23節「関係節 不定単称名辞」を読んでくること。 (2時間) 【事後学習】『ことばと対象』第3章第23節の内容をレポートにまとめること。 (2時間) |
15 |
クワインの言語哲学と認識論について総括的に解説し、ディスカッションを行う。
【事前学習】履修者全員でディスカッションを行うので、授業で取り上げた問題に関連するディスカッション・テーマを考えてくること。 (1.5時間) 【事後学習】『ことばと対象』第3章「指示対象の発生学」を復習しておくこと。 (2.5時間) |
その他 | |
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教科書 | 授業中に指示する。 |
参考書 | 授業中に適宜指示する。 |
成績評価の方法及び基準 | レポート:レポートを各節が終わるごとに提出してもらい採点する。(50%)、授業参画度:授業参画度として、授業中の発言・発表等を評価する。(50%) |
オフィスアワー | 水曜日6時限目 2号館11階古田研究室 ------------------------------------------------- 以上に記したオフィスアワーの時間と場所は、対面型の授業形式を想定して計画したものである。 後学期の授業形態も遠隔授業になったため、オフィスアワーの代わりに、メールで質問を受け付ける。 メールは、Blackboardから送信すること。 |