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教育学基礎論１
| 令和２年度入学者 | 教育学基礎論１ | ||||
|---|---|---|---|---|---|
| 教員名 | 間篠剛留 | ||||
| 単位数 | 2 | 学年 | 1 | 開講区分 | 文理学部 |
| 科目群 | 教育学科 | ||||
| 学期 | 前期 | 履修区分 | 必修 | ||
| 授業の形態 | 課題研究(Blackboardを通じた学習資料配信)と、Blackboard等による学生同士の意見交換 |
|---|---|
| 授業概要 | 教育学を学ぶための基礎を習得する |
| 授業のねらい・到達目標 | この授業では、初年次導入教育として、教育学を体系的に学んでいくための基礎を習得することをめざす。次の項目について十分習得することが期待される。 大学の授業と高校の授業の違い／大学生の生活と学業の関係／ノートの取り方／論述式の試験問題への答え方／レジュメの書き方（形式や工夫）／小論文・レポートの書き方／文献の引用ルールや註の付け方／剽窃や盗用の問題性／図書館の図書利用の仕方／図書館の図書の分類／図書館での端末利用の仕方／日大文理のOPACの利用法 本科目の到達目標は以下のとおりである。 （１）大学で学んでいくための基本的な倫理観が身についている（A1-1） （２）伝えたいことを正確に伝えることができる（A6-1） （３）教育学の文献を他者と協働して読み解くことができる また、担当教員は高校教員向けのアクティブラーニング研修会講師を務めた経験がある。その経験から、アクティブラーニングの具体的方法についても、授業内で解説する この科目は文理学部（学士（教育学））のDP及びCPの1,6に対応しています。 |
| 授業の方法 | ・第1回から第15回まで、受講生が在宅でできる課題を与える。それぞれの課題に取り組み、所定の締め切りまでに提出すること。提出された課題はクラス内で共有し、次の回の議論のもととなる。（「Blackboard」は、日本大学文理学部ポータルサイト（http://portal.educ.chs.nihon-u.ac.jp/）の画面左下にある[e-Learning(Blackboard)]リンクをクリックすることで ログインすることができる。） ・各回の課題のほかに、中間レポートと期末レポートを課す。これらは提出して終わりではなく、他の受講生からのコメントが付される。コメントからも学び、ブラッシュアップしていくこと。 |
| 履修条件 | 同一教員の「教育学基礎論１」(前期)、「教育学基礎論２」(後期)をあわせて履修すること。 |
| 授業計画 | |
|---|---|
| 1 |
Blackboardの使い方、自己紹介、本科目の学び方
【事前学習】授業開始までにBlackBoardのコース【20202268 : 2020教育学基礎論１(間篠剛留・前・木1)】に登録し、「連絡事項」を確認しておくこと。 （0時間） 【事後学習】小レポート①学びとは何か、教育とは何かについての考えをまとめる （2時間） |
| 2 |
学びについて考える（１）大学教育におけるアクティブラーニング
【事前学習】小レポート①の内容を確認する （1時間） 【事後学習】小レポート②指定文献を読み、自分の意見をまとめる （2時間） |
| 3 |
学びについて考える（２）構成主義の学習理論
【事前学習】小レポート②の内容を確認する （1時間） 【事後学習】小レポート③指定文献を読み、要約する （2時間） |
| 4 |
学びについて考える（３）アクティブラーニングと評価の問題
【事前学習】小レポート③の内容を確認する （1時間） 【事後学習】小レポート④指定文献を読み、要約するとともに、大事な個所の抜き書きを行う （2時間） |
| 5 |
学びについて考える（４）教育哲学者の考えるアクティブラーニング
【事前学習】小レポート④の内容を確認する （1時間） 【事後学習】小レポート⑤指定文献を読み、要約するとともに、自分の意見をまとめる （2時間） |
| 6 |
学びについて考える（５）アクティブラーニングまとめ
【事前学習】小レポート⑤の内容を確認する （1時間） 【事後学習】中間レポートの作成 （8時間） |
| 7 |
デモクラシーと教育（１）校則
【事前学習】中間レポートの内容を確認する （1時間） 【事後学習】小レポート⑥校則に関する新聞記事・論文を探し、要約する （2時間） |
| 8 |
デモクラシーと教育（２）シティズンシップ教育
【事前学習】小レポート⑥の内容を確認する （1時間） 【事後学習】小レポート⑦動画を視聴し、自分の意見をまとめる （2時間） |
| 9 |
デモクラシーと教育（３）子どもに対する規制
【事前学習】小レポート⑦の内容を確認する （1時間） 【事後学習】小レポート⑧新聞記事を読み比べ、その特徴をまとめる （2時間） |
| 10 |
デモクラシーと教育（４）総合的な学びと自治
【事前学習】小レポート⑧の内容を確認する （1時間） 【事後学習】小レポート⑨動画を視聴し、ノートをとる （2時間） |
| 11 |
デモクラシーと教育（５）学校で学んでしまうこと
【事前学習】小レポート⑨の内容を確認する （1時間） 【事後学習】小レポート⑩指定文献を読み、小問にこたえる （2時間） |
| 12 |
レポートの作法（１）レポートのアウトライン
【事前学習】小レポート⑩の内容を確認する （1時間） 【事後学習】小レポート⑪レポートのアウトラインを作成し、今後どのような資料を集めればよいかを確認する （2時間） |
| 13 |
レポートの作法（２）ダメレポートの検討
【事前学習】小レポート⑪の内容を確認する （1時間） 【事後学習】小レポート⑫ダメレポートの何がダメか、まとめる （2時間） |
| 14 |
レポートの作法（３）レポートの作成
【事前学習】小レポート⑫の内容を確認する （1時間） 【事後学習】期末レポートを作成する （12時間） |
| 15 |
レポートの作法（４）レポートの相互検討
【事前学習】期末レポートの内容を確認する （1時間） 【事後学習】他者の期末レポートに対してコメントを行う、自分の期末レポートを修正する （3時間） |
| その他 | |
|---|---|
| 教科書 | 特に指定しない。 |
| 参考書 | 慶應義塾大学日吉キャンパス学習相談員 『学生による学生のためのダメレポート脱出法』 慶應義塾大学出版会 2014年 戸田山和久 『新版 論文の教室 （NHKブックス）』 日本放送出版協会 2012年 Wayne C. Booth, Gregory G. Colomb and Joseph M. Williams, The Craft of Research, The University of Chicago Press, 2016, 4 edition ウェイン・C・ブース [ほか] 『リサーチの技法』 ソシム 2018年 ここに挙げたのはレポートの書き方の本です。読むことは必須ではありませんが、いくつかを読み比べてみると、理解が深まります。 |
| 成績評価の方法及び基準 | レポート:中間レポート、期末レポート(50%)、授業参画度:小レポート(50%) 各成績評価方法の観点は以下のとおりである。 ・小レポート：到達目標１・２・３ ・中間レポート、期末レポート：到達目標１・２ |
| オフィスアワー | メールにて適宜質問・相談に応答する。 |
| 備考 | ①初回授業には必ず出席すること ②必修科目であるため、基本的に全回出席し、積極的に参加すること【遅刻欠席が3回に達した場合、履修放棄とみなす。特段の事情がある場合には必ず間篠に報告・相談すること】 ③授業開始（5月14日9:00）までにBlackBoardのコース【20202268 : 2020教育学基礎論１(間篠剛留・前・木1)】に登録し、「連絡事項」を確認しておくこと。 |