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令和元年度以前入学者 | スポーツ方法論(体操) | ||||
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教員名 | 水島 宏一 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 3 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 体育学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業の形態 | 課題研究(Blackboardを通じた学習資料配信) |
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授業概要 | 学校体育の運動領域のひとつである「器械運動」で取り扱われる内容の「マット運動」,「跳び箱運動」,「鉄棒運動」を学習種目として取り上げ,効果的な授業展開や練習方法,指導方法,評価方法を学び,学習者全員でその情報を共有する。具体的な内容は,下記の授業計画に示すとおりである。 また,体操競技のコーチライセンスを有し,文部科学省のデジタル教材作成委員や学習指導要領解説(小学校 体育編 平成29年)の執筆,器械運動アプリ(デジタル体育)作成,スポーツ庁主催の研修会講師など,器械運動にかかわる実務経験を活かして授業を実施する。 |
授業のねらい・到達目標 | <授業のねらい> 小学校,中学校,高等学校で学習する技に関して,練習方法や指導方法,評価方法の習得を目指す。学習手順は配信された学習資料をもとに学習をすすめ,授業毎にリアクションペーパや課題などを行い提出する。 <到達目標> この科目は文理学部(学士(体育学)のDP及びCP1,3,6,7に対応しています。 ・経験や学修から得られた豊かな知識と教養に基づいて,自己の倫理観を倫理的な課題に適用することができる。(A-1-3) ・仮説に基づく課題や問題を提示し,客観的な情報を基に,論理的・批判的に考察できる。(A-3-3) ・さまざまな人々とのコミュニケーションを通じて相互の意思伝達を自由かつ確実に行い,他者との良好な関係を確立することができる。(A-6-3) ・集団の活動において,より良い成果を上げるために,指導者として他者と協働し,作業を行うことができる。(A-7-3) |
授業の方法 | Blackboardを通じた学習資料配信をもとに実施する。 参考書のひとつである学習指導要領や学習指導要領解説を熟読し,器械運動の基本的な知識を学習する。また,文部科学省HPに掲載されている授業映像を視聴し,授業の展開の仕方や展開するために必要な資料である単元計画や指導案を考え作成する。 |
履修条件 | スポーツ実習(器械運動)を履修・修得していること。 |
授業計画 | |
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1 |
学習指導要領改訂について 新学習指導要領・新学習指導要領解説(中・高等学校)を読み「知識及び技能」の「知識」と,「思考力,判断力,表現力」の「表現力」について理解する。 課題 ・リアクションペーパーの提出 【事前学習】『学習指導要領解説』及び『指導と評価の一体化」のための 学習評価に関する参考資料』を熟読する。その時,「知識及び技能」の「知識」と,「思考力,判断力,表現力」の「表現力」に着目して,メモをとりながら読む (1時間) |
2 |
学習指導要領改訂のポイント ① 新学習指導要領・新学習指導要領解説(中・高等学校)を読み「知識及び技能」の「知識」と,「思考力,判断力,表現力」の「表現力」についての改訂ポイントを理解する。 課題 ・マット運動,跳び箱運動,鉄棒運動から1種目選び,ある技を例に挙げて具体的に説明してください。 ・リアクションペーパーの提出 【事前学習】『学習指導要領解説』及び『指導と評価の一体化」のための 学習評価に関する参考資料』を熟読する。その時,「知識及び技能」の「知識」と,「思考力,判断力,表現力」の「表現力」に着目して,メモをとりながら読む (1時間) 【事後学習】提出した課題を見直す。 (1時間) |
3 |
学習指導要領改訂のポイント ① 新学習指導要領・新学習指導要領解説(中・高等学校)を読み「知識及び技能」の「知識」と,「思考力,判断力,表現力」の「表現力」についての改訂ポイントを理解する。 課題 ・マット運動,跳び箱運動,鉄棒運動から1種目選び,ある技を例に挙げて具体的に説明してください。ただし,前時選択した種目以外にすること。 ・リアクションペーパーの提出 【事前学習】『学習指導要領解説』及び『指導と評価の一体化」のための 学習評価に関する参考資料』を熟読する。その時,「知識及び技能」の「知識」と,「思考力,判断力,表現力」の「表現力」に着目して,メモをとりながら読む (1時間) 【事後学習】提出した課題を見直す。 (1時間) |
