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平成28年度以降入学者 | 心理学ゼミ1・心理学ゼミ3 | ||||
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平成27年度以前入学者 | 心理学研究3・心理学特研1 | ||||
教員名 | 河野千佳 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 3・4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 心理学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 必修 |
授業の形態 | オンライン型の遠隔授業(9回)と課題研究(6回)を組み合わせる。 |
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授業概要 | 心理学的な方法論を現実的なテーマに即して応用していく一つの方法として、まずは自身の振り返り作業を行う。そのためには青年期の発達課題である自我同一性の確立にむけて、自分自身について考える。 さらに心理検査について学び、種類や歴史的背景とその成り立ち、理論と目的、実施方法、結果の出し方および解釈の仕方を実践的に学習する。 |
授業のねらい・到達目標 | さまざまな側面から将来の自己像をイメージし、それを視覚化する作業を通して、自分自身について具体的に考えることができる。 心理検査について調べ、実際に実施できるレベルまで理解と技術を高めることができる。 これまで自身の行動について振り返り、集団活動をよりよくしていくためにはどのようにしたらよいか考えて実践することができる。 この科目は文理学部(学士(心理学))のディプロマポリシーDP6,DP7,DP8及びカリキュラムポリシーCP6,CP7,CP8に対応している。 ・他者の意見を聴き取ることができる(A-6-1)。 ・集団の中で、他者と連携できる(A-7-1)。 ・自己を振り返ることができる(A-8-1)。 ・他者の意見を聴き取って、自分と異なる価値観を理解・尊重した上で、自分の考えを伝えることができる(A-6-3)。 ・集団の中で、他者と連携しながら、リーダーシップを発揮して、協働者の力を引き出すことができる(A-7-3)。 ・自己を振り返り、自らの資質について、心理学を生かしながら理解することができる(A-8-3)。 |
授業の方法 | オンライン授業では、毎回、課題が出され、これをもとに授業において全員でディスカッションする形で進める。 自分自身を振り返ることによって、これまでの自己像から将来の自己像へと目を向けることができるようになり、それを視覚化し、またゼミのメンバーの中で発表し、共有することによって、自身の認知や思考の癖を知ることができるようにする。 また、後期の心理学ゼミに向けて、実際の心理検査について学ぶので、検査の取り扱いも含めて真摯に取り組むこと。 資料作成や文献検索などは前もって準備し、授業に臨むこと。 課題の提出方法,フィードバック方法等については,授業開始時に提示する。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス(授業のテーマや到達目標及び授業の方法について説明する)・自己紹介(A-6-1、A-6-3)(オンライン授業)
【事前学習】各自、興味関心のあるテーマを含めた自己紹介について考える。 (2時間) 【事後学習】授業の進め方について理解する。ゼミのメンバーに対して関心を持ち、プレゼンテーションについて理解する。 (2時間) |
2 |
自己分析を行う (A-8-1)(オンライン授業) 自己分析にはどのようなことが必要か 自身のこれまでの人生の振り返りを行う 【事前学習】人生の振り返りをしてみる。 (2時間) 【事後学習】100項目リストを作成する。 (2時間) |
3 |
自己分析を行う(A-8-1)(課題研究) 100項目リストを作成する 【事前学習】自己分析に何が必要かについて調べる。 (2時間) 【事後学習】自分のことについて周辺の他者にインタビュー調査し分析する (2時間) |
4 |
自己開示・プレゼンテーションする(A-6-3,A-7-3)(オンライン授業) ゼミメンバーに向けて、自己分析の結果を発表する。 将来展望につなげる。 【事前学習】プレゼンテーションの方法を考える。 (2時間) 【事後学習】他のメンバーの発表をみて、有効な方法についてまとめておく。 (2時間) |
5 |
将来展望について(A-8-1)(オンライン授業) ライフリングを作成するための項目をできるだけ多く準備する。 【事前学習】ライフリングについてその領域を理解しておく。 (1時間) 【事後学習】大学卒業5年後までの自身の姿について具体的にイメージし、それを視覚化できる資料を集めておく。 (2時間) |
6 |
将来展望について(A-8-1)(課題研究) ライフリングを仕上げる 【事前学習】ライフリングの8領域について数多くの項目を挙げておく。 (2時間) 【事後学習】ドリームマップ作製に必要な視覚化できる資料を集めておく。 (2時間) |
7 |
コラージュ体験(A-8-3)(オンライン授業) ライフリングから、ドリームマップを作成する 【事前学習】模造紙を準備し、ドリームマップ作製に必要な視覚化できる資料を集めておく。 (2時間) 【事後学習】模造紙にコラージュしていく。 (2時間) |
8 |
コラージュ体験(A-8-3)(課題研究) ライフリングから、ドリームマップを作成し仕上げる 【事前学習】コラージュを仕上げるため、作業を行う。 (3時間) 【事後学習】仕上げる。 (2時間) |
9 |
自己開示・プレゼンテーションする(A-6-3,A-7-3)(オンライン授業) 仕上げたドリームマップについて発表しあう 【事前学習】効果的なプレゼンテーションの方法を考える。 (2時間) 【事後学習】コラージュ療法の効果について考える。 (2時間) |
10 |
ここまでの振り返りを行う(A-8-1)(課題研究)
【事前学習】将来像に向けた行動について考える。 (2時間) 【事後学習】今できること、やるべきことを具体化する。 (2時間) |
11 |
心理検査の目的・種類・分類について学ぶ(課題研究)
【事前学習】心理検査の目的・種類・分類について調べる (2時間) 【事後学習】これまでに体験してきた心理検査について整理する。 (2時間) |
12 |
後期に実施する心理検査について情報を共有し理解する(A-6-1)(オンライン授業)
【事前学習】心理検査の種類について理解し、プレゼンテーションを考える。 (2時間) 【事後学習】ディスカッションの内容について整理する。 (2時間) |
13 |
後期に実施する心理検査について目的に合った候補を挙げる(A-6-3)(オンライン授業)
【事前学習】後期ゼミで取り上げる実施可能な検査の候補について調べる (2時間) 【事後学習】ゼミ内で話し合ったことを整理する (2時間) |
14 |
後期に実施する心理検査を決める(A-6-1,A-6-3)。(オンライン授業)
【事前学習】後期ゼミで取り上げる検査について候補を絞る。 (2時間) 【事後学習】後期に向けた段取りを考える。 (2時間) |
15 |
これまでの復習・解説を行い授業の理解を深める(A-8-1,A-8-3)(課題研究)
【事前学習】ゼミでの役割と貢献度について振り返る。 (2時間) 【事後学習】提示された心理学ゼミ2・4への課題について取り組む。 (2時間) |
その他 | |
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教科書 | なし |
参考書 | 授業の中で適宜紹介する |
成績評価の方法及び基準 | 授業参画度:授業参画度は各回のディスカッションや発表、レジュメの作成、役割の遂行等によって評価する。(100%) |
オフィスアワー | Blackboardを通しての質問については、一人の質問はみんなの質問として授業内で扱っていくようにする |
備考 | シラバスの内容は学生の学修状況を考慮して変更することがある。 |