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平成30年度以降入学者 | 人体の構造と機能及び疾病 | ||||
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教員名 | 城内博 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 心理学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択 |
授業の形態 | 主としてBlackboardを用いたオンデマンド型授業(スライド資料配信) Blackboard ID: 20202753 |
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授業概要 | 人体の構造・機能および疾病の原因は、人類の進化の過程そのものにあるといえる。また疾病の原因は個々人のライフスタイルにも大きく関わっている。そして現在、障がい者や病気になった人の支援が社会的に非常に重要になっている。本講義ではこれらについて学び、疾病の予防や障がい者等の支援について深く理解できるようになることを目的とする。 担当教員は工学及び医学を学び、産業医学、人間工学を専門として厚生労働省の研究所及び日本大学理工学部に勤務してきた。幅広い視点で情報提供及び議論をしたいと考えている。 |
授業のねらい・到達目標 | 【公認心理師コース科目(受験資格取得に必要な科目)】 人体の構造や機能を学び、疾病予防や障がい者支援の基本を理解する。 この科目は文理学部(学士(心理学))のディプロマポリシーDP3,DP4及びカリキュラムポリシーCP3,CP4に対応しています。 既存の知識にとらわれることなく,物事を科学的根拠に基づいて,論理的・批判的に考察し,説明することができる。(A-3-3) 資料や事象を注意深く観察し,問題点を発見し,解決策を検討することができる。(A-4-3) |
授業の方法 | 課題の提出方法、フィードバック方法等については、授業開始時に提示する。 スライドによる学習および小課題への回答。 |
履修条件 | 公認心理師コース受講許可(2年次)を得ている者のみ受講可 |
授業計画 | |
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1 |
オリエンテーション 本講義の目的、概要について説明する。 【事前学習】シラバス内容を確認の上,参考書等について調べる。 (2時間) 【事後学習】本講義の目的と概要について理解を深めた上,参考書等を読む。 (2時間) |
2 |
人の進化の歴史(1) 人体には地球の歴史が刻まれている。人は他の生物からどのように進化して現在のように高度な能力を持つに至ったかについて学ぶ。 【事前学習】人の機能の進化について考える。 (2時間) 【事後学習】微生物から動物の進化について整理する。 (2時間) |
3 |
人の進化の歴史(2) 人体には地球の歴史が刻まれている。人は他の生物からどのように進化して現在のように高度な能力を持つに至ったかについて学ぶ。 【事前学習】人の脳の進化について調べる。 (2時間) 【事後学習】人体の進化を整理する。 (2時間) |
4 |
農業革命と産業革命がもたらした病気 農業革命と産業革命は人の暮らしを豊かに、また近代的にしたが、それは現代の病気につながる革命でもあった。 【事前学習】自分の将来の職業およびライフスタイルについて考える。 (2時間) 【事後学習】職業と病気の関係について整理する。 (2時間) |
5 |
感染症(1) 感染症の種類と症状、さらに予防について学ぶ。 【事前学習】新型コロナウィルス感染症について調べる。 (2時間) 【事後学習】身近な感染症について整理する。 (2時間) |
6 |
感染症(2) 感染症の種類と症状、さらに予防について学ぶ。 【事前学習】身近な感染症対策について調べる。 (2時間) 【事後学習】感染症対策の法律について整理する。 (2時間) |
7 |
免疫系の構造と機能及び疾病 外敵から自己を守る免疫系について、さらに自己を攻撃する自己免疫疾患について学ぶ。 【事前学習】参考書等で免疫系の器官と構造について調べる。 (2時間) 【事後学習】アレルギー、自己免疫疾患について整理する。 (2時間) |
8 |
筋・骨格系の構造と機能及び疾病 運動や姿勢さらに体温を維持するために進化した骨格や筋肉の構造と機能、さらに関連疾病について学ぶ。 【事前学習】参考書等で筋・骨格系の構造と機能について調べる。 (2時間) 【事後学習】筋骨格系の病気について整理する。 (2時間) |
9 |
循環器系、呼吸器系の構造と機能及び疾病 体の隅々に酸素や栄養を運ぶ循環器系及びガス交換を行う呼吸器系の構造と機能、さらに関連疾病について学ぶ。 【事前学習】参考書等で循環器系、呼吸器系の構造と機能について調べる。 (2時間) 【事後学習】循環器系、呼吸器系の疾病について整理する。 (2時間) |
10 |
皮膚の構造と機能及び疾病 外環境と接しさまざまな情報を脳に送っている皮膚の構造と機能、さらに関連疾病について学ぶ。 【事前学習】参考書等で皮膚の構造と機能について調べる。 (2時間) 【事後学習】特に熱中症の症状と緊急時対応について整理する。 (2時間) |
11 |
視覚器・聴覚器の構造と機能及び疾病 感覚器系、特に視覚器及び聴覚器の構造と機能、さらに関連疾病について学ぶ。 【事前学習】参考書等で眼、耳の構造について調べる。 (2時間) 【事後学習】屈折異常と騒音性難聴について整理する。 (2時間) |
12 |
脳・神経系の構造と機能 人が他の生物と最も大きな違いを示す脳・神経系の構造と機能について学ぶ。 【事前学習】参考書等で人の脳の発達について調べる。 (2時間) 【事後学習】脳の構造と機能について整理する。 (2時間) |
13 |
うつ病・過労死 多くの日本人の自殺や離職の原因となっているうつ病及び長時間労働が原因で起きる過労死の原因について、それらの背景と対策について学ぶ。 【事前学習】労働災害としてのうつ病、過労死について調べる。 (2時間) 【事後学習】労働時間の変遷について整理する。 (2時間) |
14 |
がん 日本人の5割が罹患し、死因の3割を占めている「がん」の原因及び予防について学ぶ。 【事前学習】参考書等でがんについて調べる。 (2時間) 【事後学習】特に女性は乳がん、男性は前立腺がんについて整理する。 (2時間) |
15 |
難病及び就労者支援 難病および就労者支援について学び、心理学を学ぶものとしてどのような支援ができるか議論する。 【事前学習】難病、障害とは何か、について調べる。 (2時間) 【事後学習】就労者支援の法令について整理する。 (2時間) |
その他 | |
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教科書 | なし |
参考書 | 竹内修二 『プロが教える人体のすべてがわかる本』 ナツメ社 1912年 第1版 坂井建雄、橋本尚詩 『ぜんぶわかる人体解剖図』 成美堂出版社 2010年 第1版 野溝明子 『セラピストなら知っておきたい解剖生理学』 秀和システム 2011年 第1版 人体の構造(解剖学)、機能(生理学)については多くの書籍が出版されている。 学生本人が気に入ったものを購入することを薦める。 上記3冊は内容的にも十分で、使いやすいと思われるものである。 |
成績評価の方法及び基準 | 小課題15回(100%) ・小課題(15回)の点数を積算して評価する。 ・期限内に提出されない課題は採点しない。 ・60点以上を合格とする。 |
オフィスアワー | 授業終了時 |