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令和元年度以前入学者 | 地圏科学実験2 | ||||
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教員名 | 竹内真司・木村克己・近藤怜介 | ||||
単位数 | 1 | 学年 | 3 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 地球科学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業の形態 | 主として同時双⽅向型授業(Zoomによるライブ中継)とする。なお、必要に応じて、オンデマンド型授業(録画授業配信,スライド資料配信)や対⾯型授業を行うことがある。 Blackboard ID:20022948 |
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授業概要 | 野外および室内における地質環境の記載方法について学習する。 |
授業のねらい・到達目標 | ねらい: 地球科学で扱われる地質環境の記載方法およびデータの取り扱い方法の基礎を学ぶ. 到達目標: ・野外調査の基礎を理解し、説明することができる(1-14). ・野外・室内における地形や地質環境の基本的な記載と解析、評価ができる(2-6、10‐14). ・室内における岩石試料等の基本的な観察および記載ができる(7-9). ・収集・分析したデータを元に調査結果をまとめ、説明することができる(15). 学科プログラム(JABEE認定プログラム含む)の学習・教育到達目標: 「(G)地球科学の専門知識を修得する」(1-15)に寄与する. ただし,平成27年度以前の入学者は「(D)(専門技術)」(1-15)に寄与する. ※括弧内の数字は授業計画内の実施回 地球科学科ディプロマ・ポリシー(D.P.): 「(G)地球科学の専門知識を修得している」に対応する. この科目は文理学部(学士(理学))のディプロマポリシーDP6, 及びカリキュラムポリシーCP9に対応しています。 |
授業の方法 | ・本授業の事前・事後学習は,各1時間の学習を目安とします。 ・野外での地質環境の記載及び、室内での実験・作業により,地形地質判読や野外で収集データの表現法・解析法をの基礎的知識を身につける. ・課題の提出方法、フィードバック方法等については、授業開始時に提示する. |
授業計画 | |
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1 |
野外調査法解説【担当:竹内・木村】
【事前学習】野外における地形・地質の調査法について調べ、まとめておくこと。 (1時間) 【事後学習】野外地形実習の結果についてまとめておくこと。 (1時間) |
2 |
帯水層の評価法1【担当:竹内】
【事前学習】ボーリング孔を用いた揚水試験の方法について調べ、まとめておくこと。 (1時間) 【事後学習】実習で実施した揚水試験から透水係数、貯留係数を算出すること。 (1時間) |
3 |
帯水層の評価法2(担当:竹内)
【事前学習】帯水層モデルとは何か調べ、まとめておくこと。 (1時間) 【事後学習】揚水試験の結果から、帯水層モデルを推定すること。 (1時間) |
4 |
野外亀裂の記載1【担当:竹内】
【事前学習】野外での亀裂の調査方法について調べ、まとめておくこと。 (1時間) 【事後学習】亀裂の記載方法の確認と取得したデータをまとめておくこと。 (1時間) |
5 |
野外亀裂の記載2【担当:竹内】
【事前学習】三浦半島のテクトニクスについて調べ、まとめておくこと。 (1時間) 【事後学習】亀裂データと三浦半島のテクトニクスの関係について検討しておくこと。 (1時間) |
6 |
野外亀裂の解析【担当:竹内・木村】
【事前学習】亀裂データの解析方法について調べ、まとめておくこと。 (1時間) 【事後学習】亀裂データをステレオネットにプロットし、テクトニクスとの関係をまとめておくこと。 (1時間) |
7 |
地殻変動の解析法【担当:木村】
【事前学習】日本の地殻変動の事例について調べ、まとめておくこと。 (1時間) 【事後学習】地殻変動の解析法について復習しておくこと。 (1時間) |
8 |
溺れ谷地形と沖積層の解析【担当:木村】
【事前学習】関東平野の溺れ谷地形と沖積層について調べ、まとめておくこと。 (1時間) 【事後学習】実験で扱った沖積層の解析方法について復習しておくこと。 (1時間) |
9 |
海成段丘面と下末吉海進期の解析【担当:木村】
【事前学習】下末吉海進とは何か調べ、まとめておくこと。 (1時間) 【事後学習】下末吉海進と海成段丘の形成の関係について考察すること。 (1時間) |
10 |
三浦層群の地形と地質の解析【担当:木村】
【事前学習】三浦層群の形成過程について調べ、まとめておくこと。 (1時間) 【事後学習】三浦層群の地形と地質との関係について考察すること。 (1時間) |
11 |
堆積物の記載︓沖積層コアの記載 その1【担当:近藤】
【事前学習】さまざまな柱状図の表現⽅法について事前に把握する。 (1時間) 【事後学習】⾃らの⼀次記載結果を柱状図としてまとめる。 (1時間) |
12 |
堆積物の記載︓沖積層コアの記載 その2【担当:近藤】
【事前学習】適切な凡例・記号化について事前に把握する。 (1時間) 【事後学習】他の受講者の柱状図も併せてコア全体の柱状図を作成する。 (1時間) |
13 |
堆積環境の推定︓電気伝導度測定【担当:近藤】
【事前学習】堆積環境の各種推定⽅法について事前に調べる。 (1時間) 【事後学習】測定された電気伝導度データをまとめる。 (1時間) |
14 |
堆積環境の推定︓粒度分析【担当:近藤】
【事前学習】堆積物の粒度について事前に調べる。 (1時間) 【事後学習】実験で得られた粒度分析結果をグラフにまとめる。 (1時間) |
15 |
堆積年代の推定︓テフラの記載と同定の基礎【担当:近藤】
【事前学習】⽇本の第四紀広域テフラについて事前に調べる。 (1時間) 【事後学習】柱状図に実験で記載したテフラを含めたこれまでの実験データをすべて加筆し表現する。 (1時間) |
その他 | |
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教科書 | 使用しない |
参考書 | 使用しない |
成績評価の方法及び基準 | レポート(100%) <達成度評価基準> ・野外調査の基礎が身についている(25点)。 ・野外・室内における地形や地質環境の記載・分析ができる(25点)。 ・岩石試料等の基本的な観察・記載・分析ができる(25点)。 ・収集したデータを元に調査のまとめができる(25点)。 上記を総合的に判断し, 60 点以上を合格とする。 |
オフィスアワー | 原則として,当該授業日の授業終了後、あるいは遠隔授業にて対応する。 |