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教育とメディア

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令和元年度以前入学者 教育とメディア
教員名 内海美由紀
単位数    2 学年 2~4 開講区分 文理学部
科目群 教育学科
学期 後期 履修区分 選択
授業の形態 オンデマンド
Blackboard ID:20202330(内海美由紀・後・金3)
授業概要 「先生」でなければ「教育」はできないでしょうか?電車内のベビーカーは「邪魔」でしょうか?子どもからスマホは取り上げられるべきでしょうか?なぜ私たちは、図書館や美術館で「お静かに」を守るのでしょうか?
 私たちは、「何となく」の「常識」のなかで生きています。そこで本授業では、様々な「メディア」の力を借りながら、「何となく」の「常識」を疑い、納得・改善のための検討をしていきたいと思います。
授業のねらい・到達目標 ・メディア・リテラシーの概念を説明できる。(A-2-2)
・自らのメディア・リテラシーを高めることができる。(A-3-3)
・メディア・リテラシー教育の方法を提案することができる。(A-6-4)

この科目は文理学部(学士(教育学))のDP及びCPの2, 3,6に対応しています。
授業の方法 本授業は、講義のほか、ディスカッション、グループ学習、プレゼンテーション、その他の学習方法も適宜取り入れていきます。
 また、スマホやアプリの他、Eテレの番組や映画、漫画なども適宜教材として取り入れます。
履修条件 各授業に積極的に参加できることに加え、最終プレゼンテーションの準備を自身のペースできちんと進めていけること。
授業計画
1 イントロダクション:「常識」を「疑う」意味
【事前学習】自分がこれまで学校などで受けてきた教育についてまとめておく (2時間)
【事後学習】授業内容をまとめておく。 (2時間)
2 電車内のベビーカーは「邪魔」なのか?:「バリアフリー」の問い直し
【事前学習】電車内のベビーカーについての問題を調べておく。 (2時間)
【事後学習】最寄り駅~大学までのベビーカー利用時のルートを調べてみる。 (2時間)
3 手段としてのメディア①「先生」を疑う:「スマホ」が先生になる時代
【事前学習】「教材」にならないものはあるのか考える。 (2時間)
【事後学習】自身が教員になった際に使いたい教材をシミュレートする。 (2時間)
4 手段としてのメディア②「NARUTO」に見る知識の活用と暗記
【事前学習】これまで受けてきた穴埋め問題について思い出しておく。 (2時間)
【事後学習】知識の活用型の試験のあり方を考える。 (2時間)
5 手段としてのメディア③「びじゅチューン」と「デザインあ」
【事前学習】Eテレの番組をチェックしておく。 (2時間)
【事後学習】小さいころから「美術」に親しむことができる環境の意味を考える。 (2時間)
6 統制機能としてのメディア①「国策落語」とディズニー
【事前学習】プロパガンダという言葉を調べておく (2時間)
【事後学習】自身に関わる“刷り込み”がないのか考えてみる。 (2時間)
7 統制機能としてのメディア②「お静かに」の問い直し
【事前学習】子どもの泣き声は「うるさい」か考えてみる。 (2時間)
【事後学習】「新しい鑑賞マナー」を考えてみる。 (2時間)
8 統制機能としてのメディア③「子宮頸がんワクチン」問題はどう論じられてきたのか:「思い込み」とリテラシー
【事前学習】「子宮頸がんワクチン」問題について考えてみる。 (2時間)
【事後学習】自分や大切な人に子宮頸がんワクチンを使用するか考えてみる。 (2時間)
9 これからのメディア①メディアはどう移り変わってきたのか
【事前学習】これまでのメディアを調べておく。 (2時間)
【事後学習】授業内容をまとめておく。 (2時間)
10 これからのメディア②メディアはどう移り変わっていくのか
【事前学習】AIと教育について調べておく (2時間)
【事後学習】メディアの変遷のなかで変わるもの、変わらないものを考える。 (2時間)
11 プレゼンテーション/ 講評①:教育方法について(教科書、アプリ、教材他)
【事前学習】プレゼンテーションのタイトルリストをもとに予習を行う。 (2時間)
【事後学習】プレゼンテーションの内容をまとめる。 (2時間)
12 プレゼンテーション/ 講評②:メディア教育(SNS、アプリ、テレビ番組、他)
【事前学習】プレゼンテーションのタイトルリストをもとに予習を行う。 (2時間)
【事後学習】プレゼンテーションの内容をまとめる。 (2時間)
13 プレゼンテーション/ 講評③:教育実践(授業案、エッセイ、他)
【事前学習】プレゼンテーションのタイトルリストをもとに予習を行う。 (2時間)
【事後学習】プレゼンテーションの内容をまとめる。 (2時間)
14 プレゼンテーション/ 講評④:フリーテーマ(社会問題解決課題の設定、他)
【事前学習】プレゼンテーションのタイトルリストをもとに予習を行う。 (2時間)
【事後学習】プレゼンテーションの内容をまとめる。 (2時間)
15 終わりに:改めて「教育とメディア」を考える
【事前学習】これまで受けてきた授業内容をまとめておく。 (2時間)
【事後学習】自身の興味関心に沿って「メディア」について振り返る。 (2時間)
その他
教科書 使用しない
参考書 小笠原喜康 『議論のウソ (講談社現代新書)』 講談社 2005年
村中璃子 『10万個の子宮』 平凡社 2018年
なし
成績評価の方法及び基準 レポート:学期末レポート(50%)、授業参画度:各授業のコメントシートから評価した参画度(20%)、授業内プレゼンテーション(30%)
テストはおこないません。
オフィスアワー 金曜日9時~17時
また、連絡先は初回授業時に公開いたします。

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