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心理学研究

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平成30年度以前入学者 心理学研究
平成29年度以前入学者 心理学研究2
教員名 岡隆
単位数    2 学年    2 開講区分 文理学部
科目群 心理学科
学期 後期 履修区分 必修
授業の形態 同時双方向型授業(Zoom)を中心に行い,各グループの研究の進捗状況に応じて,適宜,課題研究を行います.
Blackboard ID: 20202633
授業概要 英語で書かれた心理学の入門書を講読します.心理学ワールドの標準語は今は英語です。最も新しい心理学の知見にいち早く触れるには,英語の文献を読む力が必要となります.この授業では,欧米の多くの大学で使用されている心理学入門のテキストを購読します.
授業のねらい・到達目標 心理学の英語文献を読解するための基礎的な力が身につきます.心理学の知識が身につくとともに,心理学の英語の専門用語についての知識が身につきます.一般的な英語の読解力,また,その読解に基づく表現力が身につきます.
この科目は文理学部(学士(心理学))のディプロマポリシーDP1及びカリキュラムポリシーCP7,CP9に対応しています.
なお,新カリキュラム(令和2年度以降の入学者)では,この科目は文理学部(学士(心理学))のディプロマポリシーDP5,DP6及びカリキュラムポリシーCP5,CP6に対応しています.
・新しい課題に取り組む意識を持ち,そのために必要な情報を収集することができる(A-5-2).
・他者の意見を聴き取って,自分と異なる価値観を理解・尊重することができる(A-6-2).
授業の方法 Blackboardを利用しつつ,Zoomによる同時双方向授業を行います.学生は教員の指導のもとに,グループごとにテキストの指定された章を読み,その内容を適切な日本語で表現し討論します.学生は,事前にテキストを熟読し専門用語を確認する等,十分に準備して参加します.また,授業後には専門用語やテキストの内容を復習します。
この授業で扱う章は以下です.この授業の事前・事後学習は,各2時間程度の学習を目安とします.

Chapter 16 Social thinking and social influence
Chapter 17 Prosocial and antisocial behavior

