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令和元年度以前入学者 | 比較教育論 | ||||
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教員名 | 間篠剛留 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 教育学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択 |
授業の形態 | オンデマンド授業(PowerPointによるスライド資料配信)[第1~9、15回]と課題研究(Blackboardを通じた学習資料配信)[第10~14回]の組み合わせ |
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授業概要 | 本授業のテーマは、比較教育学の理論、方法及び歴史を概観するとともに、現状と課題について学ぶことである。比較教育学と聞くと、優れた外国の事例を日本に適用することをイメージする人も多いかもしれない。しかしながら、比較教育学は単なる外国の教育紹介から脱却することを課題として発展してきたのであり、単なる輸入にとどまらない。また、外国の教育について学ぶことで、これまで疑いなく受けいれてきた日本の教育について批判的に検討するための視点を獲得することも可能だろう。本授業ではまず、比較教育学の理論、方法及び歴史を概観する。続いて比較教育学のいくつかの代表的な研究成果について学び、理論、方法及び歴史の理解を深める。さらに比較教育学の現代的な課題について学ぶ。 |
授業のねらい・到達目標 | 比較教育学の理論・方法・歴史・現状・課題について基本的な理解を得ることをねらいとする。到達目標は以下のとおりである。 (1)比較教育学という関心のもと、世界で起こっている多様な出来事について総合的に説明できる(A-2) (2)与えられた情報をうのみにせず批判的に検討したうえで、論理的な思考を展開することができる(A-3) この科目は文理学部(学士(教育学))のDP及びCPの2,3に対応しています。 |
授業の方法 | いずれの回も、Blackboardにアップロードされた資料を用いる。 第1回の授業は、PowerPoint資料によるオンデマンド形式で行う。 第2回以降は、前回の事後レポートと当該回の予習レポートを兼ねた小レポートを毎回提出してもらう。締切は毎週土曜日13:00とする。 第2回~第9回の授業は、学生からの予習レポートを踏まえて作成したPowerPoint資料によるオンデマンド形式で行う。 第10回~第14回の授業は、学生からのグループ研究発表資料に対するコメントを行う。 第15回の授業は、これまでの授業全体を踏まえて、総まとめを行う。その後事後レポートを提出してもらう。 なお、毎回小レポートはいくつかを抜粋して授業資料内で共有する。氏名を共有されたくない場合や小レポートの内容自体を共有されたくない場合は、その旨を小レポートに明示すること。 |
授業計画 | |
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1 |
教育における「比較」の意味を考える
【事前学習】比較教育学のイメージについてまとめる (0時間) 【事後学習】小レポート①(締切:5月16日13:00。様式はBlackboardからダウンロードすること) (2時間) |
2 |
比較教育学の歴史と理論
【事前学習】小レポート①(締切:5月16日13:00。様式はBlackboardからダウンロードすること) (2時間) 【事後学習】小レポート②(締切:5月23日13:00。様式はBlackboardからダウンロードすること) (2時間) |
3 |
人間形成の日米比較
【事前学習】小レポート②(締切:5月23日13:00。様式はBlackboardからダウンロードすること) (2時間) 【事後学習】小レポート③(締切:5月30日13:00。様式はBlackboardからダウンロードすること) (2時間) |
4 |
教員の待遇の国際比較
【事前学習】小レポート③(締切:5月30日13:00。様式はBlackboardからダウンロードすること) (2時間) 【事後学習】小レポート④(締切:6月6日13:00。様式はBlackboardからダウンロードすること) (2時間) |
5 |
教員養成の国際比較
【事前学習】小レポート④(締切:6月6日13:00。様式はBlackboardからダウンロードすること) (2時間) 【事後学習】小レポート⑤(締切:6月13日13:00。様式はBlackboardからダウンロードすること) (2時間) |
6 |
国際的な学力調査
【事前学習】小レポート⑤(締切:6月13日13:00。様式はBlackboardからダウンロードすること) (2時間) 【事後学習】小レポート⑥(締切:6月20日13:00。様式はBlackboardからダウンロードすること) (2時間) |
7 |
新自由主義教育改革
【事前学習】小レポート⑥(締切:6月20日13:00。様式はBlackboardからダウンロードすること) (2時間) 【事後学習】小レポート⑦(締切:6月27日13:00。様式はBlackboardからダウンロードすること) (2時間) |
