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令和元年度以前入学者 | 地質科学2 | ||||
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教員名 | 竹内真司・木村克己 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2 | 開講区分 |
文理学部
(他学部生相互履修可) |
科目群 | 地球科学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業の形態 | 主としてオンデマンド型授業(録画授業配信,スライド資料配信)とする。なお、必要に応じて同時双⽅向型授業(Zoomによるライブ中継)や課題研究とすることがある。 Blackboard ID:20202896 |
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授業概要 | 地球内部の姿・造山帯・地質構造・日本列島の地質と形成史について学習する。 |
授業のねらい・到達目標 | ねらい: プレートテクトニクスの成立、地質構造の形成などの基本的事項から日本列島の形成史における主要な事項を修得する。 到達目標: 1. 造山運動、プレートテクトニクスの成立、地質構造とその記載について、指定した教科書に記述された内容とそれに関連する講義内容とを理解する。 2. 日本列島の地質と発達史について、講義内容とを理解する。 学科プログラム(JABEE認定プログラム含む)の学習・教育到達目標「(G)(専門知識)」に寄与する。 ただし、平成27年度以前の入学者は各入学年度の学習・教育到達目標「(D)(専門技術)」に寄与する。 地球科学科 ディプロマ・ポリシー(D.P.): 「(G)地球科学の専門知識を修得している」に対応する。 この科目は文理学部(学士(理学))のディプロマポリシーDP6, 及びカリキュラムポリシーCP9に対応しています。 |
授業の方法 | ・「授業計画」欄に記されている基礎的事項に関して教科書等に基づいて説明するとともに、基礎的事項を板書し、図および写真を用いて理解を深める。 ・課題の提出方法、フィードバック方法等については、授業開始時に提示する。 |
授業計画 | |
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1 |
地球内部の姿(担当:竹内)
【事前学習】地球の表層、内部の構造について調べてまとめておくこと。 (2時間) 【事後学習】地球内部の構造や組成をどのような方法で推定したのかまとめて送事。 (2時間) |
2 |
プレートテクトニクス理論の成立(1)大陸移動説とマントル対流説(担当:竹内)
【事前学習】大陸移動説とマントル対流説について調べてまとめておくこと。 (2時間) 【事後学習】大陸移動説以前の地球観、大陸移動説、マントル対流、極移動曲線などについてその概要、提唱者を時系列としてまとめること。 (2時間) |
3 |
プレートテクトニクス理論の成立(2)プレートテクトニクスとプルームテクトニクス(担当:竹内)
【事前学習】プレートテクトニクスとプルームテクトニクスについて調べてまとめておくこと。 (2時間) 【事後学習】海洋底拡大説、プレートテクトニクス、ウィルソンサイクル、プルームテクトニクスの概要と提唱者について、時系列を考慮してまとめること。 (2時間) |
4 |
造山運動(担当:竹内)
【事前学習】世界の造山帯とそれらがどのように形成されたのかいついて調べてまとめておくこと。 (2時間) 【事後学習】二つの造山運動のタイプ、日本列島の基盤、ヒマラヤ山脈の形成、古い時代の造山運動について概要をまとめておくこと。 (2時間) |
5 |
地質構造とその記載(1)変形様式・褶曲(担当:竹内)
【事前学習】物質の変形様式と地層の褶曲構造の形成要因について調べてまとめておくこと。 (2時間) 【事後学習】物質の変形様式、褶曲構造の幾何学的分類および変形機構による分類などについてまとめておくこと。 (2時間) |
6 |
地質構造とその記載(2)断層と剪断帯(担当:竹内)
【事前学習】断層と剪断帯の定義や記載方法について調べてまとめておくこと。 (2時間) 【事後学習】割れ目の分類、断層や破砕帯の記載方法と分類、ステレオプロットの方法についてまとめておくこと。 (2時間) |
7 |
授業内テストと解説(担当:竹内)
【事前学習】第1回目~7日目までの授業内容を復習して疑問点を洗い出しておくこと (2時間) 【事後学習】授業内テストの出題内容について授業資料や教科書を参考にして確認しておくこと。 (2時間) |
8 |
課題研究と解説(担当:竹内)
【事前学習】授業内テストの出題範囲を確認しまとめておくこと。 (2時間) 【事後学習】授業内テストで解けなかった内容について、授業資料や教科書などを参考に確認しておくこと。 (2時間) |
9 |
島弧-海溝系の地形・地質とプレートテクトニクス(担当:木村)
【事前学習】島弧-海溝系の地形・地質とプレートテクトニクスについて調べてまとめておくこと。 (2時間) 【事後学習】島弧-海溝系の地形・地質の概要とプレートテクトニクスとの関係についてまとめておくこと。 (2時間) |
10 |
第四紀の地質(1)海水準変動と地層の形成 (担当:木村)
【事前学習】海水準変動はどのように生じるのか、またこれにより地層がどのように形成されるのかについて調べてまとめておくこと。 (2時間) 【事後学習】海水準変動とともにどのような層相の地層が堆積するのかについてまとめておくこと。 (2時間) |
11 |
第四紀の地質(2)関東平野の成り立ち(担当:木村)
【事前学習】関東平野の成り立ちについて調べてまとめておくこと。 (2時間) 【事後学習】関東平野の第四紀層の分布と平野形成の関係についてまとめておくこと。 (2時間) |
12 |
日本列島の内陸活断層とテクトニクス(担当:木村)
【事前学習】日本列島の内陸活断層とテクトニクスとの関連について調べてまとめておくこと。 (2時間) 【事後学習】日本列島の内陸活断層について地域的な特性やプレート運動との関連などについてまとめておくこと。 (2時間) |
13 |
日本海拡大・リフティングと新第三紀地史(担当:木村)
【事前学習】日本海の拡大の概要について調べてまとめておくこと。 (2時間) 【事後学習】日本海拡大に関連する新第三紀層の形成過程についてまとめておくこと。 (2時間) |
14 |
沈み込み付加作用と日本列島の付加体地質(担当:木村)
【事前学習】沈み込み付加作用と日本列島の付加体について調べてまとめておくこと。 (2時間) 【事後学習】日本列島の基盤形成と沈み込み付加作用との関連性についてまとめておくこと。 (2時間) |
15 |
授業内テストとまとめ2(担当:木村)
【事前学習】9回目から14回目までの授業内容を復習してまとめておくこと。 (2時間) 【事後学習】授業内テストの内容について解けなかった箇所について、授業資料等に基づいて確認しておくこと。 (2時間) |
その他 | |
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教科書 | 西村祐二郎 他 『『基礎地球科学』』 朝倉書店 2019年 第3版 |
参考書 | 使用しない |
成績評価の方法及び基準 | レポート(60%)、授業内に課す課題(40%) 総合的に判断し、60%以上会得していること。 1. 造山運動、プレートテクトニクスの成立、地質構造とその記載について基礎的事項を理解している(53%)(1~8)。 2. 日本列島の地質と発達史について理解している(47%)(9~15)。 *後ろの( )内の数字は講義実施回を表す。 |
オフィスアワー | 原則として、遠隔授業にて対応する。上記以外の時間は、メール等にて予約をすること。 |
備考 | 事前学習のため、前回までに行った内容のまとめを行うこと。 |