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令和元年度以前入学者 | 水質化学 | ||||
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教員名 | 山中勝 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2 | 開講区分 |
文理学部
(他学部生相互履修可) |
科目群 | 地球科学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業の形態 | オンデマンド型の遠隔授業(会議システムを使⽤,この授業で使⽤するシステムとその使い⽅ については第1回授業で詳述) Blackboard ID: 20202923 |
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授業概要 | 陸水の理化学的性特性よび水質形成プロセスについて学習する。 |
授業のねらい・到達目標 | 授業のねらい: 河川水・湖沼水・地下水といった陸水の理化学的特性を理解し,その水質形成プロセスについて 理解するとともに,その調査方法や分析手法の原理についても理解できるようになる。 到達目標: 学習を行う上での到達目標 (1) 陸水の理化学的特性やその調査法について理解している(2,3)。 (2) 水質組成や水質分析の基礎を理解している(4,5)。 (3) 水質組成を形成する反応プロセスを理解している(6~14)。 学科プログラム(JABEE認定プログラムを含む)の学習・教育到達目標とのかかわり: 「(G)地球科学の専門知識の習得」 (1~15)に寄与する。 なお,2015年度以前の入学者は各入学年度の学習・教育到達目標「(D)専門技術」(1~15)に 寄与する。 ※括弧内の数字は授業計画内の講義番号 この科目は地球科学科ディプロマポリシー(G)地球科学の専門知識を修得している、に対応して います。 この科目は文理学部(学士(理学))のディプロマポリシーDP6及びカリキュラムポリシーCP9 に対応しています。 |
授業の方法 | 配布プリントを使って、板書により授業を行う。適宜、PCプロジェクターなどによって図や写 真をできるだけ多く示し、具体的なイメージをもって理解できるようにする。また、下記の授 業以外に野外実習を行う場合がある。 |
履修条件 | 基礎化学を履修済であることが望ましい。 |
授業計画 | |
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1 |
授業の進め方について(Bbにアクセスして登録すること)
【事前学習】シラバスの授業概要の内容について調べておく (2時間) 【事後学習】学習したことの復習を⾏う (2時間) |
2 |
陸水の性状と理化学的特性(1)野外調査における測定項目
【事前学習】学習する野外調査における測定項目について調べておく (2時間) 【事後学習】学習した野外調査における測定項目の復習を⾏う (2時間) |
3 |
陸水の性状と理化学的特性(2)陸水の理化学的特性
【事前学習】学習する陸水の理化学的特性について調べておく (2時間) 【事後学習】学習した陸水の理化学的特性の復習を⾏う (2時間) |
4 |
水質組成とその表現方法(1)濃度の単位
【事前学習】学習する濃度の単位について調べておく (2時間) 【事後学習】学習した濃度の単位の復習を⾏う (2時間) |
5 |
水質組成とその表現方法(2)水質組成の表現方法
【事前学習】学習する水質組成の表現方法について調べておく (2時間) 【事後学習】配布された課題を行う (2時間) |
6 |
溶存無機炭素と炭酸塩の溶解・沈澱(1)炭酸システム
【事前学習】学習する炭酸システムについて調べておく (2時間) 【事後学習】学習した炭酸システムの復習を⾏う (2時間) |
7 |
溶存無機炭素と炭酸塩の溶解・沈澱(2)炭酸塩の溶解と飽和
【事前学習】学習する炭酸塩の溶解と飽和について調べておく (2時間) 【事後学習】配布された課題を行う (2時間) |
8 |
珪酸塩鉱物の風化(1)珪酸塩鉱物の特性
【事前学習】学習する珪酸塩鉱物の特性について調べておく (2時間) 【事後学習】学習した珪酸塩鉱物の特性の復習を⾏う (2時間) |
9 |
珪酸塩鉱物の風化(2)珪酸塩鉱物の風化が水質に与える影響
【事前学習】学習する珪酸塩鉱物の風化が水質に与える影響について調べておく (2時間) 【事後学習】配布された課題を行う (2時間) |
10 |
粘土鉱物によるイオン交換反応(1)粘土鉱物の特性
【事前学習】学習する粘土鉱物の特性について調べておく (2時間) 【事後学習】学習した粘土鉱物の特性の復習を⾏う (2時間) |
11 |
粘土鉱物によるイオン交換反応(2)交換反応の定量評価
【事前学習】学習する交換反応の定量評価について調べておく (2時間) 【事後学習】学習した交換反応の定量評価の復習を⾏う (2時間) |
12 |
粘土鉱物によるイオン交換反応(3)淡水化・塩水化時の水質変化
【事前学習】学習する淡水化・塩水化時の水質変化について調べておく (2時間) 【事後学習】配布された課題を行う (2時間) |
13 |
嫌気環境下における酸化還元反応(1)酸化反応と還元反応
【事前学習】学習する酸化反応と還元反応について調べておく (2時間) 【事後学習】学習した酸化反応と還元反応の復習を⾏う (2時間) |
14 |
嫌気環境下における酸化還元反応(2)嫌気環境下における酸化還元反応の変化
【事前学習】学習する嫌気環境下における酸化還元反応の変化について調べておく (2時間) 【事後学習】学習した嫌気環境下における酸化還元反応の変化の復習を⾏う (2時間) |
15 |
授業内テストと解説
【事前学習】これまで学習した内容のまとめを⾏う (2時間) 【事後学習】解説で学習したことの復習を⾏う (2時間) |
その他 | |
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教科書 | 使用しない |
参考書 | 日本地下水学会 『地下水水質の基礎-名水から地下水汚染まで-』 理工図書 2000年 C.A.J. Appelo and D. Postma, Geochemistry, Groundwater and Pollution, A.A. Balkema, 2005, 2 edition G. Faure, Principles and Applications of Inorganic Geochemistry, Macmillan, 1991 |
成績評価の方法及び基準 | 授業内テスト(80%)、授業内に課す課題(20%) 総合的に判断し60点以上を合格とする。 達成度評価基準は以下の通り: (1) 陸水の理化学的特性やその調査法について理解している(2,3)。 (2) 水質組成や水質分析の基礎を理解している(4,5)。 (3) 水質組成を形成する反応プロセスを理解している(6~14)。 |
オフィスアワー | 原則として,当該授業⽇の授業後2時間,質問等をBbで受け付ける。 |
備考 | 事前学習として授業時に配布する課題については、次回授業前までにBbを通じて提出すること。 |