8 |
格差への対応策
【事前学習】小レポート⑦(締切:6月27日13:00。様式はBlackboardからダウンロードすること) (2時間) 【事後学習】小レポート⑧(締切:7月4日13:00。様式はBlackboardからダウンロードすること) (2時間) |
9 |
教科書の国際比較
【事前学習】小レポート⑧(締切:7月4日13:00。様式はBlackboardからダウンロードすること) (2時間) 【事後学習】小レポート⑨(締切:7月11日13:00。様式はBlackboardからダウンロードすること) (2時間) |
10 |
学生によるグループ研究発表1 (本授業では全15回の授業を通して上記の目標達成をねらうが、特にこの回ではA-2に注力する) 【事前学習】小レポート⑨(締切:7月11日13:00。様式はBlackboardからダウンロードすること) (2時間) 【事後学習】小レポート⑩(締切:7月18日13:00。様式はBlackboardからダウンロードすること) (2時間) |
11 |
学生によるグループ研究発表2 (本授業では全15回の授業を通して上記の目標達成をねらうが、特にこの回ではA-2に注力する) 【事前学習】小レポート⑩(締切:7月18日13:00。様式はBlackboardからダウンロードすること) (2時間) 【事後学習】小レポート⑪(締切:7月25日13:00。様式はBlackboardからダウンロードすること) (2時間) |
12 |
学生によるグループ研究発表3 (本授業では全15回の授業を通して上記の目標達成をねらうが、特にこの回ではA-2に注力する) 【事前学習】小レポート⑪(締切:7月25日13:00。様式はBlackboardからダウンロードすること) (2時間) 【事後学習】小レポート⑫(締切:8月1日13:00。様式はBlackboardからダウンロードすること) (2時間) |
13 |
学生によるグループ研究発表4 (本授業では全15回の授業を通して上記の目標達成をねらうが、特にこの回ではA-2に注力する) 【事前学習】小レポート⑫(締切:8月1日13:00。様式はBlackboardからダウンロードすること) (2時間) 【事後学習】小レポート⑬(締切:8月8日13:00。様式はBlackboardからダウンロードすること) (2時間) |
14 |
学生によるグループ研究発表5 (本授業では全15回の授業を通して上記の目標達成をねらうが、特にこの回ではA-3に注力する) 【事前学習】小レポート⑬(締切:8月8日13:00。様式はBlackboardからダウンロードすること) (2時間) 【事後学習】小レポート⑭(締切:8月15日13:00。様式はBlackboardからダウンロードすること) (2時間) |
15 |
比較教育学研究の成果と課題 (本授業では全15回の授業を通して上記の目標達成をねらうが、特にこの回ではA-3に注力する) 【事前学習】小レポート⑭(締切:8月15日13:00。様式はBlackboardからダウンロードすること) (2時間) 【事後学習】小レポート⑮(締切:8月22日13:00。様式はBlackboardからダウンロードすること) (4時間) |
その他 | |
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教科書 | なし。 |
参考書 | 馬越徹 『比較教育学 ―越境のレッスン―』 東信堂 2007年 日本比較教育学会 『比較教育学研究』 東信堂 その他授業中に適宜紹介する。 |
成績評価の方法及び基準 | レポート:小レポート①~⑮(60%)、グループ研究発表(40%) 毎回の小レポート及び授業内テストは、比較教育学に関する理解や批判的思考、論理性、資料活用能力を評価する(A-2,3)。 グループ研究発表では、上記の点(A-2,3)に加え、聞き手を引き込む工夫も評価する。 グループ研究発表は、特定のテーマについての研究成果を紹介し、現状と課題について自分たちの考えを示すというものである。メンバーの人数以上の参考文献を用いてPowerPointの発表資料(スライド10枚程度)を作成し、発表回前日までに間篠宛にメールで提出する。詳細は授業中に説明する。 |
オフィスアワー | メールにて適宜対応する。なお、タイトルは「比較教育学についての質問(●●●、○○○)」とすること(●●●には自分の氏名を、○○○には自分の学生証番号を入れること。 |
備考 | ①学生のグループ発表を組み込んでいるため、履修人数によって授業の計画が変更となる場合がある。その場合には第2回の授業で履修者全体に説明し、合意を得る。 ②グループは、第1回授業後に研究内容について希望を出してもらい、それに基づいて第2回または第3回の授業で決定する。 ③グループ研究発表の準備にあたっては、グループ内でメールアドレスを共有するとともに、グループメンバーが使えるGoogleDrive上の共有フォルダを作成する。これ以外の手段でのやり取りをしたい場合には、各グループ内で相談すること。 ④授業開始までにBlackBoardのコース【20202326 : 2020比較教育論(間篠剛留・前・火2)】に登録し、「連絡事項」を確認しておくこと。 |