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平成28年度以前入学者 | 基礎線形代数2(再履) | ||||
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教員名 | 柳研二郎 | ||||
単位数 | 4 | 学年 | 1 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 情報科学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 必修 |
授業の形態 | オンデマンド型の遠隔授業(12回)と課題研究(3回)を組み合わせる。 |
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授業概要 | 基本変形と線形空間の基礎 |
授業のねらい・到達目標 | 一次独立,基底,次元,階数などの諸概念を理解する. また,連立一次方程式の解が計算できるようになる. この科目は文理学部(学士(理学))のディプロマポリシーDP6及びカリキュラムポリシーCP9に対応している. |
授業の方法 | 原則として講義90分(前半)と演習90分(後半)により2限続きで行う. 5月11日から8月1日までの授業実施日(12回)に、Blackboardを通して、オンデマンド教材を配信する(15分程度×3)。 受講生はその教材を視聴し、学修すること。 質問等があれば、Blackboardの掲示板機能を通して「質問」と「議論」の機会を提供する。 毎回問題や演習問題を課すので、すぐに解答すること。写真で撮影したものをその日のうちにBlackboardに提出すること。 課題研究についてはBlackboardを通して問題を配信する.時間内に解答して、その日の授業の終わりまでに写真で撮影したものをBlackboardに提出すること。 週によって,演習の時間が90分より少ない,講義と演習が前後する等の可能性がある. |
履修条件 | 平成28年度以前入学者の再履修者用に開講された講義である. |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス(授業のテーマや到達目標及び授業の方法について説明する):オンデマンド授業 連立1次方程式の解法 【事前学習】教科書の第1章を読んでおくこと. (2時間) 【事後学習】連立1次方程式を掃き出し法で解けるように復習すること. (2時間) |
2 |
行列・正則行列 :オンデマンド授業
【事前学習】教科書の第2章を読んでおくこと. (2時間) 【事後学習】行列の意味と表現を理解し、正則行列の定義と性質等を復習すること. (2時間) |
3 |
行列式の定義と性質 :オンデマンド授業
【事前学習】教科書の第3章§3.1,§3.2を読んでおくこと. (2時間) 【事後学習】行列式の定義と性質を復習すること. (2時間) |
4 |
行列式の展開・積の行列式 :オンデマンド授業
【事前学習】教科書の§3.3,§3.4を読んでおくこと. (2時間) 【事後学習】行列式の値を求めることができるように復習すること. (2時間) |
5 |
第1回課題研究(連立1次方程式、行列、行列式)
【事前学習】第1章~第3章の内容をよく復習すること. (2時間) 【事後学習】 第1章~第3章の問題でできなかった所を解決すること. (2時間) |
6 |
正則行列と連立1次方程式:オンデマンド授業
【事前学習】教科書の第4章を読んでおくこと. (2時間) 【事後学習】正則行列の判定法および逆行列を求める方法を復習すること. (2時間) |
7 |
基本行列と掃き出し法・行列の階数 :オンデマンド授業
【事前学習】教科書の第5章§5.1,§5.2を読んでおくこと. (2時間) 【事後学習】掃き出し法による逆行列の求め方を復習すること.また行列の階数の定義等も復習すること. (2時間) |
8 |
掃き出し法と逆行列:オンデマンド授業
【事前学習】教科書の§5.3,§5.4を理解しておくこと. (2時間) 【事後学習】掃き出し法による逆行列を再度確認し、逆行列を求めることができるように復習すること. (2時間) |
9 |
第2回課題研究(掃き出し法による連立方程式の解法・逆行列)
【事前学習】第4章~第5章の内容を復習しておくこと. (2時間) 【事後学習】第4章~第5章の問題でできなかった所を解決すること. (2時間) |
10 |
ベクトル空間の定義と例 :オンデマンド授業
【事前学習】教科書の第6章§6.1~§6.4を読んでおくこと. (2時間) 【事後学習】数ベクトル空間、部分空間、1次独立・1次従属、部分空間の基底・次元等を復習すること. (2時間) |
11 |
線形写像:オンデマンド授業
【事前学習】教科書の第7章§7.1~§7.4を読んでおくこと. (2時間) 【事後学習】線形写像の定義、表現行列、核・像、連立1次方程式との関係等を復習すること. (2時間) |
12 |
内積とノルム :オンデマンド授業
【事前学習】教科書の第8章§8.1~§8.5を読んでおくこと. (2時間) 【事後学習】内積の定義と性質を理解し、直交系、グラム・シュミット直交化法、直交行列、複素内積等を復習すること. (2時間) |
13 |
行列の対角化 :オンデマンド授業
【事前学習】教科書の第9章§9.1〜§9.4を理解しておくこと. (2時間) 【事後学習】固有値・固有ベクトル、行列の対角化、実対称行列の対角化、実2次形式を復習すること. (2時間) |
14 |
第3回課題研究(線形部分空間・線形写像・内積・対角化)
【事前学習】第6章~第9章の内容を復習しておくこと. (2時間) 【事後学習】第6章~第9章の問題でできなかった所を解決すること. (2時間) |
15 |
これまでの復習・解説を行い授業の理解を深める :オンデマンド授業
【事前学習】第1章~第9章の内容を完全に理解すること. (2時間) 【事後学習】第1章~第9章の内容を再度確認し理解すること. (2時間) |
その他 | |
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教科書 | 加藤幹雄・柳研二郎 『線形代数学概論 (数学基礎コース)』 サイエンス社 2014年 第2版 ・各章の演習問題が確実に解けるようによく勉強すること。 |
参考書 | 使用しない |
成績評価の方法及び基準 | 授業内テスト:第5,9,14回の課題研究で行う3回の結果を基に評価する(80%)、授業参画度:毎回課す問題や演習問題の結果を基に評価する(20%) |
オフィスアワー | ・メールによる質問も受け付ける。yanagi@josai.ac.jp ・またBlackboardを通しての質問は直接回答するか、授業日までの資料に解説を載せる。 |
備考 | 前回の授業内容を復習して,理解が不十分な箇所が無いようにしておくこと.また、授業計画を参考に、次回の授業範囲分の教科書を確認し,必要な予備知識に不足があれば補っておくこと。 Blackboardを使えない学生は事前に申し出ること。 シラバスの内容は学生の学修の状況を考慮して、変更することもある。 |