検索したい科目/教員名/キーワードを入力し「検索開始」ボタンをクリックしてください。
※教員名では姓と名の間に1文字スペースを入れずに、検索してください。
令和元年度以前入学者 | 化学特別実験2 | ||||
---|---|---|---|---|---|
教員名 | 岩堀史靖 | ||||
単位数 | 4 | 学年 | 4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 化学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業の形態 | 可能な限り対面型授業(実験)を指向するが,必要性・状況に応じてオンライン同時双方向型授業 (zoom ライブ) を併用する。 Blackboard ID: 20203723 初回講義開始までにBlackBoardのコース登録をすること。 受講者への連絡はBlackBoardの“連絡事項”欄に掲示するのでこまめに確認すること。 |
---|---|
授業概要 | 有機ラジカル,金属錯体,光応答性物質などの機能性分子を設計・合成し,構造や性質を調べる。 |
授業のねらい・到達目標 | 目的物を得るための総合的な技術(計画立案,文献調査,合成,単離精製,構造帰属など)を使えるようになる(A-1-4 〜 A-8-4)。 NMRやESR,X線構造解析装置などを用いた構造・物性解析が出来るようになる (A-1-4 〜 A-8-4)。 この科目は文理学部(学士(理学))のディプロマポリシーDP6 及びカリキュラムポリシーCP9 に対応しています。 なお,新カリキュラム(令和2年度以降の入学者)では,この科目は文理学部(学士(理学))のディプロマポリシーDP1〜DP8 及びカリキュラムポリシーCP1〜CP8 に対応しています。 A-1-4)学修から得られた高度な知識と教養,化学的な倫理観に基づいて,自ら研究課題に取り組み,倫理的かつ安全に行動できる。 A-2-4)化学に関係する最新の研究成果や情報に積極的に触れ,国際社会における化学の発展を理解することができる。 A-3-4)高度な化学知識と化学的な根拠に基づいて,自然科学に関連する諸現象を論理的・批判的に考察し,他者に説明することができる。 A-4-4)さまざまな事象に潜む化学的問題を発見し,専門的な化学知識に基づいてそれに対する解決策を考え,独自に行動して解決することができる。 A-5-4)与えられた未知の実験テーマに取り組む気持ちをもち,情報収集・整理分析して用いることができる。 A-6-4)異なる専門分野に属する人々に対して,自分の専門知識を正しくわかりやすく説明することができる。 A-7-4)様々な研究活動において,積極的にリーダーシップおよび指導力を発揮し,他者と協働して作業をすることができる。 A-8-4)自分の実験経験を振り返り,その成果を客観的にまとめ,他社の評価や批判を受け,今後に活かすことができる。 |
授業の方法 | 計画立案,実験,データ整理と報告,討論から成る。 |
授業計画 | |
---|---|
1 |
オリエンテーション:これから取り組む研究の目的や意義を理解する(A-1 〜 A-8)
【事前学習】化学特別実験1における問題、課題を整理しておく。 【事後学習】今後の研究計画を作成しておく。 |
2 |
研究背景の理解(1):挑む分野のバックグラウンドを理解し、研究計画立案に役立てる(A-1 〜 A-8)
【事前学習】過去の卒業論文を精読し、課題を抽出しておく。 【事後学習】図書館やオンラインデータベースを利用して文献を揃えておく。 |
3 |
研究背景の理解(2):抽出した課題の解決法を探り、研究計画立案につなげる(A-1 〜 A-8)
【事前学習】そろえた資料や文献を精読しておく。 【事後学習】合成しようとする分子の大まかな性質を考えて整理しておく。 |
4 |
研究計画立案(A-1 〜 A-8)
【事前学習】自分が合成しようとする分子に求める性質を整理しておく。 【事後学習】合成スキームを描き、必要な文献や資料を手配しておく。 |
5 |
測定実験(1):NMR測定(A-1 〜 A-8)
【事前学習】NMRの試料調製法について調べておく。 【事後学習】修得した技術、得られた結果をノートに整理して記録し、再読しておく。 |
6 |
測定実験(2):NMR解析(A-1 〜 A-8)
【事前学習】NMRのデータ解析方法について調べておく。 【事後学習】修得した技術、得られた結果をノートに整理して記録し、再読しておく。 |
7 |
研究発表会(1)(A-1 〜 A-8)
【事前学習】研究テーマに関する発表資料を整理し、まとめておく。 【事後学習】発表に対して寄せられた指摘、注意、アイデアを整理しておく。 |
8 |
測定実験(3):ESR測定(A-1 〜 A-8)
【事前学習】ESRの試料調製法について調べておく。 【事後学習】修得した技術、得られた結果をノートに整理して記録し、再読しておく。 |
9 |
測定実験(4):ESR解析(A-1 〜 A-8)
【事前学習】ESRのデータ解析方法について調べておく。 【事後学習】修得した技術、得られた結果をノートに整理して記録し、再読しておく。 |
10 |
測定実験(5):温度可変ESR測定(A-1 〜 A-8)
【事前学習】ESRの温度可変測定の意義について調べておく。 【事後学習】得られた結果を解析する方法についてノートに整理して記録し、再読しておく。 |
11 |
研究発表会(2)(A-1 〜 A-8)
【事前学習】研究テーマに関する発表資料を整理し、まとめておく。 【事後学習】発表に対して寄せられた指摘、注意、アイデアを整理しておく。 |
12 |
測定実験(6):吸収スペクトル測定(A-1 〜 A-8)
【事前学習】吸収スペクトルの試料調製法について調べておく。 【事後学習】修得した技術、得られた結果をノートに整理して記録し、再読しておく。 |
13 |
測定実験(7):吸収スペクトル解析(A-1 〜 A-8)
【事前学習】吸収スペクトルのデータ解析方法について調べておく。 【事後学習】修得した技術、得られた結果をノートに整理して記録し、再読しておく。 |
14 |
研究発表会(3)(A-1 〜 A-8)
【事前学習】卒業研究発表を見据えて、十分な資料準備をしておく。 【事後学習】発表に対して寄せられた指摘、注意、アイデアを整理し、卒業研究発表に反映させる。 |
15 |
卒業研究発表(A-1 〜 A-8)
【事前学習】十分に発表資料を準備し、質疑応答に備えた資料もまとめておく。 【事後学習】発表に対して寄せられた指摘、注意、アイデアを整理して卒業論文に反映させる。 |
その他 | |
---|---|
教科書 | 使用しない |
参考書 | 使用しない |
成績評価の方法及び基準 | 授業参画度:評価基準:研究室内での研究発表(50%)、実験内容(実験態度と実験内容)(50%) 単位取得には,研究室ゼミおよび卒業研究発表会での発表を必要とする。 |
オフィスアワー | メールにて随時。 |