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令和元年度以前入学者 | アジア地誌 | ||||
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教員名 | 任海 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 地理学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業の形態 | オンライン授業(Blackboard,Webex,zoomによるライブ中継)と課題研究を組み合わせる (ただし,1回目の授業はBlackboard Collaborate Ultra を利用する) |
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授業概要 | 広い海陸範囲にわたり,多くの人々が稠密に居住するアジアの諸地域区分を解説し,各地域を特徴づける特定のテーマに焦点を当てて講義する。また,グローバル地誌,比較交流地誌,広域動態地誌などの地誌学アプローチで中国とアジア諸国のつながりについて講義する。 |
授業のねらい・到達目標 | 講義で取り上げた国の事例を通して, ・地誌学の視点と方法でアジア全般と各地域の概況が説明できる。 ・アジアにおける各地域が共有する特徴の核心を理解することができる。 ・地誌学のアプローチで各国の全体像を動態的に理解することができる。 ・日本とアジア各国の相互関係を,自己理解に基づいて説明することができる。 ・地誌学の研究方法を用いて既存知識を,総合的かつ効果的に取り上げ,地域を考察することができる。 この科目は文理学部(学士(地理学))のディプロマポリシーDP1,DP2及びカリキュラムポリシーCP1,CP2に対応している。 なお,新カリキュラム(令和2年度以降の入学者)は,文理学部(学士(地理学))のディプロマポリシーDP1,DP2及びカリキュラムポリシーCP1,CP2に対応している。 ・経験や学修から得られた豊かな知識と教養を基に,自己の倫理観をもって,倫理的な課題に向き合うことができる(A-1-2)。 ・日本及び世界諸国の自然環境や社会,経済,文化などの現状および相互関係を,自己の理解に基づいて説明することができる(A-2-2)。 |
授業の方法 | オンラインライフ中継において地域の状況を解説するためのプレゼンテーションを中心に講義形式で授業をおこなう。 課題研究として地域の全体像を把握するための地図作業を配布し,Blackboardで指定時間に提出すること。 随時,受講生の考えや評価を聞く(提出物など)。 |
履修条件 | 【重要】 ・必ずBlackboardの登録を行い、「教材」、「連絡事項」などを確認してください. ・第1回目の授業に必ず参加のこと。 ・地図帳と色鉛筆を必ず用意すること。 |
授業計画 | |
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1 |
講義概要の説明,系統科学,系統地理学,地誌学の関係を再確認する(A‐1)
【事前学習】シラバスを確認し,Hartshorne, R. の地理学平面を復習しておくこと (2時間) 【事後学習】地図帳と授業時に紹介した参考書を用意しておくこと (2時間) |
2 |
地誌学の研究方法とアジアの捉え方を学ぶ(A‐1)
【事前学習】配布資料を熟読し,専門用語を調べるておくこと (2時間) 【事後学習】地誌学的アプローチとゴールを整理すること (2時間) |
3 |
アジアの位置・範囲と諸地域区分を把握し,それぞれの基準での区分の違いを把握する(A‐1,A-2)
【事前学習】アジアの位置と範囲を確認しておくこと (2時間) 【事後学習】アジアの地域区分と国々の位置関係を整理しておくこと (2時間) |
4 |
アジアの地域① 西アジア・中央アジア:地域における宗教の分布と地域紛争について学ぶ(A‐1,A-2)
【事前学習】地域における国々の位置関係を調べておくこと (2時間) 【事後学習】地域における宗教の分布傾向を復習しておくこと (2時間) |
5 |
アジアの地域② 南アジア-インドを中心に-:インドの産業について学ぶ(A‐1,A-2)
【事前学習】地域における国々の位置関係を調べておくこと (2時間) 【事後学習】インドの映画産業を詳しく調べること (2時間) |
6 |
アジアの地域③ 東南アジア:地域における歴史変遷と文化の発展について学ぶ(A‐1,A-2)
【事前学習】地域における国々の位置関係を調べておくこと (2時間) 【事後学習】インドネシアにおける華人社会の発展史を詳しく調べること (2時間) |
7 |
アジアの地域④ 東アジア:地縁政治の観点から日中韓の関係を考える(A‐1,A-2)
【事前学習】地域における国々の位置関係を調べておくこと (2時間) 【事後学習】地域における各国が共有する特徴を3項目まとめてみること (2時間) |
8 |
中国の自然環境を学ぶ(A‐1,A-2)
【事前学習】地図帳を用いて中国の地形,気候区分を予習しておくこと (2時間) 【事後学習】中国の地形と気候の関係について整理すること (2時間) |
9 |
土地制度変遷から中国の社会の発展を学ぶ(A‐1,A-2)
【事前学習】配布資料を熟読し,専門用語を調べるておくこと (2時間) 【事後学習】中国における土地政策と社会変遷の時間軸を整理すること (2時間) |
10 |
中国における人口動態の変化と現状を把握し,これから直面する課題について学ぶ(A‐1,A-2)
【事前学習】配布資料を熟読し,専門用語を調べるておくこと (2時間) 【事後学習】中国における人口問題を整理してみる (2時間) |
11 |
胡煥庸線からみた中国の地域格差を学ぶ
【事前学習】地図帳を用いて中国の農業,工業などの分布を予習しておく (2時間) 【事後学習】講義内容を参照して予習した中国の農業,工業などの分布を復習する (2時間) |
12 |
第11回までの内容について中間整理し,アジアにおける地域内の差異をまとめて,ほかの地域と比べてみる(A-2)
【事前学習】地域内の差異をまとめて,質問を用意するおくこと (2時間) 【事後学習】質問に対する回答をまとめること (2時間) |
13 |
「一帯一路」からみた中国とアジアの諸国の関係①(東アジア,東南アジア諸国)(A‐1)
【事前学習】配布資料を熟読し,専門用語を調べるておくこと (2時間) 【事後学習】白地図を利用して「一帯一路」の路線図を確認する (2時間) |
14 |
「一帯一路」からみた中国とアジアの諸国の関係②(南アジア,中央アジア,西アジア諸国)(A‐1)
【事前学習】事前配布資料を熟読し,専門用語を調べるておくこと (2時間) 【事後学習】白地図を利用して「一帯一路」の国々の位置関係を確認する (2時間) |
15 |
「一帯一路」にめぐる諸問題を取りまとめ,各種の情報を,既存知識を用いて自分の意見を述べることを学ぶ(A‐1,A-2)
【事前学習】配布資料を読み,講義テーマに関わるニュースを調べておくこと (2時間) 【事後学習】講義で取り上げた諸問題を地図化する (2時間) |
その他 | |
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教科書 | 特にありません。 |
参考書 | 基本地図帳(必須) その他,授業中に適宜紹介する。 |
成績評価の方法及び基準 | レポート(50%)、授業参画度(20%)、作業地図(30%) 授業参画度は,適宜リアクションペーパー,作図作業時の完成度等で評価します。 |
オフィスアワー | Blackboardを通しての質疑応答 |