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平成30年度以降入学者 | 社会心理学実験・実習 | ||||
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平成29年度以前入学者 | 社会心理学実験・実習1 | ||||
教員名 | 岡隆 | ||||
単位数 | 1 | 学年 | 3 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 心理学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業の形態 | 当面の間,オンデマンド型の遠隔授業を中心にし,実習の進捗状況に応じて,オンライン授業と課題研究を行います.なお,オンラインで実施する実習を補うために,対面での実習が可能になれば,予定を変更して,対面での実習を追加して行います. |
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授業概要 | 社会心理学の古典的な実験や調査のいくつかを,自らが実験者・調査者となるだけでなく,被験者・回答者となって体験し,分析し,報告書にまとめます. |
授業のねらい・到達目標 | 社会心理学で用いられる主要な研究方法のうち,主に実験法と調査法に焦点をあてて,それらを実際に体験することを通して,その論理を説明するとともに,実際に実施することができる能力を身につけます.具体的には,次の研究領域で実施された典型的な社会心理学実験・調査のいくつかを追試します.研究領域は,社会的認知(対人知覚,帰属過程,社会的推論・判断),態度と態度変化(斉合化傾向,説得的コミュニケーション),社会的影響(対人影響過程,集団の影響)です.履修者は,このうち3つの課題を体験することを通して,当該研究領域に関する知識と,当該研究領域に関する研究方法を駆使して,実際に研究を行うための初歩的な知識,技術,能力,態度を身につけます. この科目は文理学部(学士(心理学))のディプロマポリシーDP1及びカリキュラムポリシーCP7,CP9に対応しています. なお,新カリキュラム(令和2年度以降の入学者)では,この科目は文理学部(学士(心理学))のディプロマポリシーDP5,DP6及びカリキュラムポリシーCP5,CP6に対応しています. ・心理学に解決が託された課題に取り組むために,必要な情報を収集し,それを分析して,その課題を明確にすることができる(A-5-3). ・他者の意見を聴き取って,自分と異なる価値観を理解・尊重した上で,自分の考えを伝えることができる(A-6-3). |
授業の方法 | 当面の間,Blackboardを利使用した,オンデマンド授業と課題研究を行います.受講者は毎回出席し,実験材料の作成・準備から,実験の実施,実験データの分析を行い,それらを報告会で報告し議論するとともに,レポートにまとめ提出します.提出されたレポートは,添削し,講評します. この授業は,1.5時限で15回ですので45時間と換算され,単位は1ですので,事前・事後学習は義務ではありません.しかし,授業時間内でレポートを仕上げることは,ほとんどの受講者にとっては困難ですので,授業時間外にも学習が必要になります. 受講者数によって,実験や調査に必要な機材不足のために,1回の授業では研究が実施できないことがあります.また,機材が故障などの事故により予定通りに進まないことがあります.そのために,予備日を設けていますが,研究が順調に進む場合には,予備日には講義・演習を行います. 課題の提出方法、フィードバック方法等については、授業開始時に提示します. |
授業計画 | |
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1 | 社会心理学実験・調査1を実施します.研究の内容が事前に明らかになると,研究結果に影響が及びますので,このシラバスでは,研究の具体的に内容については説明しません. |
2 | 社会心理学実験・調査1を分析します.同上の理由で内容については説明をしません. |
3 | 社会心理学実験・調査1の分析を続けるとともに,レポートの書き方について講義します. |
4 | 社会心理学実験・調査1について報告会を行い,レポートを提出し,添削・講評を受けます. |
5 | 社会心理学実験・調査1の予備日とします.予備日として使わない場合は,研究法について演習・講義を行います. |
6 | 社会心理学実験・調査2を実施します.研究の内容が事前に明らかになると,研究結果に影響が及びますので,このシラバスでは,研究の具体的に内容については説明しません. |
7 | 社会心理学実験・調査2を分析します.同上の理由で内容については説明をしません. |
8 | 社会心理学実験・調査2の分析を続けます. |
9 | 社会心理学実験・調査2について報告会を行い,レポートを提出し,添削・講評を受けます. |
10 | 社会心理学実験・調査2の予備日とします.予備日として使わない場合は,研究法について演習・講義を行います. |
11 | 社会心理学実験・調査3を実施します.研究の内容が事前に明らかになると,研究結果に影響が及びますので,このシラバスでは,研究の具体的に内容については説明しません. |
12 | 社会心理学実験・調査3を分析します.同上の理由で内容については説明をしません. |
13 | 社会心理学実験・調査3の分析を続けます. |
14 | 社会心理学実験・調査3について報告会を行い,レポートを提出し,添削・講評を受けます. |
15 | 社会心理学実験・調査3の予備日とします.予備日として使わない場合は,研究法について演習・講義を行います. |
その他 | |
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教科書 | なし |
参考書 | 高野陽太郎・岡隆 『心理学研究法 心を見つめる科学のまなざし 補訂版』 有斐閣 2004年 岡隆 『心理学研究法 5 社会』 誠信書房 2012年 古畑和孝・岡隆 『社会心理学小辞典 増補版』 有斐閣 2002年 |
成績評価の方法及び基準 | レポート:3通のレポート,それぞれ30点満点(90%)、授業参画度:報告会でのディスカッションの内容(10%) |
オフィスアワー | 水曜日12:30-13:00 研究室306 なお,当面の間,原則,メールによるものとします. |