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令和2年度入学者 | 教授学習論 | ||||
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令和元年度以前入学者 | 教授学習論 | ||||
教員名 | 黒田友紀 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 1 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 教育学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択 |
授業の形態 | オンデマンド型の遠隔授業8回と、課題研究7回を組み合わせて実施する。 |
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授業概要 | 本授業では、教育方法の理論と歴史、学びや授業、教育評価に関する基本な考え方や、ICTの活用や多様な学習形態を用いる利点を知り、授業をデザインすることができるようになることをねらいとしている。具体的なテーマに沿って、授業・プロジェクトをデザインする方法を知り、自分でデザインする基礎を身につけてもらいたい。 |
授業のねらい・到達目標 | 本授業は、学習者の学びと支援と教師の成長に焦点をあて、以下の6点を到達目標とする。 1)教育方法の歴史、学びや授業、教育評価などの基礎的事項について理解する。 2)学習者が主体となって学びを深めることができるようになるための授業やプロジェクトをデザインすることの重要性を理解する。 3)教材研究の方法や授業の構成を考え、具体的なテーマに沿ってデザインすることができる。 4)教育メディア、ICTの活用について、授業における具体的な活用方法を考え、授業デザインのなかで提案することができる。 5)情報機器を活用して、学習者が調査したり、内容を編集したり、発表したりできるための指導法を理解する。 6)学びの専門家としての教師・支援者の資質や能力や在り方を理解する。 |
授業の方法 | ・受講生は、初回の配布資料をよく読んで、授業の進め方を理解すること。 ・5月11日から8月1日までの授業実施期間に、8回はBlackboardを通してオンデマンド教材を配信する。受講生は、その教材を視聴し、学修を進めること。残りの7回分は課題研究として、Blackboardに提示した授業資料を読み、課題に取り組むこと。 ・受講生は、オンデマンド授業、課題研究とも、設定された〆切日までに、課題や小レポートなどに取り組んで提出すること。 ・フィードバックは、課題提出日以降に行う。方法としては、全体あるいは個別に行う。 ・Blackboardの掲示板機能を通して、質問や議論の機会を提供する。 |
授業計画 | |
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1 |
教授学習論とは何か、自分が受けてきた授業と自分の学びについて振り返る (課題研究)
【事前学習】事前にシラバスを読んで、自分が受けてきた授業について考えておくこと。 (1時間) 【事後学習】配布した資料を読み、課題(小レポート)に取り組み提出すること。 (1時間) |
2 |
授業とは何か、教えると学ぶ (課題研究)
【事前学習】配布資料を読み、授業での教授と学びについてまとめておくこと。 (1時間) 【事後学習】配布した資料を読み、課題(小レポート)に取り組み提出すること。 (3時間) |
3 |
学びの場/授業とはどういった場なのだろうか 授業におけるコミュニケーション (オンデマンド授業)
【事前学習】配布プリント及び教科書を読み、授業とはどんな場で、どんなことが起きているのかをまとめておくこと。 (1時間) 【事後学習】配布した資料を視聴し、課題に取り組み提出すること。 (3時間) |
4 |
教育方法の理論と歴史(1) (課題研究)
【事前学習】テキスト第2章を読み、教育方法の歴史について重要な点をまとめておくこと。 (1時間) 【事後学習】配布した資料を読み、課題(小レポート)に取り組み提出すること。 (3時間) |
5 |
教育方法の理論と歴史(2) (課題研究)
【事前学習】テキスト第3章を読み、これまでの歴史と現在の教育方法について比較してまとめておくこと。 (1時間) 【事後学習】配布した資料を読み、課題(小レポート)に取り組み提出すること。 (3時間) |
6 |
実践から考える①多様な学習形態 (オンデマンド授業)
【事前学習】テキスト第6章を読み、自分が経験してきた学習形態について、その長所と短所を考えておくこと。 (1時間) 【事後学習】配布した資料を視聴し、課題に取り組み提出すること。 (3時間) |
7 |
実践から考える②ICTの活用と教育情報の活用 (オンデマンド授業)
【事前学習】テキスト第7章を読み、ICTを活用した授業について、その長所と短所を考えておくこと。 (1時間) 【事後学習】配布した資料を視聴し、課題に取り組み提出すること。 (3時間) |
8 |
実践から考える③グループワーク・プレゼンテーションを組み込んだ実践 (オンデマンド授業)
【事前学習】自分が経験したグループワーク・プレゼンテーションについて、その特徴を考えておくこと。 (1時間) 【事後学習】配布した資料を視聴し、課題に取り組み提出すること。 (3時間) |
9 |
授業・プロジェクトをデザインする① カリキュラムとは何か (オンデマンド授業)
【事前学習】テキスト第8章や配布した資料を読み、カリキュラムについてまとめておくこと。 (1時間) 【事後学習】配布した資料を視聴し、課題に取り組み提出すること。 (3時間) |
10 |
授業・プロジェクトをデザインする② 授業をデザインする (課題研究)
【事前学習】配布した資料を読み、授業デザインを考えておくこと。 (2時間) 【事後学習】配布した資料を参考に、授業デザインを作成し、提出すること。 (4時間) |
11 |
学びのフィードバックを実践に生かす (オンデマンド授業)
【事前学習】学習者(子ども)の学びを理解するためには、どんな方法があり得るか考えておくこと。 (1時間) 【事後学習】配布した資料を視聴し、課題に取り組んで提出すること。 (3時間) |
12 |
学びの評価とは何か (オンデマンド授業)
【事前学習】配布資料及びテキスト第8章を読み、有効な評価の方法について考えておくこと。 (1時間) 【事後学習】配布した資料を視聴し、課題に取り組んで提出すること。 (3時間) |
13 |
評価を考える(テストの作成) (課題研究)
【事前学習】配布プリント及び教科書を参考に、テストについて考えておくこと。 (1時間) 【事後学習】配布した資料も参考に、テストを作成して、提出すること。 (4時間) |
14 |
「学習者の学びを支える教師」に求められる資質とはどのようなものか (オンデマンド授業)
【事前学習】配布プリント及び教科書第15章を読み、教師の役割と能力について考えておくこと。 (1時間) 【事後学習】配布した資料を視聴し、課題に取り組んで提出すること。 (3時間) |
15 |
最終レポートとまとめ (課題研究)
【事前学習】これまでの内容をまとめておくこと。 (2時間) 【事後学習】最終レポートを提出し、その全体フィードバックをふまえ、学修が不十分だったものについては復習しておくこと。 (1時間) |
その他 | |
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教科書 | 小室弘樹・齋藤智哉 『教育の方法と技術』 ナカニシヤ出版 2019年 第1版 教科書を使用し、その他の資料は、授業で必要な時に配布する。 |
参考書 | 佐藤学 『教育の方法』 左右社 2010年 第1版 授業内で、その都度指示する。 |
成績評価の方法及び基準 | レポート:小レポート、最終レポート(50%)、授業参画度:オンデマンド教材の視聴状況、授業内課題への取り組み(50%) |
オフィスアワー | 質問は、Blackboardで受け付ける。質問に対しては、直接回答する場合や全体に対して行う場合がある。 |
備考 | ・受講者のニーズ・状況に応じてシラバスは変更することがある。 ・Blackboardを利用できない学生は、必ず連絡すること。 |