文理学部シラバスTOP > 文理学部 > 情報科学科(情報システム解析学科) > マルチメディア表現
日本大学ロゴ

マルチメディア表現

このページを印刷する

令和元年度以前入学者 マルチメディア表現
教員名 北原鉄朗,平井辰典
単位数    2 学年    2 開講区分 文理学部
科目群 情報科学科
学期 後期 履修区分 選択必修
授業の形態 Zoomによる同時双方向授業、Web教材によるオンデマンド授業、課題研究を組み合わせて実施する。

Blackboard ID: 20203223
授業概要 マルチメディア技術のうち、音と画像(CG含む)をコンピュータ上で表現する方法について学ぶ
授業のねらい・到達目標 今日のコンピューティングにおいて、音や画像などのいわゆるマルチメディアコンテンツは不可欠である。コンピュータは0と1の組み合わせ(つまり整数列)しか扱えないことから、音や画像なども何らかの方法で整数列に変換された上で、様々な処理がなされている。本科目では、音や画像のコンピュータ上の表現方法を学び、本格的なマルチメディア情報処理技術を学ぶ基礎の確立をめざす。

この科目は文理学部(学士(理学))のディプロマポリシーDP6及びカリキュラムポリシーCP9に対応している。
授業の方法 座学とコンピュータ実習を織り交ぜて進行する。
単にマルチメディア技術を理解し、プログラムが書けるだけでなく、論理的文章表現力を身につけてもらうために、2回ほどレポート課題を課す。
・2名の教員によるオムニバス形式の講義である。
・提出されたレポートは評価を各受講生にフィードバックし、評価の低いレポートには再提出を課す。
・小テストは、原則として返却しないが、授業内で解説をして理解を促す。
授業計画
1 「マルチメディア」とは何か(北原)
【事前学習】基本情報技術者試験の教科書で「マルチメディア」とは何かをあらかじめ調べておくこと (1時間)
【事後学習】授業内で学んだマルチメディアの考え⽅を復習し、マルチメディア関連の研究事例を⾃分なりに調べて まとめること (2.5時間)
2 音の三要素、音のデジタル表現(標本化・量子化)(北原)
【事前学習】⾳をどのようにデジタル化するのか⾃分なりに知らべておくこと (1時間)
【事後学習】⾳のデジタル表現について復習しておくこと (2.5時間)
3 音の周波数表現(フーリエ変換、振幅スペクトル)(北原)
【事前学習】「フーリエ変換」という⾔葉を⾃分なりに調べておくこと (1時間)
【事後学習】⾳の周波数表現について復習しておくこと (2.5時間)
4 音の時間・周波数表現(スペクトログラム)(北原)
【事前学習】「スペクトログラム」という⾔葉を⾃分なりに調べておくこと (1時間)
【事後学習】⾳の時間・周波数表現について復習しておくこと (2.5時間)
5 音の畳み込み(北原)
【事前学習】「畳み込み」という言葉を自分なりに調べておくこと (1時間)
【事後学習】音の畳み込みについて復習しておくこと (2.5時間)
6 音のフィルタ(北原)
【事前学習】「フィルタ」という言葉を自分なりに調べておくこと (1時間)
【事後学習】音のフィルタについて復習しておくこと (2.5時間)
7 演奏の記号表現(MIDI、ピアノロール)(北原)
【事前学習】「MIDI」という言葉を自分なりに調べておくこと (1時間)
【事後学習】演奏の記号表現について復習しておくこと (2.5時間)
8 MIDI音源の簡単な仕組み、MIDIデータの分析(北原)
【事前学習】MIDI音源の仕組みについて自分なりに調べておくこと (1時間)
【事後学習】MIDI音源の仕組みやMIDIデータの分析について復習しておくこと (2.5時間)
9 音の表現に関する課題研究(北原)
【事前学習】第1回~第8回で学んだ内容に基づいた課題研究を行うので、あらかじめ復習しておくこと (1.5時間)
【事後学習】課された課題を終わらせ、レポートを提出すること (6時間)
10 画像の基礎(画素数・色表現・ラスタ画像とベクタ画像)(平井)
【事前学習】画像の基礎について参考書などであらかじめ⾃分なりに調べておくこと (1時間)
【事後学習】画像の基礎について復習しておくこと (2.5時間)
11 画像のフィルタ(平井)
【事前学習】InstagramなどのSNSやスマートフォンのカメラアプリ等に搭載されているフィルタについて自分なりに調べておくこと (1時間)
【事後学習】画像のフィルタ処理のプログラミングについて復習しておくこと (2.5時間)
12 動画像の形式,圧縮(符号化と圧縮の基礎知識)(平井)
【事前学習】動画像の形式,圧縮方式についてあらかじめ自分なりに調べておくこと (1時間)
【事後学習】動画像の形式,圧縮方式について復習しておくこと (2.5時間)
13 CGの基礎(平井)
【事前学習】CGの基礎について参考書などであらかじめ⾃分なりに調べておくこと (1時間)
【事後学習】基本的なCGプログラミングについて復習しておくこと (2.5時間)
14 音楽と画像処理の統合(平井)
【事前学習】音メディアと映像メディアが統合されている事例についてあらかじめ自分なりに調べておくこと (1時間)
【事後学習】音メディアと映像メディアの統合について復習しておくこと (2.5時間)
15 音楽と画像処理の統合に関する課題研究(北原)
【事前学習】第13回,第14回で学んだ内容に基づいた課題研究を行うので,あらかじめ復習をしておくこと (1.5時間)
【事後学習】課された課題を終わらせ,レポートを提出すること (6時間)
その他
教科書 なし
参考書 初回授業時に指示する
成績評価の方法及び基準 レポート(50%)、授業参画度(50%)
・レポート課題は2回課す。両方のレポートにて一定の評価を得ることが単位修得の要件である。
・授業参画度は、授業内に実施する小テストや授業内演習、事前学習・事後学習に関するミニ課題、オンデマンド教材によるWeb演習などをもとに評価する。
オフィスアワー Slackなどで随時質問を受け付ける。

このページのトップ