課題の提出方法、フィードバック方法等については、授業開始時に提示します.
履修条件 平成29年度以前入学者が「心理学研究2」を履修する際には心理学科事務室に相談の上,指定されたクラスを履修すること。
授業計画
1 ガイダンスを行います.グループ割り振りを行います.この章で扱う内容について,Chapter 16とChapter 17のGateway themeを購読しながら,問題意識を確認し,全体のオリエンテーションを行います.
【事前学習】テキストChapter 16とChapter 17のGateway Themeを読み,問題意識を確認し,Gateway Questionsについて考えます. (2時間)
【事後学習】テキストChapter 16とChapter 17のGateway Themeを文章にまとめます. (2時間)
2 Humans in a social context:Mind your MannersでSocial rolesとGroup structure, cohesion, and normsについて,担当者が報告し,全体で議論します.
【事前学習】上記該当箇所について,専門用語を調べて,書かれてある内容について要約を作成します. (2時間)
【事後学習】上記該当箇所について,報告者の報告内容を批判的に検討し,朱を入れます. (2時間)
3 Social cognition:Behind our masksでSocial comparison, Attribution theory, Actor and observerについて,担当者が報告し,全体で議論します.
【事前学習】上記該当箇所について,専門用語を調べて,書かれてある内容について要約を作成します. (2時間)
【事後学習】上記該当箇所について,報告者の報告内容を批判的に検討し,朱を入れます. (2時間)
4 Attitudes; Belief+Emotion+ActionでForming attitudes, Attitudes and behavior, Attitude measurementについて,担当者が報告し,全体で議論します.
【事前学習】上記該当箇所について,専門用語を調べて,書かれてある内容について要約を作成します. (2時間)
【事後学習】上記該当箇所について,報告者の報告内容を批判的に検討し,朱を入れます. (2時間)
5 Attitude change: Why the seekers went publicでpersuasion, Cognitive dissonance theoryについて,担当者が報告し,全体で議論します.
【事前学習】上記該当箇所について,専門用語を調べて,書かれてある内容について要約を作成します. (2時間)
【事後学習】上記該当箇所について,報告者の報告内容を批判的に検討し,朱を入れます. (2時間)
6 Social influence:Follow the leaderとMere presence: Just because you are thereでSocial facilitation and loafing, Personal space, Spatial normsについて,担当者が報告し,全体で議論します.
【事前学習】上記該当箇所について,専門用語を調べて,書かれてある内容について要約を作成します. (2時間)
【事後学習】上記該当箇所について,報告者の報告内容を批判的に検討し,朱を入れます. (2時間)
7 Conformity: Don't stand outでThe Asch experiment, Group factors in conformityについて,担当者が報告し,全体で議論します.
【事前学習】上記該当箇所について,専門用語を調べて,書かれてある内容について要約を作成します. (2時間)
【事後学習】上記該当箇所について,報告者の報告内容を批判的に検討し,朱を入れます. (2時間)
8 Compliance: A foot in the doorでThe foot-in-the-door effect, The door-in-the-face, The lowball techniqueについて,担当者が報告し,全体で議論します.
【事前学習】上記該当箇所について,専門用語を調べて,書かれてある内容について要約を作成します. (2時間)
【事後学習】上記該当箇所について,報告者の報告内容を批判的に検討し,朱を入れます. (2時間)
9 Obedience: Would you electrocute a stranger?でMilgram's obedience studies, Milgram's follow-upについて,担当者が報告し,全体で議論します.
【事前学習】上記該当箇所について,専門用語を調べて,書かれてある内容について要約を作成します. (2時間)
【事後学習】上記該当箇所について,報告者の報告内容を批判的に検討し,朱を入れます. (2時間)
10 Coercion: Brainwashing and cultsでBrainwashing, Cultsについて,担当者が報告し,全体で議論します.
【事前学習】上記該当箇所について,専門用語を調べて,書かれてある内容について要約を作成します. (2時間)
【事後学習】上記該当箇所について,報告者の報告内容を批判的に検討し,朱を入れます. (2時間)
11 Asseriveness: Standup for your rightsでPracticing assertivenessについて,担当者が報告し,全体で議論します.
【事前学習】上記該当箇所について,専門用語を調べて,書かれてある内容について要約を作成します. (2時間)
【事後学習】上記該当箇所について,報告者の報告内容を批判的に検討し,朱を入れます. (2時間)
12 Helping strangers: The ultimate kindnessでBystander intervention, Who will help whom?について,担当者が報告し,全体で議論します.
【事前学習】上記該当箇所について,専門用語を調べて,書かれてある内容について要約を作成します. (2時間)
【事後学習】上記該当箇所について,報告者の報告内容を批判的に検討し,朱を入れます. (2時間)
13 Antisocial behavior: The world's most dangerous animalでBiology, Frustration,Social learning, Preventing aggressionについて,担当者が報告し,全体で議論します.
【事前学習】上記該当箇所について,専門用語を調べて,書かれてある内容について要約を作成します. (2時間)
【事後学習】上記該当箇所について,報告者の報告内容を批判的に検討し,朱を入れます. (2時間)
14 Prejudice: Attitudes that injureでForms of prejudice, Becoming prejudiced,The prejudiced personality, Authoritarian personalityについて,担当者が報告し,全体で議論します.
【事前学習】上記該当箇所について,専門用語を調べて,書かれてある内容について要約を作成します. (2時間)
【事後学習】上記該当箇所について,報告者の報告内容を批判的に検討し,朱を入れます. (2時間)
15 Intergroup conflict: The roots of prejudiceでExperiments in prejudice,Combatting prejudiceについて,担当者が報告し,全体で議論します.
【事前学習】上記該当箇所について,専門用語を調べて,書かれてある内容について要約を作成します. (2時間)
【事後学習】上記該当箇所について,報告者の報告内容を批判的に検討し,朱を入れます. (2時間)
その他
教科書 Dennis Coon and John O. Mitterer, Introduction to Psychology: Gateways to Mind and Behavor, Cengage Learning, 2016, 14 edition
参考書 なし
成績評価の方法及び基準 レポート:担当した報告の内容と毎回提出するレポートの内容(70%)、授業参画度:ディスカッションへの参加(30%)
オフィスアワー 水曜日 12:30-13:00
研究室306
なお,当面の間,原則,メールによるものとします.

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