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令和元年度以前入学者 | ソーシャルワーク論2 | ||||
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平成28年度以前入学者 | ソーシャルワーク論2 | ||||
教員名 | 久保田純 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2 | 開講区分 |
文理学部
(他学部生相互履修可) |
科目群 | 社会福祉学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択 |
授業の形態 | オンデマンド授業(blackboardを通じて音声付きpowerpoint資料のyoutubeでの配信)(13回)と課題研究(2回)を組み合わせる。 blackboard ID:20202167 |
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授業概要 | ソーシャルワークとは、社会福祉を体現する方法論である。本講義では「ソーシャルワーク論1」を受け、ソーシャルワークにおいて中核的な要素である「人間:環境:時間:空間の交互作用」「援助関係」、ソーシャルワークの展開過程、ソーシャルワークの技術など具体的なソーシャルワーク理論について講義する。またソーシャルワーカー経験をもとに、実際のソーシャルワーク実践現場での事例を参照しながら、展開過程や技術などが理解できる授業を行う。 |
授業のねらい・到達目標 | ソーシャルワークを理解しよりよい実践する上で必要とされる、ソーシャルワークの構造と機能、「人間:環境:時間:空間の交互作用」「援助関係」について理解をして、クライエントが置かれた現状の把握方法や支援の方法について説明することができる。またソーシャルワークの展開過程や、場面に応じた様々な技術について理解をした上で、クライエントに対する支援の姿勢や情報収集の手法を身につける。実際の事例を通してグループでの事例検討を通して、他者の意見の相違の理解や合意形成に至る「連携」の手法についても理解する。 この科目は文理学部(学士(社会福祉学))のディプロマポリシーDP3及びカリキュラムポリシーCP2に対応しています。 |
授業の方法 | ・9月29日から1月19日までの授業実施日(13回)にblackboardを通してオンデマンド教材を配信する。受講生はその教材を視聴して学修すること。 ・視聴する際はテキストと配布資料も参照しながら視聴すること。配布資料は事前にblackboardからプリントアウトして視聴に臨むこと。 ・またオンデマンド教材内で検討事項や事例などを提示し、自主学習の時間を設ける。 ・毎回の視聴ごとに、期日までにリアクションペーパーを作成し提出すること。講義内容に関する質問などはリアクションペーパー内に記載すること。 ・課題研究については、第8回と第15回に実施する。期日までに所定の方法で提出すること。 |
授業計画 | |
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1 |
オリエンテーション 本講義の概要とそのねらい(オンデマンド授業)
【事前学習】「ソーシャルワーク論1」の講義内容を再確認する (2時間) 【事後学習】具体的なソーシャルワーカーの活動に関する記事や書物を読む (2時間) |
2 |
ソーシャルワークの構造と機能(オンデマンド授業)
【事前学習】「構造」「機能」という用語の意味を確認する (2時間) 【事後学習】講義で学んだソーシャルワーカーの役割を整理する (2時間) |
3 |
「人間:環境:時間:空間の交互作用」(オンデマンド授業)
【事前学習】「交互作用」という用語の意味を確認する (2時間) 【事後学習】講義で学んだシステム理論の概要を再確認する (2時間) |
4 |
援助関係とその構造(オンデマンド授業)
【事前学習】身の回りの人との関係性について考えてみる (2時間) 【事後学習】講義で学んだ「専門的援助関係」と「友人関係」の違いを整理する (2時間) |
5 |
ソーシャルワークの展開過程1(展開過程の基盤、ケースの発見〜インテーク)(オンデマンド授業)
【事前学習】過去の講義で学んだソーシャルワークの「構造」について再確認する (2時間) 【事後学習】講義で学んだ「デマンド」と「ニーズ」の違いを整理する (2時間) |
6 |
ソーシャルワークの展開過程2(アセスメント〜プランニング〜インターベンション)(オンデマンド授業)
【事前学習】「アセスメント」という用語の意味を理解する (2時間) 【事後学習】講義で学んだ「援助計画」に必要な要素を再確認する (2時間) |
7 |
ソーシャルワークの展開過程3(モニタリング〜ターミネーション)(オンデマンド授業)
【事前学習】「モニタリング」という用語の意味を確認する (2時間) 【事後学習】講義で学んだ展開過程の循環的プロセスを再確認する (2時間) |
8 |
ソーシャルワーク実践におけるプロセスの意味(課題研究)
【事前学習】ソーシャルワークの展開過程を復習しておく (2時間) 【事後学習】課題研究レポートを提出する (2時間) |
9 |
ケースの発見」「契約」の技術(オンデマンド授業)
【事前学習】「インテーク」という用語の意味を確認する (2時間) 【事後学習】講義で学んだアウトリーチ・契約が重要視される背景を再確認する (2時間) |
10 |
アセスメントの技術(オンデマンド授業)
【事前学習】「アセスメント」という用語の意味を確認する (2時間) 【事後学習】自分のジェノグラムを作成する (2時間) |
11 |
介入の技術(オンデマンド授業)
【事前学習】過去の講義で学んだ「人間:環境:時間:空間の交互作用」を再確認する (2時間) 【事後学習】講義で学んだ「エビデンス」という用語の意味を理解する (2時間) |
12 |
モニタリング・評価の技術(オンデマンド授業)
【事前学習】「モニタリング」という用語の意味を理解する (2時間) 【事後学習】展開過程の循環的プロセスを再確認する (2時間) |
13 |
交渉・記録・面接の技術(オンデマンド授業)
【事前学習】「合意形成」という用語の意味を理解する (2時間) 【事後学習】講義で学んだコミュニケーションスキルについて整理する (2時間) |
14 |
ソーシャルワーク論2のまとめ(オンデマンド授業)
【事前学習】これまでの講義を振り返り自分の疑問点を整理する (2時間) 【事後学習】講義内で提示された講義に関する疑問に対する回答を整理する (2時間) |
15 |
到達度の確認(期末レポートの提出)(課題研究)
【事前学習】これまでの講義を復習して期末レポートを作成する (2時間) 【事後学習】講義全体の振り返りを行う (2時間) |
その他 | |
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教科書 | 社会福祉士養成講座編集委員会編 『相談援助の理論と方法(新・社会福祉士養成講座〔7〕)』 中央法規出版 2015年 第3版 |
参考書 | 稲沢公一 『援助関係論入門ー「人と人の」関係性』 有斐閣 2017年 北川清一・久保美紀編著 『ソーシャルワークへの招待』 ミネルヴァ書房 2017年 |
成績評価の方法及び基準 | レポート:第8回課題研究(25%)と第15回期末レポート(50%)の内容をそれぞれ評価する(75%)、授業参画度:オンデマンド教材の視聴状況とリアクションペーパーの内容を評価する(25%) 5回以上欠席(リアクションペーパー未提出及び課題未提出)がある場合は成績の対象としない。 |
オフィスアワー | リアクションペーパー内の質問に関しては翌週のオンデマンド授業内で回答する |
備考 | シラバスの内容は学生の学修の状況を考慮して変更することがある。 |