4 |
評価について ・リアクションペーパーの提出 【事前学習】参考資料として提示した『指導の手引き』及び『指導と評価の一体化」のための 学習評価に関する参考資料』などを熟読する。 (1時間) 【事後学習】評価について,わからない箇所をメモに示す。 (1時間) |
5 |
評価について(「規準」と「基準」の違いについて理解する) 課題 ・「規準」と「基準」の違いについて,器械運動の技を例に挙げて説明せよ。 ・リアクションペーパーの提出 【事前学習】前時の課題をまとめたノートを確認(マット運動) (1時間) 【事後学習】「規準」と「基準」の違いについて,わからない箇所をメモに示す。 (1時間) |
6 |
器械運動系の指導と安全について ・リアクションペーパーの提出 【事前学習】参考資料として提示した『指導の手引き』及び『指導と評価の一体化」のための 学習評価に関する参考資料』を熟読する。 (1時間) 【事後学習】「1.健康」「2.施設・用具」「3.各種目の指導の安全管理」に着目して,メモに示す。 (1時間) |
7 |
器械運動系の指導と安全について-健康,施設・用具に着目- 課題 ・各種目の「1.健康」「2.施設・用具」「3.各種目の指導の安全管理」について,各種目でまとめる。 ・リアクションペーパーの提出 【事前学習】参考資料として提示した『指導の手引き』及び『指導と評価の一体化」のための 学習評価に関する参考資料』を熟読する。 (1時間) 【事後学習】「1.健康」「2.施設・用具」「3.各種目の指導の安全管理」のわからない箇所をメモに示す。 (1時間) |
8 |
授業展開について(マット運動) ・リアクションペーパーの提出 【事前学習】『デジタル教材(固定施設を使った運動遊び)+マット運動(低中高学年)』の4つの動画を視聴する。 (1時間) 【事後学習】授業を視聴して,疑問に感じたことなどをメモに示す。 (1時間) |
9 |
授業展開について(鉄棒運動) ・リアクションペーパーの提出 【事前学習】『デジタル教材:鉄棒運動(低中高学年)』の3つの動画を視聴する。 (1時間) 【事後学習】授業を視聴して,疑問に感じたことなどをメモに示す。 (1時間) |
10 |
授業展開について(跳び箱運動) ・リアクションペーパーの提出 【事前学習】『デジタル教材:跳び箱運動(低中高学年)』の3つの動画を視聴する。 (1時間) 【事後学習】授業を視聴して,疑問に感じたことなどをメモに示す。 (1時間) |
11 |
単元計画の作成(グループ学習) ・リアクションペーパーの提出 【事前学習】文部科学省の参考資料集などで単元計画に必要な情報を収集する。 (1時間) 【事後学習】単元計画についてわからないことをメモに示す。 (1時間) |
12 |
指導案の作成(グループ学習) ・リアクションペーパーの提出 【事前学習】文部科学省の参考資料集などで単元計画に必要な情報を収集する。 (1時間) 【事後学習】指導案についてわからないことをメモに示す。 (1時間) |
13 |
単元計画について 課題 ・単元計画の作成・提出 【事前学習】第11回授業の事後学習のメモを確認して,本授業の準備をする。 (1時間) 【事後学習】提出した課題を見直す。 (1時間) |
14 |
指導案について 課題 ・指導案の作成・提出 【事前学習】第12回授業の事後学習のメモを確認して,本授業の準備をする。 (1時間) 【事後学習】提出した課題を見直す。 (1時間) |
15 |
授業展開の分析 課題 第4回~12回の授業の事後学習でメモに示したことをレポートにまとめる。 【事前学習】第4回~12回の授業の事後学習でメモに示したことを確認して,本授業の準備をする。 (1時間) |
その他 | |
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教科書 | 使用しない |
参考書 | 『小学校学習指導要領及び解説』 文部科学省 『中学校学習指導要領及び解説』 文部科学省 『高等学校学習指導要領及び解説』 文部科学省 文部科学省 学校体育実技指導資料第10集「器械運動指導の手引」 https://www.mext.go.jp/a_menu/sports/jyujitsu/1356152.htm 「指導と評価の一体化」のための 学習評価に関する参考資料 https://www.nier.go.jp/kaihatsu/pdf/hyouka/r020326_pri_taiku.pdf NHK for School https://www.nhk.or.jp/school/ 「はりきり体育ノ介」 |
成績評価の方法及び基準 | レポート:課題提出(第2回,3回,5回,7回)(40%)、授業参画度:リアクションペーパー(第1回~第12回)(30%)、資料作成(第13~15回)(30%) 課題研究(Blackboardを通じた学習資料配信)として授業を実施するので,求められた課題や資料について提出されたものに対して評価する。 |
オフィスアワー | 毎授業週終了後 |