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平成30年度以降入学者 | 福祉心理学 | ||||
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教員名 | 内藤佳津雄/鏡直子 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 3 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 心理学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択 |
授業の形態 | オンデマンド型の遠隔授業(7回)と課題研究(8回)を組み合わせて行う |
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授業概要 | 児童福祉分野での心理的支援の実務者(公認心理師)および高齢者福祉分野の行政職経験者が実務経験をもとに、福祉分野における心理的支援に必要な知識・技術および背景にある社会や制度の理解に関する授業を行う。 |
授業のねらい・到達目標 | 【公認心理師コース科目(受験資格取得に必要な科目)】 ・福祉現場において生じる問題及びその背景を理解して、説明できる ・福祉現場における心理社会的課題及び必要な支援について説明できる ・虐待についての基本的知識を学び、説明できる ・既存の知識にとらわれることなく、物事を科学的根拠に基づいて、論理的・批判的に考察し、説明することができる(A-3-3) ・資料や事象を注意深く観察し、問題点を発見し、解決策を検討することができる(A-4-3) この科目は文理学部(学士(心理学))のディプロマポリシーDP3,DP4及びカリキュラムポリシーCP3,CP4に対応しています。 |
授業の方法 | オンデマンド授業は、授業開講日・時限にBlackboardを通じて、教材(15分程度×3)および課題記入用紙の配信を開始するので、その教材を視聴して学修する(7回) ・各教材には授業内課題が設定されているので、課題記入用紙に入力してBlackboardを通じて期限までに提出すること ・課題の解答および解答のポイントは翌週の授業教材で配信または解説を行う ・質問およびその回答、授業内容に関する議論はBlackboard内の掲示板で行う 課題研究についても、授業開講日・時限に学習教材の提示と課題出題が行われるので、教材について学習を行い、課題を行い、それぞれの期限までにBlackboardを通じて提出する(9回) フィードバック方法等については、授業開始時に提示する。 |
履修条件 | 公認心理師コース受講許可(3年次)を得ている者のみ受講可 |
授業計画 | |
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1 |
福祉現場で生じる問題とその背景:歴史・理念・制度・福祉専門職(オンデマンド授業) 担当者:内藤佳津雄
【事前学習】日本における少子高齢者の状況について調べてくること (1時間) 【事後学習】社会福祉法による制度についてまとめること (3時間) |
2 |
児童福祉における心理職の役割(課題研究) 担当者:鏡直子
【事前学習】児童に関する社会問題にはどのようなものがあるか考えること (1時間) 【事後学習】それぞれの社会問題に対応する児童福祉の制度や施設についてまとめること (3時間) |
3 |
児童期の発達と子育て支援(課題研究) 担当者:鏡直子
【事前学習】児童期の発達について概観しておくこと (2時間) 【事後学習】各発達段階における対応の基本についてまとめること (2時間) |
4 |
障害のある児童への支援(課題研究) 担当者:鏡直子
【事前学習】児童期に分かる障害にはどのようなものがあるか調べること (2時間) 【事後学習】障害児支援にあたり必要な知識をまとめること (2時間) |
5 |
児童虐待とその支援(課題研究) 担当者:鏡直子
【事前学習】児童虐待の概要を調べること (1時間) 【事後学習】虐待の通告とその後の対応についてまとめること (3時間) |
6 |
社会的養護とその支援(課題研究) 担当者:鏡直子
【事前学習】社会的養護とは何か調べること (1時間) 【事後学習】児童の成長における愛着形成の重要性についてまとめること (3時間) |
7 |
児童福祉における家族支援に関する事例検討(課題研究) 担当者:鏡直子
【事前学習】子育てに伴う家族のストレスとその要因について考えること (2時間) 【事後学習】家族支援の基本的なスタンスについてまとめること (2時間) |
8 |
児童福祉に関する事例検討と到達度の確認(課題研究) 担当者:鏡直子
【事前学習】これまでの資料を読み返しておくこと (3時間) 【事後学習】他職種連携の意義についてまとめること (1時間) |
9 |
障害者福祉における制度と支援(オンデマンド授業) 担当者:内藤佳津雄
【事前学習】合理的配慮について調べること (1時間) 【事後学習】障害者総合支援法についてまとめること (3時間) |
10 |
高齢者福祉における制度と支援(オンデマンド授業) 担当者:内藤佳津雄
【事前学習】地域包括支援センターについて調べること (1時間) 【事後学習】介護保険による介護サービスについてまとめること (3時間) |
11 |
認知症の理解と支援(1)アセスメント・心理的理解(オンデマンド授業) 担当者:内藤佳津雄
【事前学習】長谷川式認知症スケール(HDS―R)について調べてくること (1時間) 【事後学習】認知症の中核症状と周辺症状についてまとめること (3時間) |
12 |
認知症の理解と支援(2)心理的支援に関する事例検討(オンデマンド授業) 担当者:内藤佳津雄
【事前学習】前回配布した事例について自分の意見を考えてくること (2時間) 【事後学習】事例検討の結果を振り返り認知症の人への心理的支援についてまとめること (2時間) |
13 |
高齢者虐待とその支援(オンデマンド授業) 担当者:内藤佳津雄
【事前学習】高齢者虐待防止法について調べてくること (2時間) 【事後学習】事例検討の結果を振り返り高齢者虐待への心理的支援についてまとめること (2時間) |
14 |
高齢者福祉における家族支援に関する事例検討 (オンデマンド授業) 担当者:内藤佳津雄
【事前学習】8050問題について調べてくること (2時間) 【事後学習】事例検討の結果を振り返り、家族支援の基本的な方法についてまとめること (2時間) |
15 |
高齢者福祉に関する事例検討と到達度の確認(課題研究) 担当者:内藤佳津雄
【事前学習】これまでの資料を読み返しておくこと (3時間) 【事後学習】事例検討の結果を振り返り、心理的支援の課題をまとめること (1時間) |
その他 | |
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教科書 | 片岡玲子・米田弘枝(編) 野島一彦(監) 『福祉分野 理論と支援の展開 (公認心理師分野別テキスト2)』 創元社 2019年 |
参考書 | 使用しない |
成績評価の方法及び基準 | レポート:8回と15回にレポート課題を出題する(2回×11点)(22%)、授業内テスト:毎回の授業内課題について評価する(13回×6点)(78%) |
オフィスアワー | Blackboard上で質問を受け付け、回答する。 |